ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ145人目は、鎌倉時代、源頼朝の側近で、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公でもある「北条義時」です!
彼は、鎌倉幕府を開いた源頼朝から絶大な信頼を得てサポートし、頼朝亡き後も実権を握り続けた人物。
彼の姉は尼将軍こと「北条政子」。
北条という名前はこの頃から有名になっていきます。それもこの北条義時の活躍があってのことなのです。
そんな北条義時の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説していきます。
そしてそこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や実績を知ると、「臨機応変に考える」ことが学べます。
(約5分で読めます)
北条義時とはどんな人?
時代の変わり目にて生まれ育つ
北条義時は、鎌倉幕府が設立される20年ほど前の1163年に伊豆の豪族の家柄に生まれます。
平安時代は、天皇中心の政治でしたが、北条義時が生まれた頃は、天皇中心から武士中心の政治に移り変わる頃でした。
義時が生まれる4年前に「平治の乱」という源氏と平氏の戦いが起こり、平氏の平清盛が勝利。
この「平治の乱」で負けて、島流しで伊豆まで来ていた源頼朝と、義時の姉の北条政子が結ばれて結婚します。
当時、北条義時は15,6歳でした。
こうして、源氏との結びつきが強くなった北条家は、源氏と平氏の戦いに参戦するようになり、北条義時も武功をあげます。
その後、頼朝の側近ともなり、着実に力をつけていくのです。
北条氏が力をつけて台頭する
頼朝が鎌倉幕府を開きますが、その後、すぐに頼朝は亡くなってしまいます。
息子の頼家が将軍になりますが、独裁政治を防ぐために北条義時含む有力な御家人たちが集まり話し合いで政治を進める「13人の合議制」という体制を整えます。これが大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の元となります。
しかし、この13人も皆が仲良しなわけではありません。
13人の合議制に不満を立てた源頼家は北条氏を征伐しようとしますが、返り討ちにあいます。
その後、北条氏が戦で勝ち、力をつけていき、「執権」という役職につきます。
二代目将軍の頼家が病気で亡くなり源実朝が三代目将軍になった際、義時の父、北条時政が執権という将軍の補佐役になりました。
こうして、北条氏は力をつけますが、のちに時政・義時親子に亀裂が入ります…
天皇に打ち勝ち、日本のトップへ…
北条時政はさらなる権力拡大のため、なんと将軍を排除しようとします。
しかし、その目論見を息子の義時が阻止。
時政の謀略を実朝に告げ口して、失敗させるのです。
こうして時政は追放され、執権は義時の手に移ります。
北条義時は絶大な権力を得ます。
しかし、当時は武士による鎌倉幕府を面白く思っていない後鳥羽上皇や、義時政権を憎んでいる者が入り混じり、カオス状態でした。
二代目将軍頼家の息子の公暁という僧侶が「頼家の仇は実朝だ」と噂を吹き込まれ、三代目将軍の実朝を暗殺してしまいます。
こうして、源の直系の将軍はあっけなく、いなくなってしまいました。
源氏亡きあと、北条義時が執権で政権を握るのですが、後鳥羽上皇がついに北条義時(鎌倉幕府)を討伐する戦を企てます。これが「承久の乱」です。
この際、姉の北条政子の演説が有名ですよね。
「皆、心を一つにして承るように。これが最後の言葉である。故右大将軍(源頼朝)が朝敵を征伐し、関東を草創して以後、官位といい、俸禄といい、その恩は既に山よりも高く、海よりも深い。名を惜しむ族(やから)は三代の将軍の遺跡(ゆいせき)を守るように。
今ここで、京方について鎌倉を責めるのか、鎌倉方について京方を責めるのか、ありのままに申し出よ」
これで一致団結した鎌倉幕府の武士たちは、後鳥羽上皇の進撃に打ち勝ち、名実ともに北条氏が日本のトップに立ったのです。
しかし、そんな北条義時も病には勝てず、脚気で亡くなったとされています。(刺殺されたという説も)
62歳でした。
最適解を選ぶ判断力
僕が北条義時の生涯から学んだのは「最適解を選ぶ判断力」です。
北条義時は、勝ち馬に乗る時流を見る目があると言われています。
平安時代末期も、天皇側でも平家側でもなく源氏についたことで幕府で実権を握るようになりました。
また、実の父親が源氏を暗殺しようとしたときは、父親をも裏切り源氏に付きました。
そのすべて選択の行き着く先がこの功績なので、「今は何が正しいのか?」ということを見極める力があったのでしょう。
この判断力は見習っていきたいですね。
北条義時から学べる教訓
北条義時から学べる教訓は「常に何が最適解か考え判断すること」です。
個人的な予想でしかないですが、数十年後、自分が日本のトップになっている姿を強くイメージしていたのではないでしょうか。未来から逆算して自分にとって何が正しいかを選択する。
北条義時はこれができていたのではないかと感じています。自分にとっての最適解を選択して決断する。そのために未来を見据える。言うのは簡単でやるのは難しい気もしますが、僕も未来を明確に見据えていきたいと感じました。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。