『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事は歴史から学べる教訓について書いています。
僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。
『歴史は繰り返す』
とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ166人目は、ウルトラマンの生みの親で特撮の父と呼ばれる「円谷英二」です。
いわずとしれた円谷プロダクション創設者。
円谷英二さんが「特殊撮影」という手法を確立させました。ミニチュアを使うことで着ぐるみを着た怪獣が大きく見える。
当時はとても斬新な手法でした。今でさえ、CGがありますが当時はこの画期的な手法で爆発的ヒットを生み出しました。
そんな円谷英二から学べる教訓とは?
彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や功績を知ると、「点と点を繋ぐこと」を教えてくれます。
(約5分で読めます)
円谷英二とはどんな人?
パイロットを夢見る少年
円谷英二は、1901年に福島県に生まれました。
小学校時代は絵を描くのが得意で大人もビックリするくらい上手だったそう。
9歳の頃には、日本で初めて飛行機が飛び、その映像を見た円谷少年は「飛行機のパイロットになりたい!」と夢見ることになります。
1916年、15歳の頃には家族には反対されつつも、玉井清太郎という人物の紹介で日本飛行学校という専門学校に通うことになります。
この玉井清太郎は、弟とふたりで「日本のライト兄弟」とも言われた人物でした。
この学校で専門知識を身につけられる予定でしたが、翌年、飛行機の墜落事故で玉井清太郎は亡くなってしまい教官を失った日本飛行学校も閉校に追い込まれてしまいました。
こうして円谷英二のパイロットの夢は早くも敗れてしまったのです。
運命の出会いは花見にて…?!
パイロットの夢は諦め、夜間学校で、現在の東京電機大学にあたる電機学校に通うことにします。
電機大学でも玩具を発明し、特許料を貰えるようになっていたそうです。
あるとき、そのお祝いに東京で花見をしていたところ、隣の花見客と喧嘩になり円谷英二が仲裁に入った相手方が枝正義郎という映画監督だったのです。
これをキッカケに仲良くなり、また、枝正義郎はカメラマンを探しており、日本では珍しい飛行機の知識と玩具で特許を得ている円谷英二をどうしても引き込みたく説得。
こうして円谷英二は映画界に入ることにしたのです。
これまでの経験が糧になる
円谷英二は、カメラマンの助手をしていた頃、誰もが怖がってやらなかった空中撮影を自ら買って出てひとりで遂行。
その功績から助手からカメラマンへ昇進。
飛行学校時代の経験が生かされたのです。
その後もいろんな会社を転々としますが、撮影方法もミニチュアを使ったり、クレーンで上から撮影したり、煙で演出をしたり、のちの特撮映画と呼ばれるのと同じ撮影方法を取り入れていました。
これも、玩具で特許を取ったりしていた時代のスキルやアイデアが生きたのではないでしょうか。
しかし当時は、奇抜すぎて何やってるかわからないという理由で「ズボラ屋」というあだ名をつけられたほどでした。
特撮映画の父
その後、紆余曲折あったなかで東宝に入社。戦後には映画『ゴジラ』が大ヒット。特撮映画が一気に広まります。
そして「映画の次にはテレビが来る」と予測し、円谷プロダクションを設立。そうして誕生したのが今もなお人気のウルトラマンです。
ヒーローや怪獣を巨大に見せるためにミニチュアを使ったり、映し出す角度を変えたり、特撮を確立させました。
こうした工夫が「特撮映画の父」と呼ばれる所以となったのです。1970年に68歳で病気で亡くなってしまいますが、今もなお円谷英二の生み出したウルトラマンシリーズは人気で後世に引き継がれています。
点と点を結ぶ
僕が円谷英二の生涯から学んだのは「関係なさそうなことでも点と点を結べば成果につながる」ということです。
円谷英二は、映画監督として特撮で成功を収めるために、パイロットの知識やスキルを生かしたり、特許を取ったほどのアイデア力を生かしたりして誰も真似できないオリジナルな「特撮」という撮影方法を確立。
過去の経験やスキルを融合させたことにより成し遂げられたこと。
一見関係なさそうなことに見えても自分の持っているものを繋ぎ合わせると唯一無二の成果を残すことが出来るのです。
円谷英二から学べる教訓
円谷英二から学べる教訓は「自分の経験はすべて役に立つ」ということです。
あのスティーブ・ジョブズもこう言います。
「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。」
円谷英二も、パイロットの夢に敗れた時は悔しかったでしょう。
それでも映画監督としてパイロットの勉強したことが生かされたから誰にも真似できない特撮を確立させることができたのです。
自分の経験はすべて役に立つ。というより、役に立たせられるかどうかは自分次第。
そんなことを教えてくれました。
円谷英二のことが気になる方は彼の伝記本がマンガあるので、そのリンクを貼っておきます。ぜひ(^^♪
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。