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ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
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本記事はオススメ本の紹介です!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
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「生活保護」の制度を巡る社会派サスペンス
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「さよならドビュッシー」でデビューし、数々の作品が映画化やドラマ化されているミステリー作家の中山七里さんの著書。
本作品も佐藤健さんと阿部寛さん主演で映画化されています。
「護られなかった者」というのは、生活保護を受けるべき人が国や福祉施設の方針で保護を受けられなかった人たちのことを指します。
そんな社会の闇を描き、悲しき事件に発展させたのが本作。かなり心が辛くなる作品です。
それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。
✔『護られなかった者たちへ』のネタバレ無しの感想を読みたい
✔社会派サスペンスが好き
(約5分で読めます)
『護られなかった者たちへ』のネタバレなしのあらすじ
以下、Amazonからのあらすじの引用です。
仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。
三雲は公私ともに人格者として知られ、怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見からさかのぼること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か。
なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか。本当に“護られるべき者"とは誰なのか
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
万般の思いが交錯した先に導き出される切なすぎる真実――。“どんでん返しの帝王"中山七里が挑む、骨太の社会派ヒューマン・ミステリー。
『護られなかった者たちへ』を読んだ感想と見どころ【ネタバレ無し】
とにかく辛い悲しい物語
「生活保護」がひとつのテーマとなったサスペンス。
国の予算の関係で、生活保護が必要なのに与えられない人=護られない者たちを巡り起きる殺人事件。
復讐・正義・怨恨・憤怒・悲哀、色んな感情が入り混じる。
この小説は半分過ぎたくらいから見え方がガラッと変わります。というか読む人によって感情移入する人物が異なるかもしれません。
現実にありそうな社会問題
フィクションの物語ですが、現実にありそうな問題です。生活保護の予算は削られ、保護を受けるべき人が受けられないという社会問題。
本当にこういう事件がありそうでリアリティーがあって切なくなりました。また、これは現実世界の制度にも一石を投じる作品になるでしょう。
『護られなかった者たちへ』を読んだ方の感想
僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。
丁寧に綴られているので、実際に起きたような、起きてもおかしくないような事件であるように感じました。
— リンネ (@hachifukurou) October 9, 2022
こんなに税金とっておいて、使い途を間違えないでほしい。国に対しては憤りの声をあげつづけるくらいで、ちょうどよい均衡が保たれているのです。
『護られなかった者たちへ』中山七里 #読了
護られなかった者たちへ
— なーくん (@naakun117) October 4, 2022
中山七里
#読了
図書館で予約を数ヶ月前に入れていてやっと借りれ、返却期限前に読み終えれた。
社会的な問題なども考えさせられつつ、物語の展開としても読み応えありさすが人気の作品と納得。最近初読みの作家さん多く、この著者の他の作品もまた是非読みたいと思った。 pic.twitter.com/GiQJgdppbu
124 護られなかった者たちへ/中山七里#読了
— ぴっころ (@y52ciwmYdO8829u) October 4, 2022
消えない震災の記憶、上っ面の復興、生活保護の不正受給、貧困と学力…。
あの日生き延びてしまった者として、地元が舞台だからこそより深く考えさせられる内容でした。
お金がなきゃ、心は豊かにならないよなぁ…。 pic.twitter.com/s8oJiR0qfT
『護られなかった者たちへ』が好きな方にオススメの作品
最後に『護られなかった者たちへ』を読んで面白いと思った方に、オススメの本を紹介します。次に読む本として参考にしてください。
「どんでん返しの帝王」と呼ばれる中山七里さんの本を紹介します。
『贖罪の奏鳴曲』
中山七里さんの作品で人気の「御子柴礼司シリーズ」で、1作品目です。
御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。
彼は十四歳の時、幼女のバラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、出所後、名前を変え弁護士となっていた。
その過去をあるライターに知られ、彼を殺害し死体を遺棄してしまう。容疑者として真っ先に疑わられるも、彼には死亡推定時刻に「法廷にいた」という完璧なアリバイがあった…
シリーズの主人公が悪者という珍しい設定。
『ヒポクラテスの誓い』
医学ミステリー小説「ヒポクラテスシリーズ」第1作品目で、ドラマ化もされました。
研修医の栂野真琴。
研修先で彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。
凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を無理やり解剖する光崎。「既往症のある遺体が出たら教えろ」と実は刑事に指示していたがその真意とはなんなのか。
中山七里さんの人気の法医学ミステリーの一作目です。
『連続殺人鬼 カエル男』
中山七里さんの初期の頃の作品です。
ストーリーとしては、残酷な殺害方法で犯行に及ぶ殺人鬼を追うサイコサスペンス。
犯行現場には「きょう、かえるをつかまえたよ」という稚拙な文章も残されていた。
犯人は異常者なのか?
こちらも真実が二転三転するどんでん返しの展開が待っています。
以上、小説『護られなかった者たちへ』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。