ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事はオススメ本の紹介です!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
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FIREという言葉に騙されるな!
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「働かずに暮らせるようになりたい」
「FIREって憧れる!」
そんな方にオススメの一冊。
FIRE推奨本は世の中にたくさんありますがそれに待ったをかける一冊。
著者の三浦さんは経済学に非常に詳しく、今の日本でFIREが流行ったらどうなるか?という視点で本書は書かれています。
僕はこの本を読んで、FIREにしろ何にしろ「何のために行動するのか」という目的が大切だと感じました。
「働かずに暮らせるようになりたい」という気持ちだけでFIREを目指してる人は一度この本書は必読です。
それでは早速、中身についてご紹介しますね。
✔FIREについて知識をつけたい
(約5分で読めます)
本書の要点と感想
早期リタイアして不労所得で生きるFIRE。
いろんな働き方が出てきた中で注目されてきたFIREだが、「何もしないでも暮らしていける」というメリットだけ一人歩きして誤った決断をしないように注意を促してくれるのが本書。
そもそもFIREするのに必要な元手の資金はいくらなのか?
国民がみんなFIREしたら経済はどうなるのか?
経済学にも詳しい著者がFIREという麻薬に切り込みます。
暗い話ばかりではなく最後に「好きなことで生きていく」ためのヒントも書かれていて仕事ややりがいに悩む人の一助にもなる一冊。
FIREとは?
そもそも「FIRE」とはなんでしょうか。
画像のように「火」という意味ではありません。笑
「Financial Independence,Retire Early」の頭文字を取った造語で、経済的独立をしてアーリーリタイアすること。
要は、30代とか40代のうちに貯めた貯蓄を元手に投資をしてそのリターンだけで暮らすという生き方。
40代からもう働かずに暮らしていけるって夢のようだなと思いましたか?
一生涯、旅行に行ったり、自分の好きなときに趣味に没頭できたりしますね。
そんなFIREという働き方がアメリカから流行り、今では日本でもよく耳にするようになってきました。
FIREで失敗しやすい落とし穴
FIREとは、投資のリターンで暮らすこと。それは簡単なことではありません。
FIREの指標の一つに、目安として「毎年の生活費の25倍貯める」があります。次の4%ルールとセットになりますが、例えば年間の生活費が240万円(月々20万円)だったとしましょう。25倍は6,000万円なので、貯蓄額が6,000万円になったら、早期リタイアが可能と考えます。(「FIRE」とは?早期退職と何が違う? | コラム | auじぶん銀行 (jibunbank.co.jp))
上記は、auじぶん銀行のサイトからの抜粋ですが、著者も4%ルールについて触れられており、充分に暮らしていくには1億円くらいの貯蓄が必要であると述べています。
こんな大金を貯めるためには、とにかく支出を抑えないといけません。筆者も述べていますが、人生の後半のために、若い大事な時期に我慢ばかりしますか?ということ。
人それぞれの考え方があるので一概には言えませんが、若いときの方が体力もあるし、いろんな体験ができる(ワーキングホリデーも30歳まで)ので、20代もとても大切な時期と思うのです。
また、FIREはアメリカで流行りましたが、アメリカと日本の食料自給率も経済状況も全く異なり、また国民が所得を投資にかける割合もまったく違います。
また、日本の国民が皆FIREをすると日本の経済はどうなってしまうのか。
そうした経済学的観点でも詳しく触れてくれているので、日本でFIREするハードルの高さがわかります。
また、僕は個人的に以下の点がとても共感しました。
「FIRE思想を別の視点から見た場合、『苦痛である仕事から少しでも早く逃げるための理論』と言い換えることができます。
そもそも、仕事にやりがいや楽しさを感じているビジネスパーソンは、極端な節約生活をしてまで仕事から逃げようとする必要はないことが分かります。
『仕事が嫌で嫌で仕方がない。この苦痛から解放されたい』という、ある種の強い恐怖心のようなものがあるからこそ、FIRE思想に脳を焼かれることになるわけです。」(本文中より引用)
「仕事が嫌だという前提」というのは非常に納得。
仕事というのは、世の中に貢献することで自分の存在価値を感じることができる素晴らしいものです。
FIREで経済的独立をして、可処分時間を増やして他のやりがいに没頭するという目的なら素晴らしいと思います。
しかし、仕事が嫌だからという逃げの姿勢ではFIREしたその先、あなたは幸せでしょうか?ということです。
FIREよりも大切なこと
僕が本書を読んで感じたのは、人生や仕事の目的を持つことが大切だということ。
FIREそのものに良いも悪いもありません。
それよりも、自分の仕事にやりがいや人生の目的を持っているかどうか。
その目的を叶えるための手段としてのFIREなら素晴らしいですね。僕もやりたいことがたくさんあるので、不労所得で生活費くらいは稼げるようになりたいと思っています。(おかげさまでKindleの印税やブログの広告費で月に数万円はいただけるようになりました!)
「働きたくないからFIREする」と安易に考えずに、まずは自分の仕事や人生の目的を見つけ、それを踏まえてFIREを目指すべきか否かを考えるのが正しいFIREとの向き合い方なのではないでしょうか。セットでFIRE推奨本を読むのをオススメします。
内容が気になる方はぜひ本書を読んでみてください(^^♪
Kindle Unlimited登録の方なら無料で読めます!
✔FIREするためには若い時期に多くの我慢が必要であり、また、日本はFIREに向いているとは言えないことも踏まえて考えるべき。
✔FIREを目指す前に自分の人生や仕事の目的を見出すことが大切。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。