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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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鈴木貫太郎とは何した人?彼から学べる教訓【本物の義理とは】


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事は歴史から学べる教訓について書いています。

僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。

 

歴史は繰り返す』

とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ174人目は、終戦時の総理大臣だった「鈴木貫太郎」です。

 

彼はたった4ヶ月の在任期間でしたが原爆投下、ポツダム宣言受諾と激動の時代の日本を支えていました。

 

天皇から直々に「総理大臣になってくれ」と言われて任命された唯一の人でした。

 

まさに彼は戦争を終わらせるために任命された人物だったのです。

 

彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。

 

彼の生涯や功績を知ると、「本物の義理とはどんなことなのか」が学べます。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

鈴木貫太郎とは何した人?

鈴木貫太郎

鈴木貫太郎(Wikipedia参照)





根っからの軍人

 

鈴木貫太郎は、1867年、徳川慶喜が大政奉還をした2ヶ月後に生まれました。まさに江戸時代が終わる直前でした。

 

父は代官として働いていたため、裕福な家庭だったようです。

 

その後、海軍兵学校に入学し、その約10年後には1894年の日清戦争にも20代で従軍。

 

その後もドイツへ駐在したり、日露戦争でも活躍し、何度となくロシアの艦隊を海に沈めてきました。

 

1923年には海軍大将に、1924年には連合艦隊司令長官にもなりました。これは日本の海軍の花形の役職でもあります。

 

兵隊として教育され、兵隊として成長してきたのが鈴木貫太郎だったのです。

 

 

死の瀬戸際を味わう

 

1936年には日本の歴史的クーデターの『二・二六事件』がありますが、鈴木貫太郎もその被害にあったひとりでした。

 

四発も銃弾を受け、瀕死状態となります。トドメを刺されそうになった時に妻が「老人なのでやめてください!やるなら私がいたします!」と気丈に言い放ち、クーデター軍はその手を止めたと言われています。

 

妻のおかげで一命をとりとめたのです。

 

総理大臣となる

 

少し時をさかのぼり、1929年には昭和天皇直々のお願いで天皇の付き人になっています。

 

理由は定かではないですが、ここで昭和天皇から気に入られた鈴木貫太郎は、終戦間際に直々に天皇から「総理大臣になってくれ」と言われます。

 

総理大臣になった1945年4月にはすでに、日本の戦況は悪く、翌5月には同盟を組んでいたドイツがソ連に降伏して、とうとう孤立。

 

昭和天皇は元々、太平洋戦争には反対していたので、鈴木貫太郎には終戦してもらうために総理大臣になってもらったようなものなのです。

 

当初、鈴木貫太郎は「とんでもない。自分に首相など務まらない」と拒否しましたが昭和天皇からは「頼む!この重大なときにはもう他に人はいない。頼むからやってほしい」と懇願され、さすがに天皇からそこまで言われると鈴木貫太郎は承諾したようです。

昭和天皇にそこまで言われる人望はすごいですよね。

 

総理大臣になったときにこんな言葉を残しています。

 

「今日こんにち、私に大命が降下いたしました以上、私は私の最後のご奉公と考えますると同時に、まず私が一億国民諸君の真っ先に立って、死に花を咲かす。国民諸君は、私の屍を踏み越えて、国運の打開に邁進されることを確信いたしまして、謹んで拝受いたしたのであります。」

 

鈴木貫太郎の覚悟が見て取れます。

 

そして、彼は終戦の時には、国内からの反対も多くあった中、アメリカ、イギリス、中華民国からのポツダム宣言を受諾し、日本は敗戦しました。

 

昭和天皇は「軍や国民の混乱を最低限に抑える形で戦争を終らせたい」という依頼を鈴木貫太郎にしていました。果たしてこれがどれだけ大変なことだったか、我々には想像できません。

 

 

 

 

本物の義理とは?

アイデア

 

僕が鈴木貫太郎の生涯から学んだのは「本物の道義」についてです。

 

彼の有名なエピソードとして敵対するアメリカの大統領のルーズベルトが亡くなった時のメッセージがあります。

 

彼は散々痛めつけられてきた宿敵のリーダーが亡くなった時に、ルーズベルトに対して以下のような哀悼の意を表したのです。

 

「今日、アメリカがわが国に対し優勢な戦いを展開しているのは亡き大統領の優れた指導があったからです。

は深い哀悼の意をアメリカ国民の悲しみに送るものであります。しかし、ルーズベルト氏の死によって、アメリカの日本に対する戦争継続の努力が変わるとは考えておりません。我々もまたあなた方アメリカ国民の覇権主義に対し今まで以上に強く戦います。」

 

敵に対しても、人としての義理人情は忘れない。

まさに今戦っている最中なのにリーダーを失ったアメリカ国民のことを想う気持ちを持てる余裕。

 

これを聞いたドイツ人の作家トーマス・マンという人物が感動し、アメリカのことを悪く罵っている自国ドイツの国民らに対して「鈴木首相の高らかな精神に比べ恥ずかしくないのか」と声明を発表するほど。

 

本物の義理のある人間とは彼のような人を言うものなのではないでしょうか。

 

 

鈴木貫太郎から学べる教訓 

勉強

鈴木貫太郎から学べる教訓は「本物の義理のある人とは、いかなるときも人のことを想える人である」ということです。

 

 

どんなに苦境でも、どんなに憎い人がいたとしても、私心に惑わされず、他人を思いやる気持ち。人として何が正しいのかを常に考えていく姿勢。

 

鈴木貫太郎からはそんなことが学べます。

 

以上、激動の時代を支えてくれた日本の総理大臣・鈴木貫太郎の生涯と彼から学べる教訓でした。

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。