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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評・要約】不安が消えない?その正体と対処法を!『不安の哲学』


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

本記事はオススメ本の紹介です!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

 

不安の正体は「無」?!

 

ベストセラー『嫌われる勇気』の著者でアドラー心理学の第一人者である岸見一郎さんの本。

 

人間は様々な不安を抱えて生きていますよね。仕事、人間関係、病気、お金、死。

 

しかし、不安の正体は「無」だと言います。

不安は存在しないとはどういうことなのでしょうか。

 

アドラー心理学をベースに生きる希望を与えてくれます。

それでは早速、中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔不安や心配事が多い
✔人間関係、お金、仕事など身の回りでトラブルを抱えている
✔心がラクになる考え方を探している

 

(約5分で読めます)

 

本書の要点と感想

本

不安とは未知や制御不能なものをコントロールしようとする時に起こる心の動きである。

人生は不確実なもので先のことはわからないので人は常に不安を抱えて生きている。

しかし、「不安だから決断できない」というふうに、不安があるとそれを言い訳にして行動しなくなる。

人生は不確実だからこそ、一生懸命生きようとするのではないか。

仕事、人間関係、病、死など人が不安を抱えやすいテーマについてアドラー、キルケゴール、三木清などの学者たちの意見を引用しながら論じている。

不安には目的がある。アドラー心理学らしい展開で、前向きになれる一冊。

 

 

不安の正体とは?

太い木

 

不安とは、「不確実なものをコントロールするときに現れる感情」です。

 

著者は「不安の対象は無である」と言います。

 

不安の対象が存在しないとはどういうことでしょう?

 

何か決断をしなければならない時には、何か問題は起きないだろうかとこれから起こるであろうことを予想して不安になります。(中略)そのような人は、「しない」という決心を正当化、あるいは強化するために理由を作り出します。それが不安です。(本文中より引用)

 

不安だから決断できないのではなく、決断したくないから言い訳として「不安」を生み出しているということ。

 

実にアドラー心理学っぽい考え方ですね。

 

 

たしかに、不安を抱える原因って、未来のことですよね。

 

今まさに友達と喧嘩していることに対して不安にはなりません。そのときは悲しみか怒りか恐れか、明確な感情が使われます。

 

まだ不透明でわからないことに対して不安は起こります。

それを生み出しているのも自分自身なんですね。

 

僕個人的にはなぜ不安という感情が現れるのか考えてみるのがいいと思いました。

 

そして抱えている不安を別の言葉でもう少し具体的にしてみるのもいいと思います。

 

例えば「不安で好きな人に告白できない」という人であれば「好きな人に告白してOK貰えるかフラれてしまうかわからなくて行動できない。フラれてしまったらもう仲良くさせてもらえなくなるのではないかと怖い」というふうに具体的にできるでしょう。

 

こう考えてもやはり不安はまだ起きていないことに対して抱える気持ちだということがわかります。

 

しかし、未知のことなのでどうなるかは誰にもわかりません。

理論的に言えばどうなるかわからないことに対してアレコレ考えてるのは時間の無駄です。

 

とはいえ、アレコレ考えてしまうのが人間です。どうすればいいのでしょうか。

 

 

不安が消えるためには

禅

本書で書かれていて僕が一番勉強になった考え方が「人生を線ではなく点で捉える」ということ。

 

「生」を線の始まりとし、「死」を線の終わりとする考え方。

 

大抵の人はこう考えていると思いますが、これだと不安に駆られやすい。

 

病気の人は明日という日がこないかもしれない、長く生きられると思っていたのに叶わないかもしれないと思った時に絶望するかもしれませんが、生きることはダンスにも似て、どこに到達しなくても刻々の「今」を「生きてしまっている」と思えれば、違ったふうに生きられるようになります。(本文中より引用)

 

 

「今を生きる」という言葉はよく聞きますが、それは人生を線ではなく点で捉えてその一瞬一瞬を生きることだと気付きました。

 

結果や未来のことだけ見るのではなくその過程である「今」に集中すること。

 

結果なんてわかりっこないです。であれば、今できることを楽しんでやること。これが不安に対する対処法ではないかと僕は捉えました。

 

これは、明日を今日の延長として生きないということ、今日という日を今日という日のためだけに生きるということです。(本文中より引用)

 

 

人それぞれ解釈はあると思いますので、ぜひ本書を読んであなたにとっての「不安とは何か」を考えてみてください。

 

 

 

不安が消えないという人への処方箋

気楽に


対人関係や仕事、老いや死についての不安に対する考え方もかなり役に立ちます。

 

 

いずれにせよ、今を生きるということができれば先のことは考えないので不安は拭えます。

 

望んだ未来が明確であれば、そのために着実に進むだけ。もし、その未来が相手ありきだったり、他力本願によるものだとしたら、不安は拭えないでしょう。その結果は相手次第になってしまいコントロールできなくなってしまうから。

 

自分の人生の中で、自分でコントロールできることだけで埋め尽くしていけば不安はなくなるのではないでしょうか。

 

僕自身考え方がスッキリしたし、人生を点で捉えるという気づきはこれからも僕の糧になりそうで、この本は、本当に読んでよかったと思いました!

 

 

◆本書のまとめ
✔不安は未知のものや制御不能なものをコントロールしようとして生まれるもの。
✔人生を線ではなく点で捉え、先のことは考えずに今を生きることこそ不安が消える対処法
✔自分でコントロールできるものを増やしていけば不安も消えていく。

 

 

気になる方はぜひ!

 

 

 

 

 

最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。