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ライフコーチのけんいちです!
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僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
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実話のような恐怖!戦慄ホラー小説
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芦沢央(あしざわよう)さんのホラー小説。
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」
そんな依頼を受けた作家の「私」。
かつて「神楽坂」では、凄惨な事件が起きており不可解な謎をそのまま放置して忘れようとしていた出来事を思い出す。
その事件を小説にすることで情報を集めて解決に導こうとするが、更なる恐怖を巻き込んでしまう…
作家の話で「私」目線なので、フィクションではありますが、実話のような書き方をしていて没入感がすごい。そして、文字だけでここまで怖くさせることができるのか、と感嘆します。
ラストもおぞましい恐怖を植え付けてこの物語が終わります。いや、終わるのか…?
それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。
✔『火のないところに煙は』のネタバレ無しの感想を知りたい
✔ホラー小説やどんでん返し作品が好き
(約5分で読めます)
『火のないところに煙は』のネタバレなしのあらすじ
以下、新潮社のホームページからのあらすじの引用です。
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。心に封印し続けた悲劇は、まさにその地で起こったのだ。私は迷いつつも、真実を求めて執筆するが……。評判の占い師、悪夢が憑く家、鏡に映る見知らぬ子。怪異が怪異を呼びながら、謎と恐怖が絡み合い、直視できない真相へとひた走る。読み終えたとき、それはもはや他人事ではない。ミステリと実話怪談の奇跡的融合。
『火のないところに煙は』を読んだ感想と見どころ
じわじわ広がる恐怖
この小説は5つの話から構成されています。ひとつひとつが繋がってるわけではないですが、後半になるに連れてある共通点が浮かび上がります。
作家の「私」が小説を書くことで、読者から怪談話が持ち込まれ、それを調査していくと、なぜか自分が体験したまったく関係ないはずの事件に繋がっていきます。
その恐怖と恐怖が繋がり広がっていく感じがゾクゾクしてめちゃくちゃ怖かったです。
そして終わり方も秀逸。他の話がすべて伏線だったかのようにラストに回収されます。
ホラー作品なのでスッキリなんて終わらせてくれません。
文字でここまで怖いとは…
コレが僕の率直な感想です。
また、演出というか構成がうまいです。
「え、なになに」と思わせ引きつけておいてページをめくるとその次のページの冒頭にゾッとするワードが書かれているのです。
第1章の「染み」はめちゃくちゃ怖いので、覚悟して読んでください。
鳥肌立ちました。。。
映像もなく、小説という文字だけでここまで恐怖を植え付けられるのはさすがだと思いました。
『火のないところに煙は』を読んだ方の感想
僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。
芦沢央さん天才では…
— 文学YouTuberベル (@belle_youtube) July 26, 2021
『火のないところに煙は』立つともいえるし、立たないともいえる。
ミステリー作家として怪異を解き明かすスッキリ需要を満たしてくれたと思いきや!その先には論理では太刀打ちできない本当の恐怖が浮き上がってくる…
最終話の回収に震えたわ。#読了 pic.twitter.com/H78075LXZb
#怪談の日
— うたの👻読書垢 (@sakura_utano) August 13, 2021
『火のないところに煙は』
芦沢央
怪談×ミステリー
読んでいるうちに頭の中が変な感じになってくる。
これは小説なのか?実話なのか?
どっちなのか分からなくなって、変な気持ちになる。
話の内容が怖いのもあるけど、このどっちか分からない変な感じが怖い。
ゾワゾワ。 pic.twitter.com/PFpJc4NOH2
#読了
— sasakura@deep (@sasakuradeep1) January 9, 2022
芦沢央『火のないところに煙は』
怪異、超常現象の先をゆくイマジネーション。ホラーとミステリの境目の中に落とされたような戦慄と愉楽。現実でも作中のように、超常現象なのか作為的な誰かの悪意なのか、自分に降りかかったことの正体が判然としないままの人間が少なくないのでは、と感じた。 pic.twitter.com/1rg4kJk9RA
『火のないところに煙は』が好きな方にオススメの作品
『火のないところに煙は』を読んで面白いと思った方にオススメの本を紹介します。
芦沢央さんの作品を2つと別の作家さんの作品を。芦沢さんの作品はまだ僕も未読なので、僕が読みたいなと思う人気の本を。
『悪いものが、来ませんように』
芦沢央さんの作品の中でも人気の小説。
不妊治療をして子どもに対する悩みがある紗英という女性は、幼馴染の奈津子を心の支えとしていましたが、奈津子も、子育てで夫や母とうまくいっておらず、紗英を頼りにしていた。
お互い支え合って生きていたが、紗英の夫が殺害されてから事態は一変。
「震えるような読後感!」と評判の高い人気作です。
Kindle版でも読めます。
『許されようとは思いません』
『火のないところに煙は』と同じように5つそれぞれの話で構成された短編集。
ホラーではなく人の心の闇を描いたミステリー。結構重たい内容なので読了後はしんどいという人が多数。
僕もこれから読みますが、イヤミスや胸糞は好きなので、楽しみです!笑
『残穢』
小野不由美さんの人気作。映画化もされて映画も僕は観ました。
残穢=「穢れが残る」という意味。ある怪奇現象が起きる家を調べていくとその土地にある呪いが浮かび上がる…
『火のないところに煙は』と似たシチュエーションで、主人公は「私」の第一人称。
ある雑誌のコーナーを受け取っていた元ホラー小説家が一通のお便りを貰う。
「家が何か変なので調べて欲しい」
そして、調査していくうちに連綿と大昔から受け継がれる呪いがわかります。
「手元にすら置いておきたくない!」という感想があるくらい気味の悪い、じめじめとした日本のホラーの特徴がよく出ている作品です。
以上、小説『火のないところに煙は』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。