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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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二宮尊徳とはどんな人?彼から学べる教訓【徳を尽くせ!】


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ119人目は、江戸時代の思想家・農政家の「二宮尊徳(二宮金次郎)」です!

 

薪を背負って本を読む銅像を見たことある人は多いかもしれませんが、実際に何をやった人かご存知でしょうか?

 

渋沢栄一、松下幸之助、豊田佐吉、稲盛和夫など、名だたる経営者たちがこぞって思想を倣ったのが「二宮尊徳」なのです。

 

そんなすごい方々から尊敬される彼は何を成し遂げたのでしょうか。彼の生涯に迫ります。

 

彼の生涯を知ると、「徳を尽くすことの重要性」が学べます。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

二宮尊徳とは?

二宮尊徳

二宮尊徳(Wikipedia参照)



幼い頃は困窮していた

1787年に小田原藩(現在の神奈川県小田原市)に百姓の息子として生まれます。

 

かなり裕福だったそうですが、13歳の頃に父親が亡くなり、その2年後に母親も亡くなってしまいます。

さらに追い討ちをかけるように、川の氾濫が起き、家と田畑がすべて流されてしまったのです。

 

そして、財産が流れてしまい無一文になってしまった彼は自分でなんとかしていかなければならず猛勉強を始めます。

 

二宮金次郎

二宮金次郎の銅像(Wikipedia参照)

 

有名な二宮金次郎の銅像も「働きながら勉強する」姿を形にしたもの。「勤勉」の象徴だったので小学校の銅像になっていたんですね。

(なんでも今は「歩きながら本を読むなんて危ない!」とかいう理由でなくなってるそうですが。なんだか世知辛い世の中です…)

 

 

叔父の家に身を寄せていましたが、叔父からは「灯油を無駄にするな!」と怒られていたそうです。まだ当時は電球はもちろん無いので、夜は火をつけて灯りにしないと勉強できません。

 

その原料を無駄にするな、ということでしたが、二宮尊徳は自分でアブラナを植えてそれを油に変えて火をつけてでも、勉強に励みました。

 

二宮家を立て直す

 

そして、勉強に励み、ついには25歳の頃に二宮家を立て直しました。

 

元の土地を買い戻し、そこで作業する小作人を雇い利益を出していったのです。まさに経営者ですね!

 

ここで小田原藩の家老から一目置かれ、自分の家の立て直しの依頼されます。

そして見事やってのけますが、その褒賞を受け取ることはしませんでした。

 

これはのちの二宮尊徳の「報徳思想」にも繋がります。

 

 

利よりも徳を重んじる

二宮尊徳は、二宮家、小田原藩の家老に留まらず小田原藩全体に貢献していきます。

 

彼は義理を重んじました。

今で言う協同組合を作り、仲間同士、お金を借りたらそれを返すのが礼儀だということや、信頼関係が大事だということを説きます。

 

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

 

これは彼の名言です。

道徳と経済はどっちかだけではダメで両輪だということ。

 

これは渋沢栄一も『論語と算盤』という本で全く同じことを言ってますね。

渋沢栄一

渋沢栄一(Wikipedia参照)



 

二宮尊徳の場合、「報徳思想」としてこの大切さを伝えてくれました。「報徳思想」とは、宗教的な道徳心と、農業などの実務の仕事は繋がっているという教え。まさに紹介した名言の通りの考え方です。

 

そしてなんと、生涯を通じて600もの村の復興、再建を成し遂げたのです。

 

彼の偉業を称えて、小田原には二宮尊徳を祀る神社があったり、戦後すぐに一円札の肖像画になったりもしました。

 

そして日本に貢献してくれた彼は、狭心症を患っていたこともあり、69歳で病死したとされています(死因は定かではないそうです)。

 

 

 

 

 

 

 

徳を尽くすこと

稲穂





僕が二宮尊徳の生涯を調べて学んだことは「徳を尽くすこと」

 

とにかく徳を尽くす。圧倒的GIVE。利益はあとからついてくるという考え方です。

 

最初に小田原藩の家老の再建をしたときに褒美をもらわなかった。まさに目先の利益じゃないという姿勢が感じられますね。

 

周りもいたく感心したことでしょう。

 

GIVE FIRST精神を忘れてはいけません。

 

二宮尊徳に影響を受けた渋沢栄一も「お金は仕事の残りカスだ」と言っています。

 

利益は後からついてくるもの。よくよく考えたら「人に喜んでもらった対価」としてお金を貰えますよね。喜んでもらうのが先行するのは当たり前なのです。

 

でも、自分が潤うこと=利益を優先して考えがちな人間もいます。

 

そんな考えにストップをかけてくれる考え方でした。

 

 

二宮尊徳から学べる教訓 

勉強

二宮尊徳から学べる教訓は「まず徳を尽くすこと。そうすれば利益は後からついてくる」ということ。

 

名だたる経営者たちがこぞって学んだ「報徳思想」。

 

それは200年経った今でも役に立つ考え方です。

 

現在でも「稼げる仕事だ!」ということをアピールしてビジネスを教えている人もチラホラ見かけます。

 

二宮尊徳から言わせたら「道徳なき経済は犯罪」です。利益先行だったら怒られそうですね。

 

まずはとにかく徳を尽くすことに集中したいきたいと思いました。

 

 

二宮尊徳についてもう少し詳しく知りたい方はたくさん本も出てますのでぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。