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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【歴史】中江兆民とは?彼から学べる教訓【理想は自分で勝ち取れ!】


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ125人目は、「東洋のルソー」と呼ばれ、日本国民の権利、自由について探求した政治家、思想家の「中江兆民」です!

 

幕府が倒れ、激動の明治時代。

色んな政治家、思想家がそれぞれの政治の在り方を主張しますが、当時、すでに議会制で民主主義を確立していた西欧に習えという風潮が強くありました。

 

そんななか、フランスの政治家ルソーの考え方を日本に持ち込もうとし、翻訳したのが中江兆民。ゆえに「東洋のルソー」とも言われました。

 

彼の生涯や主張を知ると、「理想は自分で勝ち取れ!」ということが学べます。どういうことか見ていきましょう。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

中江兆民とはどんな人?

中江兆民

中江兆民(Wikipedia参照)






藩校で勉学に励む

1848年の江戸末期に高知県の足軽の身分の親のもとに生まれます。(足軽とは歩兵のこと)

 

13歳の頃に、父親が亡くなり家督相続し、自身も足軽となります。

 

幕末当時は同じ高知県の志士・坂本龍馬とも交流があったそうで、龍馬は中江兆民の先輩にあたります。

 

そして高知(土佐藩)の藩校の「文武館」が出来たと当時に14歳で入学。長崎に出張にいったり、勉学に励んでいました

 

そんな中、フランス語を学ぶようになります。(のちにフランス語で書かれたルソーの著書を翻訳します)

 

そして通訳の仕事もするようになりました。

 

 

思想家としての活動

その後、江戸幕府は消滅。

 

鎖国もやめて、日本が近代国家へ進んでいこうとするさなか、塾でまた学んだり、海外へ行く岩倉使節団に採用されたり、活動を活発にしていきます。

 

そして、フランスへの留学も実現。

 

そこでルソーの「社会契約論」と出会います。

 

ルソーは18世紀の思想家。中江兆民が生きる時代から約100年前の人物でしたが、日本は鎖国で遅れていた分、100年前の考え方は画期的で日本にも取り入れるべきだと考えたのでしょう。

 

帰国後は、フランス語や学問を教える塾を開き、そしてルソーの『社会契約論』を漢文で訳します。日本語ではなく漢字主体だったたことから、「日本のルソー」ではなく「東洋のルソー」と呼ばれたんですね。

 

 

自由民権運動の推進

 

板垣退助、植木枝盛などが主体となっていた『自由民権運動』。国会を開き、国民が政治に参加するべき!という運動です。これに中江兆民も力をいれていました。

 

『東洋自由新聞』などで自由民権論を展開。

しかし、当時としては革新的な考え方だったために、言論の弾圧などもありすぐに廃刊となってしまいます。

 

そして1890年、ついに初めての衆議院選挙があり、40代だった彼は大阪から出馬。見事1位当選を果たし、国会議員になりました。

 

しかし、納得できない予算案が通るなどの出来事があり、議会の在り方に失望。議員を辞職します。

 

辞職後は、材木業や鉄道業などの事業に手をつけるも、失敗。

 

また、政界に復帰しようとしていた矢先、ガンになり、54歳で亡くなってしまいます

 

 

 

 

 

理想は自分の力で勝ち取れ!

アイデア

 

僕が中江兆民の生涯や思想から学んだことは「理想は自分の力で勝ち取れ!」ということです。

 

どういうことかというと、彼の思想をまず紹介します。

 

中江兆民は、「恩賜的(おんしてき)民権から恢復的(かいふくてき)民権へ 」と主張しました。

 

恩賜的民権とは、天皇や国など、上から授かった民権のこと。

 

恢復的民権とは、自分の意思で勝ち取った民権。フランス革命がまさにそうですね。

 

国民の権利というのは、受け身で授かった範囲内のものではなく、自分で勝ち取るべきだという主張をしたのです。

 

そして、中江兆民は同時に漢文や論語の重要性も説きます。

 

西欧の政治を学ぼう!という思想に一辺倒ではなく、東洋の思想も学び直すべきだということ。

 

「日本には哲学がない」と嘆いてもいました。

 

こうした彼の思想に触れ、自分の理想があるのなら自分で勉強して勝ち取りなさい!と言われているような感覚になりました。

 

外を知ると同時に内もしっかり学び直す。

 

これがとても大切なのではないでしょうか。

 

 

 

中江兆民から学べる教訓 

勉強

中江兆民から学べる教訓は「理想は自分で勝ち取れ!」ということ。

 

自分で動いて失敗してもすべて自分の責任。悔しい思いはするかもしれませんが、納得はできますよね。

 

受け身でいると、「なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ!」と言い訳や怒りが湧いてくることが多いです。

 

自分の境遇に納得したいのなら自分でそれを選択すること。

 

これがとても大切。

 

「自分の理想は自分で勝ち取る」

 

中江兆民からはその強さと必要性を学びました。

 

 

彼の生涯や思想についてもう少し詳しく知りたい方は以下の本がオススメ(^^♪

彼の著作についての解説も書かれています!

 

 

 

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。