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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【小説】『火星に住むつもりかい?』のネタバレ無し感想。監視社会のディストピア!


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

本記事はオススメ本の紹介です!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

監視社会を描くディストピア!

 

人気ミステリー作家の伊坂幸太郎さんの作品。

 

本作品も伏線とどんでん返しが健在です。

 

「平和警察」という部隊が警察内に編成され、危険人物と見なされると大衆の面前でギロチンで首を落とす公開処刑を課されるという監視社会の世の中を描いたディストピア作品。

 

伊坂幸太郎さんはジョージオーウェルの『1984』などにも影響されたと公言されており、その世界観も彷彿とさせます。

 

しかし、監視社会の恐怖を描くだけではなく、正義とは何か?という強いメッセージもあります。

 

それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔『火星に住むつもりかい?』のあらすじをネタバレ無しで知りたい
✔『火星に住むつもりかい?』のネタバレ無しの感想を読みたい
✔伊坂幸太郎さんの本を読みたい!
 
 

 

(約5分で読めます) 

『火星に住むつもりかい?』のネタバレなしのあらすじ   

読書

 

以下、Amazonからのあらすじの引用です。

 

住人が相互に監視し、密告する。危険人物とされた人間はギロチンにかけられる―身に覚えがなくとも。

交代制の「安全地区」と、そこに配置される「平和警察」。この制度が出来て以降、犯罪件数が減っているというが…。

今年安全地区に選ばれた仙台でも、危険人物とされた人間が、ついに刑に処された。こんな暴挙が許されるのか?そのとき!全身黒ずくめで、謎の武器を操る「正義の味方」が、平和警察の前に立ちはだかる!

 

 

『火星に住むつもりかい?』を読んだ感想と見どころ

読書


 

監視社会の恐怖

 

平和警察とは名ばかりで都合の悪い人物は「危険人物」と見なしてどんどん処刑する。

 

間違っていると思っても、処刑されるのが怖くて国民は何も言えない。そんなディストピアを描く作品。

 

まさに現代における独裁国家や監視社会そのもの。
ラストは伊坂さんらしく爽快に終わってくれますが、正義って何なの?というテーマは読了後も考えさせられる作品です。

 

ギロチンで処刑というのが現実味なかったのはちょっと残念かな…

 

昨今でも海外のニュースで警察が国民に暴力を振るったり、拷問まがいの尋問をしたりしているというのを耳にしますが、権力や暴力で抑圧される恐怖がこの作品でも感じられます。

 

物語中には、そんな権力に抗うように平和警察に楯突く人物が現れます。

その先どうなるのか?伏線の回収の仕方はさすが伊坂さん、ワクワクしました。

 

 

正義は状況次第で意味が変わる

 

これはあくまで読んだ僕の主観での感想です。

 

平和警察という組織のやっていることは横暴で、読んでて怒りすら感じますが、平和警察の人間は自分たちのおかげで犯罪がなくなり本当に正しいことをやっていると信じているのです。

 

人それぞれ正義があり、何が正しいかはそれぞれの解釈なんだと。

 

印象的だったのは、弱いものいじめをしている高校生が出てくるのですが、その子もいじめていた相手に不運なことが起きると急に同情し始めるシーン。

自分がいじめていた立場なのに急に態度を変えて同情する様は、人の正義なんてそのときの状況や自分の感情で変わってしまうんだなと感じさせられます。

 

万人に共通する正義なんてない、というメッセージを僕は感じました。

 

 

 

『火星に住むつもりかい?』を読んだ方の感想

 

僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。

 

 

 

 

 

 

『火星に住むつもりかい?』が好きな方にオススメの作品

 

最後に『火星に住むつもりかい?』を読んで面白いと思った方にオススメの本を紹介します。次に読む本として参考にしてください。

 

 

 

『1984』

 

先ほども紹介したジョージ・オーウェルの名作です。

 

1949年に出版され、1984年の近未来はこうなるだろうと描かれた監視社会がテーマのディストピア小説。

 

未来が見えていたのか?と思うほど、今の独裁国家を忠実に再現しています。

 

「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」にも選ばれた傑作です。

 

伊坂幸太郎さんも影響を受けたと言っているので、未読の方はぜひ。

 

 

 

『ゴールデンスランバー』

 

伊坂幸太郎さんの別の作品。

 

賞も受賞し、伊坂幸太郎さん作品の中でも人気の作品なのでもう読んでいる人もいるかもしれませんがご紹介。

 

首相が仙台での凱旋パレード中に暗殺され、その犯人とされてしまった主人公の逃亡劇を描く作品。

 

伊坂幸太郎作品の特徴であるストーリーのテンポの良さと伏線の回収を存分に楽しめます。

 

 

 

『重力ピエロ』

 

こちらも伊坂幸太郎さんの代表作。

 

直木賞の候補になり、映画化もされています。

 

大学院で遺伝子の研究をしていた兄と、街の落書き消しを請け負っている弟。

 

兄が卒業したあとの勤め先の遺伝子研究所が放火される事件が起きる。

落書き消しをしていた弟は現場にグラフィティアートが残されていることを発見する。

 

調査に乗り出した兄と弟がたどり着いた事件の真実とは?

伊坂幸太郎さんらしい綿密な伏線とそれを丁寧に回収する展開が見どころ。

 

 

 

 

 

以上、小説『火星に住むつもりかい?』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。