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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【小説】『贖罪の奏鳴曲』のネタバレ無し感想。弁護士に隠されたある過去の秘密とは?


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

本記事はオススメ本の紹介です!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

一度罪を犯した者はどう生きていくのか?

 

人気ミステリー作家の中山七里さんの著書。

 

僕も大好きな作家さんです!

 

二転三転するどんでん返しアリのストーリー展開と、現在の法律を問題提起するような社会派テーマが特徴。

 

本作品も「犯行時、犯人が心神耗弱もしくは心神喪失の場合は罪に問わない」という刑法39条の是非を問うような内容です。

 

幼少期にバラバラ殺人を犯した少年が出所後に成長し弁護士になる。そんな過去を持つ御子柴という人物が主人公で、御子柴シリーズとしてシリーズ化しています。その第一弾が本作品。タイトルの「贖罪(しょくざい)」とは「善行により罪を償うこと」という意味です。

 

それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔『贖罪の奏鳴曲』のあらすじをネタバレ無しで知りたい
✔『贖罪の奏鳴曲』のネタバレ無しの感想を読みたい
✔先の読めない展開の小説が好き
 
 

 

(約5分で読めます) 

『贖罪の奏鳴曲』のネタバレなしのあらすじ   

読書

 

以下、Amazonからのあらすじの引用です。

 

御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!

 

 

『贖罪の奏鳴曲』を読んだ感想と見どころ

読書


 

どんでん返しありの法廷サスペンス

 

弁護士が主人公なので、法廷のシーンがあり、弁護士同士の論戦で状況が二転三転してとても面白かったです。

 

法廷サスペンスの魅力がありつつ、別件で死体遺棄の事件もありその謎解きの魅力もあります。

 

死体遺棄の事件の容疑者になっているのはまさに法廷で弁護をしている弁護士 御子柴。

 

しかし、彼には「当時法廷にいた」という完璧なアリバイがあり、死体遺棄には関与しているとは思えない。

 

この事件の真相を知った時にはなるほどーと思いました。いつも良い意味で期待を裏切ってくれるストーリーにはワクワクします。

 

 

人物の魅力

 

中山七里さんの小説は人物が魅力的。

 

とあるシリーズの主人公が、別のシリーズに出てきたりします。

 

例えば出版年でいうと『贖罪の奏鳴曲』よりも前の『連続殺人鬼 カエル男』という作品で出てきた刑事がまた本作に出てきますし、『贖罪の奏鳴曲』では主人公の御子柴もちょっとだけ『連続殺人鬼 カエル男』に出演しています。

 

そして、『連続殺人鬼 カエル男』に出ていた人物の過去の秘密がまた『贖罪の奏鳴曲』で明らかになったり、いろんな人物が他のシリーズに複数回出て、その過去やその先を描いてくれるので、全てがつながりとても面白いのです。

 

他の作品ではチョイ役だった人物が別のシリーズの主人公だったり、中山七里さんの作品を一通り読むときっとお気に入りの人物とシリーズが見つかります。

 

 

『贖罪の奏鳴曲』を読んだ方の感想

 

僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。

 

 

 

 

 

 

 

『贖罪の奏鳴曲』が好きな方にオススメの作品

 

最後に『贖罪の奏鳴曲』を読んで面白いと思った方に、オススメの本を紹介します。次に読む本として参考にしてください。

 

 

『追憶の夜想曲』

 

『贖罪の奏鳴曲』に続く御子柴シリーズ第二弾。

 

僕もこれから読み始めます。笑

 

御子柴は、夫殺しで懲役16年の判決をすでに受けた女性の弁護をします。

 

御子柴はこの不利な弁護を自ら志願する。

 

果たしてどのような法廷サスペンスになるのか?

『贖罪の奏鳴曲』の次はまず本作品を。

 

 

 

 

『連続殺人鬼 カエル男』

 

先ほども少し紹介した作品。

 

中山七里さんの初期の頃の作品です。

先ほどは『連続殺人鬼 カエル男』でも御子柴が出てくると書きましたが、こちらを先に読まなくても大丈夫です。

 

ただ、共通点を見つけるのも面白いので、ぜひ『贖罪の奏鳴曲』のあとでもいいので、読んでみてください。

 

ストーリーとしては、残酷な殺害方法で犯行に及ぶ殺人鬼を追うサイコサスペンス。

 

犯行現場には「きょう、かえるをつかまえたよ」という稚拙な文章も残されていた。

 

犯人は異常者なのか?

こちらも真実が二転三転するどんでん返しの展開が待っています。

 

 

 

『ヒポクラテスの誓い』

 

医学ミステリー小説「ヒポクラテスシリーズ」第1作品目で、ドラマ化もされました。

 

研修医の栂野真琴。

研修先で彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。

 

凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を無理やり解剖する光崎教授。

「既往症のある遺体が出たら教えろ」と刑事に指示していたがその真意とはなんなのか。

 

中山七里さんの人気の法医学ミステリーの一作目です。この主人公の光崎も『連続殺人鬼 カエル男』や『贖罪の奏鳴曲』に名前だけ出てきます。

 

以上、小説『贖罪の奏鳴曲』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした!

 

 

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。