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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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安藤百福とはどんな人?【成功の秘訣はセレンディピティ】


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ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ123人目は、日本を代表する実業家でインスタントラーメンの生みの親「安藤百福」です!

 

彼は日清グループ創業でもありますが、若い頃はどんどん会社を起こして成功していました。

 

彼の生涯を知ると、「成功に必要なセレンディピティ(関係なさそうなことから価値を見出す)」が学べます。どういうことか見ていきましょう。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

安藤百福とはどんな人?

安藤百福

安藤百福(https://amass.jp/117616/参照)







若かりし頃からとんでもないベンチャー精神

安藤百福は、1910年の明治時代、日本が統治していた台湾で生まれます。

 

幼い頃に両親を亡くし、呉服店を営んでいた祖父に引き取られます。

 

彼は幼少期から数字にとても興味があったそうで、幼い頃から四則計算をマスターしたそうです。

 

祖父母の呉服店の営みを間近で見ていた安藤百福は、商売を身近に感じていました。

 

 

そして、20代前半には「誰もやったことのない事業をやりたい!」と、数々の事業をスタートさせます。

 

今で言うベンチャー企業を作ったんですね。まず初めに繊維事業をスタートし、他にも住宅の製造、製塩、学校の設立に着手。

 

この後は「食品」に目を向けていきます。

 

食品事業に命をかける

戦争も終わり、終戦後は日本は食糧難になります。

 

栄養失調で倒れる人もいるなか、「やっぱり食が大事。食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と食の大切さを痛感。

 

今後は、食品事業に傾倒していくことを誓いました。

 

しかし、安藤百福は47歳にして無一文になってしまいます。

 

 

無一文からの成功

 

当時、安藤百福が理事長を務めていた信用組合が破綻。

 

40代にして無一文になってしまいます。

 

しかし、「失ったのは財産だけ。経験は血肉となった」という言葉とともに不屈の精神で新事業を開始。

それが今につながるラーメンの開発。

 

以前、戦後の大阪の闇市で屋台のラーメン屋に行列ができるのを見て「家で手軽にラーメンが食べられれば必ず需要がある!」と確信してラーメンの開発を決意したのです。

 

そこからまる一年。平均睡眠時間4時間で365日研究に明け暮れました。

研究開発小屋

研究開発小屋(https://www.nissin.com/jp/about/chronicle/より参照)



 

 

 

この「開発小屋」のレプリカは、横浜にあるカップラーメンミュージアムに展示されていて僕も見たことがあります!

 

保存性と簡便性とおいしさ全てを兼ね備えたラーメンの開発が目標。

 

これがかなり難易度が高く、保存性を担保するために麺を乾燥させるのですが、お湯をかけてまた食感を戻すというのはとても難しかった。何度も何度も試作を重ねては失敗を繰り返し、かなり行き詰まっていました。

 

しかし、そんな折に、奥さんのある行動を見て閃いたのです。

 

 

 

「天ぷら」がヒント!カップラーメンの誕生と繁栄

 

安藤百福の奥さんが、天ぷらを揚げていたところを見ていました。

 

天ぷら粉の衣は水分を弾き飛ばし油を吸収してカラッと揚がります。

 

それを見て、「油で揚げればいいのだ!」と閃くのです。

 

今までは、麺の水分をなくし、お湯を入れてまた水分を戻すやり方で、これはうまくいきませんでしたが、油で揚げて水分を飛ばしカリカリに乾燥させた麺にお湯をかけると、水がなくなった穴に親が入りあったかいまま元の食感に戻ったのです!

 

まる一年、休みなく研究してきたので、このときの喜びは想像を超えるものだったでしょう。

 

 

そして世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンが1958年に誕生します。

 

当時うどん1玉が6円の時代に、35円したのでかなり高いものでした。しかし、朝はピカイチだったので、噂が広まり問屋に注文が殺到。

 

そして、ちょうどスーパーマーケットが台頭してきた時代というのと、高度経済成長で共働きが流行ったこともあり、時代の流れに後押しされて大ヒット!

 

そこからカップヌードルも発売して、今の日清に至ります。

 

安藤百福氏は残念ながら2007年に96歳で亡くなりました。しかし亡くなるまでベンチャー精神は忘れず、なんと91歳の時に宇宙で食べられるラーメンの開発に着手。

 

90歳過ぎても冒険心と野心を忘れない安藤百福氏には感服です。

 

 

 

 

 

 

 

セレンディピティを磨こう!

アイデア

 

僕が安藤百福氏の成功から学んだことは「セレンディピティの中に最高のヒントがある」ということです。

 

インスタントラーメンのヒントが天ぷらにあるなんて普通思わないでしょう。

 

意識の高くない人だったら妻が天ぷらを揚げていても何も感じなかったと思います。

 

しかし、安藤百福氏は常に「どうやったら保存性と簡便性を兼ね備えたラーメンを作れるか」ということばかり考えていたので、天ぷらからヒントを得ることができたのでしょう。

 

予期せぬ偶然の出会いのことをセレンディピティと言います。

 

何かを探している時に、全く関係のないことから価値を見つけることです。

 

こうしたセレンディピティを引き寄せるのも、安藤百福氏の思いの強さから。何か成し遂げたいことがあるときは、強く願うこと。いっとき足りとも離さないことが大事なポイントかと感じます。

 

 

 

 

安藤百福から学べる教訓 

勉強

安藤百福から学べる教訓は「成功のカギはセレンディピティにある」ということ。

 

人間の脳はキャパがありますので自分に必要な情報だけ仕入れるようになっています。

 

RASという機能があります。これは自分が今考えていることに近い情報を仕入れることです。例えば、「車欲しいな〜」と思っていると道行く車にばかり目が行くように。

 

叶えたいビジョンがあるならずっとそれを頭に思い描き続けること。

 

脳のRASが働き、価値との偶然の出会い、セレンディピティを引き寄せるでしょう!

 

 

安藤百福についてもう少し詳しく知りたい方は以下の本があります(^^♪

 

 

 

他にも、NHKの朝ドラ『まんぷく』は安藤百福とその奥さんの物語です。『U-NEXT』で視聴できるので興味のある方はぜひ(^^♪

朝ドラ『まんぷく』

朝ドラ『まんぷく』 (https://f-zac.com/hideakikanamori/2019/01/29/manpuku/参照)

 

 

 

 

 

最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。