ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ150人目は、室町時代の臨済宗大徳寺派の僧、詩人で「一休さん」という説話でも知られる「一休宗純」です。
一休さんといえば、とんちをきかせて面白おかしく大人顔負けの知恵を発揮するアニメで有名ですが(若い人は知らないかも笑)、実際はとても破天荒な人でした。
女好きだったり、その破天荒さには共感できない部分もありますが、怠けている僧侶たちを批判したり、やりたい放題した彼はある意味「ありのまま」を体現した人なんだなあと感じています。
そんな彼はどんな生涯を送ったのか?
一休宗純の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説していきます。
そしてそこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や実績を知ると、「やりたいことを貫き通す大切さ」が学べます。
(約5分で読めます)
一休宗純とはどんな人?
次期天皇だった?!
一休宗純は、1394年の室町時代に生まれた僧侶です。
父は100代目の天皇の後小松天皇だと言われています(諸説あり)。
当時、鎌倉幕府と室町幕府の間に南北朝時代という2人の天皇が擁立され天下が2分された時期がありました(広義では室町時代に含まれていますが)。
その南北朝が足利義満により統一された翌年に一休宗純は生まれたのです。
南朝と北朝の2つに分かれていたうちの北朝の天皇が後小松天皇。統一されたあとに、天皇家の証でもある「三種の神器」が渡ったのはこの後小松天皇の元なので、その天皇の息子とあれば時期天皇候補。
一休宗純は、天皇になっていた可能性もあったのです。
では、なぜなれなかったか。
それは、母親の出自が関係していました。母親の父が楠木正成の孫だと伝えられており、楠木正成は足利家と敵対していましたので、幕府の敵です。
一休宗純の母親は南朝側だとされて、後継者のリストから外れてしまうのです。
出家して僧侶に。そして自殺未遂?!
そんな一休宗純は親元を離れ京都にある「安国寺」で6歳で出家します。
6歳という性格が形作られるこの年齢のときに、母親が朝敵だと批判され追放されたり自身は出家したり、どのような想いだったか想像すると胸が痛いですね。
そして出家した際に師事していた師匠が亡くなってしまうと一休も入水自殺をしようとします。間一髪助けられますが、この頃の一休は思い詰めていたのでしょう。
自殺未遂の翌年にはこんな歌を残しています。
「有漏路(うろぢ)より無漏路(むろぢ)へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」
「この世は悟りへ向かうまでの一休みのようなものだ。雨が降るなら降ればいいし、風が吹くなら吹けばよい」
という意味でありのままを受け入れる覚悟を感じます。
この歌の「一休み」という言葉がキッカケで「一休」と名付けらるのです。
仏教界のありかたに疑問
当時の室町時代の僧侶たちは、お寺の住職になるには幕府にお金を収めたりしなければならず、権力に癒着する僧侶も数多くいました。
この状況に「本来の仏教の在り方とは違う」と一休宗純は批判。出家した安国寺も離れることとなります。
その後の一休は、仏教では禁止されている飲酒や肉食、女性との関係を持つことなどを平気でやっていました。
彼なりの仏教の在り方を模索していたのでしょうか。
妻に向かい入れた女性も自分の孫くらいの人物でした。
その他、阿弥陀如来像を枕にして寝たり、杖の頭にドクロを付けて「ご用心、ご用心」と言い町を練り歩いたりもしていました。
かなり奇抜で破天荒な人物でしたが、このような戒律や形式に囚われない人間臭い生き方は、民衆の共感を呼んだそうです。なので今でも語り継がれているのでしょうね。
そんな一休宗純は88歳でマラリアが要因で亡くなります。最後の一言は「死にとうない」だったそうです。やりたいことをやりつくしたように見える彼もまだまだやり残したことがあったのでしょうか。
やりたいことを貫き通す
僕が一休宗純の生涯から学んだのは「やりたいことを貫き通す」ということです。
やりたいことをやろうとすればするほど、周りには批判する人も出てくるでしょう。
サラリーマンを辞めて独立しようとしたら親に反対されたり、職場で今までやったことないやり方で進めようとしたら周りに止められたり。
新しいことをやるとたいてい反対する人たちが現れます。
でも、それを貫き通せば一休宗純のように周りに影響を与え語り継がれる人にだってなるのです。
万人に共通する正解や常識などありません。
自分が正しいと思ったことや、やりたいとおもったことは貫き通しましょう。
その大切さを彼から学びました。
一休宗純から学べる教訓
一休宗純から学べる教訓は「やりたいことを貫き通すこと」です。
やりたいことが見つかったら周りの反応に恐れず貫き通しましょう。
一休宗純は、仏教で禁止されていることを平気でやっていました。
それは本当に心から仏教を信仰している人からしたら許せないことかもしれません。
でも、一休宗純にとってはそれが正しいのです。
批判を恐れずやりたいことは貫き通し、死ぬ間際に「まだ死にたくない」と言えるくらい自分の人生全うしたいですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。