ども!
ライフコーチのけんいちです!
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このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
読書が大好きで年間100冊くらい読んでいます。
そんな僕がオススメの本を紹介します。
本記事は、伊坂幸太郎さんの小説『グラスホッパー』のネタバレなしのあらすじと感想を書いています。
✔『グラスホッパー』のあらすじと感想をネタバレなしで知りたい人。
✔ミステリーやサスペンスが好きな人
本記事では、ネタバレはせずに、あらすじの紹介と、どんなところが見どころか、読んだ僕の正直な感想を書いていきます(^^♪
他の方の感想も引用します。
本書を読む前に見ていただければ、より一層楽しめるかと(^^♪
著者の伊坂幸太郎さんは、ミステリー小説で人気の作家なので知ってる人も多いはず。
『グラスホッパー』も映画化されています。
伊坂幸太郎さん作品の魅力は、ストーリーの面白さもありますが、伏線回収だったり、別の作品に過去作品の登場人物が出てきたり、その世界観があること。
それでは、早速、『グラスホッパー』を、ネタバレはせずに、あらすじと見どころを紹介します!
(約5分で読めます)
『グラスホッパー』のネタバレなしのあらすじ
本作品のネタバレなしのあらすじです!
3人の男がある事件をめぐって交錯していくミステリー。
妻をある組織に殺され復讐のためにその組織に潜り込んでいる元教師で内気な鈴木。
威圧感で相手を自殺に追い込む孤独な殺し屋「鯨」、ナイフを使い素早い身のこなしで相手を仕留める殺し屋「蝉」。
鈴木の復讐相手である組織の人物が交通事故で亡くなった。しかし目撃情報によると後ろから誰かに押されていたという。
バレないように後ろから押して相手を殺す「押し屋」なる者がいるという噂があった。
復讐相手を奪われた鈴木はその現場を目撃していたため「押し屋」らしき人物を追いかける。
殺し屋の「鯨」「蝉」も別の目的で追いかける。
この3人の人物が出会うとき、更に物語は加速して、ある結末を迎える…
『グラスホッパー』を読んだ感想と見どころ
臨場感とスピード感
現場の映像がありありと頭の中に浮かんでくるくらいのリアリティがあり、臨場感があります。
また次から次へと展開が進み、ハラハラドキドキしっぱなし!
3人の人物目線で、順番に物語が進んでいき、全く関係のなかったこの3人が、だんだんと近づいてくるところあたりからページをめくる手が止まりませんでした(と言ってもKindleでしたので正確にはページをめくる指ですがw)
伊坂幸太郎さんもこの作品を描いた時点で「今までの作品で一番達成感があった」と言っていたそうです。
「押し屋」という人物
僕は個人的にこの「押し屋」という人物がめちゃくちゃ怖かった…
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、鈴木が追いかけた人物が本当に押し屋なのか?だとしたら証拠は?
押し屋らしき人物の言動が静かなのに鬼気迫る感じでゾッとしました…
押し屋に限らないですが、ひとりひとりのキャラが際立っていてとても没入観ありました。
読んでいる人それぞれで好きになったキャラクターができることでしょう。殺し屋なのに魅力的な感じ。僕は「鯨」が一番好きでした!
他の方の感想やレビュー
他の方の感想を引用します(^^♪
『グラスホッパー (角川文庫)』の感想
— まるまり (@yoyo7230) March 14, 2021
再読。殺し屋の話。
前に読んだ時は、少し読みづらいなぁと思ったけど、今回は面白く読みました。読めば読むほど、新たな発見がある気がする。#読了#再読#読書好きな人と繋がりたい#ブクログ https://t.co/lBTp5cUkXp
グラスホッパー/伊坂幸太郎#読了
— ぽっぺんぎん (@pop_pen2) July 1, 2021
タイプの違う3人の殺し屋達。キャラ立ってる!
一般人鈴木は、ある目的のため物騒な世界に足を突っ込む。
物騒な内容です。いっぱい人が 死んじゃう😱
でも、客観描写で悲壮感はなく、視点が入れ替わったり、最後まで飽きさせないエンタメ小説でした。面白かったー😄 pic.twitter.com/YWte0RQI07
グラスホッパー/ 伊坂幸太郎 #読了
— ふくろう。/ 月船 梟 (@fukurotsukifune) July 1, 2021
久しぶりの小説だったんだけど、読みやすくてすらすら読めた!サクサク人が死んでいって、どこかユーモアさすら感じられる作品だった。別作品も読みたい。#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/IaHolM8OJW
伊坂幸太郎さんの他の作品もチェック!
『グラスホッパー』を読んで伊坂幸太郎さんの世界観が気に入った方は他の作品も読んでみましょう!
『マリアビートル』
グラスホッパーの続編と言われています。まったく新しいストーリーですが、特徴的なコードネームの殺し屋が出てくる点と「グラスホッパー」の鈴木がこの小説にも出てきます。
極悪中学生に息子を重症に追いやられた元殺し屋の木村。その中学生が乗った東北新幹線に乗り込み、復讐を果たそうとする物語。腕利きの殺し屋ふたりぐみの「蜜柑」「檸檬」、運の悪い殺し屋「七尾」という人らも登場。
東北新幹線という密室が舞台でスリリングな殺し屋エンターテイメントです。ぜひ、グラスホッパーの次に読みたい一冊。
なんと本作品は、「Bullet Train」というタイトルで2022年にブラッドピット、サンドラブロック主演でハリウッド映画化が決定しています。日本が舞台のようです。今から楽しみですね!
『AX』
「グラスホッパー」「マリアビートル」なったか殺し屋が主人公の作品。
凄腕殺し屋の兜は、家では妻に頭が上がらない恐妻家という設定。
息子もいて、殺し屋家業から足を洗おうとしていたところある人物からの襲撃を受けてしまう。
殺し屋にも守るべき家族がいる。狙われた兜の運命は?
『ゴールデンスランバー』
伊坂幸太郎の作品の中でも大人気の小説。
首相が仙台で凱旋パレード中に暗殺される。
主人公の青柳は犯人に仕向けられてしまう。謎の組織の陰謀に巻き込まれていく男を描くサスペンス。
堺雅人主演で映画化もされています。
もしも同じような立場になったら…?と少しあり得そうな設定にハラハラ。
以上、小説『グラスホッパー』のネタバレなしのあらすじと感想の紹介でした(^^)
2021年7月現在、kindle Unlimitedでは、無料で読めます!
この機会にダウンロードしてみてはどうでしょうか(^^♪
ちなみに、Kindle Unlimitedは、読書をたくさんする人はオススメです。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題! まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。