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ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事では「会話中の沈黙が怖くなくなる考え方」についてご紹介していきます。
「会話で沈黙になるのが怖い」
「沈黙を埋めるようについ何かしら喋ろうとしてしまう」
こんな人に向けた記事です。
いくら仲良しの間柄でも会話中の沈黙はあるかと思います。
沈黙があると「つまらないと思わせてるかな」とか「話下手だと思われるの嫌だな」とか不安な気持ちになってしまうかもしれません。
僕も人の話を聴くコーチングという仕事をしていますが、最初は沈黙が怖くて埋めようとしていました。でも、それが間違いだと気がつき今では沈黙を味わうことまで出来るようになりました。それはなぜか。
本記事読めば、沈黙を恐れずに会話を楽しむことが出来るようになるでしょう。
✔沈黙のメリット
✔沈黙がないよう、つい何かしら喋ろうとしてしまう
(約5分で読めます)
沈黙はなぜ怖いのか?
そもそも沈黙がなぜ怖いのでしょうか。
僕も沈黙が大の苦手でしたので気持ちはよくわかります。
相手に対して「つまらないと思わせたくない」「話下手だと思われたくない」という思いがひとつあります。
楽しくなさそうで気まずい雰囲気になったら嫌ですよね。それがまたこれから仲良くなりたいような人に対してだと尚更。
もうひとつの理由としては「会話の主導権を握っていたい」という思いがあります。
僕は昔よく「えーと」とか「あのー」という繋ぎ言葉を使っていました。
自分が話している最中に少しでも沈黙を作らないために話と話の間にそういう言葉で繋いでいたんですよね。
でもこれって自信なさそうに見えたり、軽そうに見えたりして特にビジネスシーンでは不向き。
僕はこれを治す時に調べたことがあるのですが、こういう言葉を使う人は間を空けずに相手に会話の主導権を取られないようにしているのだと知りました。
たしかにそうだなと納得したのを覚えています。
沈黙が怖いと思う理由がわかったところで次はそれに対する対処法をご紹介していきます。
沈黙のメリット
沈黙が怖くならないよう、沈黙のメリットを3つご紹介します。
威厳や説得力が増す
沈黙は話し手の威厳や説得力を増す効果があります。
「雄弁は銀、沈黙は金」と言う言葉があります。
これは19世紀のイギリスの評論家で思想家のトーマス・カーライルの著書『衣装哲学』に記されています。
カーライルが自らの思想を述べたこの本の中に、「Speech is silver, silence is golden(雄弁は銀、沈黙は金)」が登場します。
沈黙を銀より高価な金に例え、「説得力のある言葉を持つことは大事だが、黙るべき時を知るのはもっと大事である」と表現し、「沈黙は時に雄弁さよりも優るのだ」と言っていたのです。
ベラベラ喋る人が軽そうに見えて、ゆっくり言葉を繋ぐように話す人の方が重みがありますよね。
イチロー元選手の話し方が僕はお手本だと感じています。イチローさんは、インタビューなどでも質問されてから少し沈黙して話したり、自分の話の途中でも時に押し黙り、ゆっくりと次の言葉を発します。
威厳や重みが増すので沈黙も嫌なものではなく、むしろ有効に使えるということを知っておきましょう。
相手を安心させられる
沈黙も交えながらゆっくり話すことは相手を安心させる効果もあります。
話し相手がよく喋る人ではなく、ゆっくり喋る人だったら、こちらが沈黙なくノンストップで話していたら疲れさせてしまうでしょう。
会話はリズムです。
相手に合わせることもとても大切。
僕はコーチングをやっているなかで、クライアントさんのうち何名かに言われたのが「けんいちさんは、ペースを合わせてくれて話しやすい」ということ。
クライアントから言われたのが「話すのがそんなに得意じゃないので、考えながら話すのですが、そのペースに合わせて聴いてくれてとても楽でした」という感想をいただいたのです。
とても嬉しかったのと「やっぱり沈黙って悪いことじゃないんだな」と感じた経験でした。
たくさん喋るような人には喋らせておいて聴き手は「うん、うん」と聴いていればいいのです。
話すのが好きな人は話していると気持ち良いので話させておけばいいし、逆に話が苦手な人はゆっくりとした会話のリズムが心地よいのでゆっくり話せばいい。
どちらにせよ、沈黙で大丈夫なのです。
相手から言葉を引き出せる
これは僕が営業職のときよく使っているのですが、沈黙を耐えていると相手から言葉を引き出せることがあります。
例えば、取引先から無理な要求をされたとき、すぐに「それは出来ません」と言うのではなく、「うーん…そうですねぇ…」と言って黙ります。
すると向こうから「だったらこれはどうかな?」と妥協案を出してくれることが多いのです。
人によるので一概には言えないですが、このように黙っていると相手から言葉を引き出せることがあります。
元総理大臣の菅さんも沈黙をうまく使っていた人だそうです。
これは相手から本音を引き出すことが出来るため会話の中でもうまく沈黙を使っていたと言われています。
沈黙を埋めようとすると相手が入るスキがありません。
相手から言葉を引き出すためにも沈黙は有効なのです。
沈黙が楽しくなる!
沈黙のメリットをお伝えしました。沈黙に対する恐怖は軽くなりましたでしょうか。
沈黙は金。
トーマス・カーライル氏もうまく表現したものです。
いきなりは難しいかもしれませんが、ゆっくり沈黙に慣れる練習をしていきましょう。
僕も沈黙が超絶苦手だったのですが克服できました!
ぜひ、チャレンジしてみてください。
✔沈黙には「話し手の威厳が出る」「相手に安心感を与えられる」「相手からの言葉や本音を引き出せる」というメリットがある
✔沈黙は金と同じくらい大切なもの
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。