ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。
そんな僕が定期的にブログにてオススメ本を紹介しております。
今回紹介する本はコチラ!
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心理学って身近で面白い
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5万部突破した 心理学者の内藤誼人さんの本です!
この方の本はわかりやすく、僕のブログでも数冊紹介しています。
学問的な心理学というよりも、われわれの身近な生活にあるような心理学を取り扱ってくれていて、とても興味深いのがたくさんあります(^^♪
「こんな心理学まで実験して証明しているんだ~」と思いました。
この本を読めば、世の中にある意外なおもしろ心理学がわかります!
✔人間関係で悩んでいる
✔心理カウンセラーやコーチを目指している
「こんな心理学もあるんだ~」
「心理学って面白いね!」
この本を読んだらこんな感想を得られると思うので、
学問的なものではなく「ちょっと心理学を学びたい」という人にオススメです!
心理カウンセラーやコーチになろうとしている人にも知っておくと便利な心理学がまとめられています。
それでは早速書評していきます!
(約5分で読めます)
この本の要点と僕が伝えたいこと
心理学を学びたいけど、堅苦しいのは嫌だという人にはピッタリの本。
ハーバード大学やスタンフォード大学など有名大学の研究の中でも、面白い実験を選りすぐっている。
人間性がわかるものから、ちょっと怖い心理学、そして自分の心をコントロールする情報まで幅広く取り扱っているので、人の心の動きがわかるようになるだけではなく、自分を磨くのにも最適。
知っておきたい心理学
体の負担は心の負担
仕事がデキる人が持つカバンは軽いそうです。
本当かよ~と思いますが、体が重く感じると心も重く感じることが証明されているようです。
米国ヴァージニア大学のデニス・プロフィットは、被験者に重い荷物がたっぷり入ったリュックサックを背負わせて、あるいは何も背負っていない状態で、目の前にある坂の角度を推測させるという実験をしてみました。
すると、重い荷物を持ったグループのほうが坂の角度を高く見積もりました。重いものを持っていると、これから自分が登らなければならない坂がとても険しく見えてしまうのです。(18pより引用)
心を軽くしたいのなら、手持ちを軽くしたいですね(^^♪
ミニマリストが流行っているのもわかる気がします。
自分のパフォーマンスを上げる条件
米国ミシガン大学の実験では、条件によってパフォーマンスの上下があることがわかったそうです。
それは、
得意なことは人に見られている方がパフォーマンスが良い
苦手なことは1人でやっているときのほうがパフォーマンスが良い
ということ。
これすっごいわかります!笑
苦手なことは人に見られていると緊張します。。
もし、苦手なことを人前でやらないといけない場面が出てきたら、しっかりひとりで練習して、ある程度自信をつけてからのほうがいいですね。。。
意外なおもしろ心理学
男性が見られるところと女性が見られるところ
なんと男女で人から見られるところが違うそうです!
男性は顔、女性は身体全体。
「おしゃれは足元から」と言われますが、男性はあまり意味ないのかな・・・
米国カリフォルニア大学のディーン・アーチャーは、『タイムズ誌』『ニューズウィークス誌』など有名な雑誌に載っているモデルの写真1750枚を集めたところ、男性は65%が顔がアップの写真で、女性は55%が身体をアップした写真だったそうです。
確率的には僅差ですが、絵画でも同じ実験をしたところ、男性モデルの絵画は顔がアップで、女性は身体も描かれているのが多かったそうです。
女性は大変ですね。。。笑
アーティストとしての評価が高まる方法
芸術を職業としている人は必見の実験です。
イギリスにあるサウサンプトン大学のウィーナード・ファン・ティルバーグは、レディ・ガガのアーティストとしての才能を評価してもらう、という実験をしました。ただし、半分のグループには、レディ・ガガが奇抜な黒の服を着て、ピカピカのマスクをしている写真、もう半分には普通の黒のスーツを着ているレディ・ガガの写真を見せました。
その結果、奇抜な服装をしているときのほうが、レディ・ガガのアーティストとしての才能は高く評価されることがわかったのです。(224pより引用)
何をもって「アーティストとしての評価」にしているかはわかりませんが(笑)、奇抜な恰好をしていると「なんか人と違う」と思われるから、なんとなく納得もできますね。
ぜひ、アーティストの人は他人と違った服装をしてみましょう!笑
幸せになるための心理学
幸せは自分の中に見つけるもの
良いことがあると嬉しい。
嫌なことがあると悲しい。
これは当たり前ですね。
でも、外部環境や出来事によっておこる幸福、不幸は一時的なものだそうです。
米国ノース・ウェスタン大学のフィリップ・ブリックマンは、イリノイ州が主催する宝くじの高額当選者22名を探し出しました。そして、彼らの幸福感の変化を尋ねてみたのです。
するとやはり当選直後には、幸福感はアップしていました。ところが、しばらく時間が経つと、幸福感もなくなることがわかったのです。(141pより引用)
喜びは一瞬なのですね。
これは悪いことにも言えるそうです。
また、ブリックマンは、交通事故によって下半身麻痺になってしまった29名にも、やはり幸福感の変化を尋ねてみました。こちらのグループも、事故に遭った直後には幸福感が一時的に大幅に減ることがわかりました。やはりそのうちに元に戻ることがわかったのです。(141pより引用)
嫌なことだって、そのうち、元に戻るんです。ご安心を。
一番やるべきなのは、普段の幸福度を上げることですね。
そのためには次に紹介する心理学実験がやり方を教示してくれます。
長生きするためのコツ
米国ケンタッキー大学の研究によると、長生きする人の日記を調べたところ、ポジティブなことを書いていたそうです。
「今日も幸せだ」「今日も楽しかった」とポジティブなことを書いている人と、
「今日も誰それがうざかった」「こんなことがあって最悪だった」とネガティブなことを書いている人とで寿命の差が出たなんて驚きですよね。
人生の幸福度を上げて長生きするには、うそでもいいからポジティブなことを考えたり書いたりしたほうがいいですね。
心理学は楽しみながら学ぼう!
こんな感じで88の面白い心理学実験が紹介されてます。
雑学的なものから日常生活で役立つものまでしっかり。
こうしてたくさんの心理学実験の結果を知ることでわかるのは心理学は人間関係構築には必要不可欠なものだということ。
相手の気持ちを知るのにも役立ちますね。
読んで損はない良書でした。
✔自分の心とは常に向き合うことが大事
✔心理学を学ぶことは相手を理解することにも繋がる
心理学は楽しみながら学びましょう!
人の心の動きがわかれば、動じない自分が手に入りますし、「あ、こういうときはこうすればいいんだ」と悩んだときの対処法にもなります。
でも、勉強するとなるとハードルが高いと感じちゃう人は本書で楽しみながら、心理学に触れてみてはいかがでしょうか。非常に納得するものもあれば、あまりピンとこないものもありました。実際には自分に合う心理学や参考にしたい部分だけピックアップすればいいと思います(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。