『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事では「仕事はとりあえず3年は続けるべき」という通説についてお話します。
「『仕事は3年は続けるべき』って言うけど、それって本当?」
「嫌だったらすぐ辞めてもいいのでは?」
「3年も我慢できない!今すぐ仕事辞めたい!」
そんな人に、「とりあえず3年」という古くから言われていることがホントなのかウソなのか、10年以上会社員として働き、かつ個人でコーチング業やライター業もやっている僕がお答えします。
結論は、「3年続けるメリットはある」と思っています。詳しくは後述します。
✔継続するメリットはあるのか
✔仕事が嫌で辞めたいと思っている
(約5分で読めます)
「仕事はとりあえず3年」の意味は?
そもそも「仕事はとりあえず3年」の意味は、「仕事なんて3年経たないと楽しさや意義はわからないからすぐに辞めるのはもったいない」という意味で多く使われます。
果たして本当にそうなのでしょうか。
僕の意見としては、「3年経たないと意義や楽しさを感じられないことがある」と思っています。
ちょっと曖昧な言い方をしましたが、「絶対3年続けるべき」とは言い切れませんが、僕は3年は続けてみることをオススメします。
めんどくさい、つまらない仕事だったとしてもそれだけで辞めてしまうのはもったいないです。続けてみる価値はあります。
僕は、現に社会人5年目くらいまでは「やらされ仕事感」が強くて、今の仕事を楽しいとは感じられてませんでした。
楽しく感じられてきたのは「仕事の質と量」が変わってきたから。
まだ平社員ですが10年にもなると後輩も増え、リーダー的な立場になりました。
そして、年代も重ねると仕事の質も量も増えて自分がやれることが多くなり楽しいと感じる仕事が増えたことが挙げられます。
僕は5年目くらいのときは、「脱サラして独立したい!」と思ってコーチングを学び始めたりしました。
しかし、今ではサラリーマンの仕事の中でも自分が楽しいと感じることが増えてきたため、両立してやっていますし、この先「辞めたい」という気持ちも無くなりました。
3年でも5年でも、続けてみると、今では見えていないことややれていない好きなことがあるかもしれませんので、続ける価値はあります。もちろん、必ずしもそうだとは限りませんが。
「仕事が嫌だから辞める」は厳禁
とは言え、どうしても今の仕事がワクワクしなくて、毎晩帰るのが遅くてしんどいという人もいるでしょう。
自分の心身の健康を害するようでしたら、迷いなく辞めてもいいと思います。
しかし、「行きたかった部署じゃないから」「先輩と気が合わないから」「給料が少ないから」「仕事の内容がつまらなくなったから」というような理由で辞めてしまうのは僕は大反対です。
「仕事が嫌だから」辞める人は、どこにいっても成功しません。
自分から改善してみようという考えが生まれないからです。嫌だったらそれを避けるということだけをやってしまうと、この先に困難が待ち受けていたらすぐに挫折してしまうでしょう。
また、嫌だったらすぐ辞めるような人と一緒に働きたい人なんていません。仕事仲間を作りづらくなります。
・自分で改善したり成長したりする意欲やスキルが身につかない
・周りで一緒に働きたいと言う人がいなくなる
この2つの観点から「仕事が嫌だから辞める」というのを僕は反対しています。
先ほども言いましたが、心身の健康を害したり、ハラスメントをするような職場であったらそれは迷わず辞めるか周りに相談しましょう。
継続力の効果とは
以前、ベストセラーになったビジネス書で「GRIT やり抜く力」という本があります。
著者の心理学者で大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏はこう言います。
「才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」
このような「グリット」理論を提唱し、シカゴの大学での調査では、「グリット=粘り強さ、継続力」がある人の方が卒業する確率が高かったそうです。
困難なことがあっても諦めずにどうしたらもっと良くなるかを考えて行動する。
仕事を嫌だからすぐ辞めてしまう人はこの「グリット力」が身に付かなくなってしまうのです。成功したい人は、継続することも大切だと覚えておきましょう。
楽しみは自分で見つけていくもの
僕は、まだ「やらされ仕事感」が強くて、楽しめていなかったときにどうしたかというと、「自分のためになることを見つける」ことを意識しました。
「仕事」と一口に行ってもたくさんの作業があります。僕は「営業」の仕事をしているのですが、パッと思いつくだけでもこれだけあります。
・提案書作成
・商談
・決定事項の各部署への連動
・売上計画の立案
・後輩の指導
・取引先へのプレゼン
などなど。
『やりたいことの見つけ方』の著者 八木仁平さんは「仕事は複数の作業の集合体」と言います。これは、どんな仕事でも自分が好きな作業や向いている作業があるということを教えてくれています。
僕は自分の仕事の中でも楽しく感じられたり、自分の将来のために役立つことに注力しようと思って仕事に取り組みました。
そして段々と年代を重ねるうちにもっと出来ることが増え、今に至ります。
「仕事が嫌だから…」とすぐに辞めるのではなく、自分ができることがないか考えましょう。
自分でできることを考える力が「グリット力」にも繋がりますし、新たな困難が現れたときにも乗り越えられる力が身に付きます。
✔心身の健康を害するようであればすぐにでも辞めていい
✔「嫌だから仕事を辞める」という人は、困難を乗り越える力が養われないし、一緒に仕事したいと周りから思われないので、後々自身の首を絞める
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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。