ども！
ライフコーチのけんいちです！
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このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも？！
僕は読書が大好きで年間100冊くらい読んでいます。
そんな僕がオススメの本をご紹介。
本記事は、東野圭吾さんの小説『白鳥とコウモリ』を、ネタバレ無しであらすじと感想を書いています。
✔『白鳥とコウモリ』のあらすじと感想をネタバレなしで知りたい！
✔どんでん返しミステリー小説が読みたい！
本書を読む前に見ていただければ、より一層楽しめるかと(^^♪
言わずと知れたトップミステリー小説家の東野圭吾さんの作品で、2021年4月に販売されたものです。
本作品も濃厚なミステリーになっています。
作家人生35年の記念作品ということで東野圭吾さん自身も「今後の目標はこの作品を越えることです」と言うくらいの大作。
他にも「東野圭吾版『罪と罰』」というキャッチコピーもあり、かなり期待できる作品。実際めちゃくちゃ面白かったです。
ある殺人事件に自首してきた男。その男の供述と殺害動機には矛盾はなさそうに見えたが、のちのち調べていくとおかしな点が…
そしてそれは30年も前のある殺人事件に繋がっていくことがわかります。
過去と現在、加害者家族と被害者家族、それぞれの思惑と行動が濃密に絡み合い、ひとつの真実が炙り出される。
それでは、早速『白鳥とコウモリ』を、ネタバレ無しで、あらすじと見どころを紹介します！
（約5分で読めます）
『白鳥とコウモリ』のネタバレなしのあらすじ
2017年東京で弁護士が殺害される殺人事件が起きた。
その殺人事件を追う刑事の五代。ある怪しい人物が浮き彫りになり、調査を続けるとあっさりと「私がやりました」と自供。
一件落着かと思いきや、自供した男の息子は「父は嘘をついている」と言う。そして、被害者の弁護士の娘も「殺された父のあのときの行動はおかしい」と言う。
他に新事実があるのか？
裁判や警察の調査が進むなか、加害者の息子と被害者の娘は納得ができずそれぞれの調査を始めていく。すると1984年に起きたある事件へと繋がっていく…
『白鳥とコウモリ』を読んだ感想と見どころ
複雑に絡み合う事実に騙された！
東野圭吾さんの作品なだけあって、すっかり今回も騙されました。笑
ちょっと人物が多くて、ページ数も500p以上あり、前半少し飽きそうになりましたが後半は怒涛のように読み切ってしまいました。
驚きの事実をサラッと出してしまうそのやり方がうまいですよね。いちいちびっくりしました。笑
「全盛期の東野圭吾さんと比べるとつまらなくなった。伏線が読める」という感想もチラホラ見かけますが、僕はミステリーとして充分楽しめると感じました。
現代の2017年の殺人事件と1984年のある事件が絡み合っていくのですが、事実も多い分、登場人物も多いのでまとめながら読んだ方がいいかもしれません。
①自首した男（倉木達郎）
②自首した男の息子（和真）
③殺された弁護士（白石健介）
④殺された弁護士の娘（美令）
⑤調査する刑事（五代）
⑥自首した男のよく通っていた飲み屋の経営者親子であり、1984年の事件の関係者（洋子・織恵）
ざっくりこれらの人物を覚えておきながら読めば流れがわかるかと。
これらの人物の思惑が錯綜して新たな事実が明るみになる展開は見事です。
それぞれの人の想い
東野圭吾さんは、人の仕草や情景からの感情の描写が上手いですが、本作品も同様。
殺人を自供した男も明らかに人を殺すような人物ではなく、殺された弁護士も正義感あふれる善良な弁護士で殺される理由がない。
加害者の息子と被害者の娘がそれぞれ父のおかしな言動に疑問を持ち、迷い苦しみながら真実に迫る行動も、そして真実がわかった時の感情も、痛いほど伝わってくる描き方でした。
でも、だからこそ騙されるのだと思います。
「この人はこんなことしない」
そんな先入観がどんでん返しに導いてくれます。何も考えずに騙されましょう！気持ちいいから！笑
他の方の感想やレビュー
他の方の感想を引用します(^^♪
#読了#白鳥とコウモリ#東野圭吾
— ごんwimper (@washizugon) October 4, 2021
東野作品は、初めて読みました
岡崎市での事件が出てくるとかで、地元の本屋はポップを立てて売ってました
ミステリーですが、今回の主役は刑事というよりは、加害者と被害者の家族が主役です
被害者にも加害者にもなりたくないですね
どっちも不幸です pic.twitter.com/JxvxvwP8y2
#白鳥とコウモリ#東野圭吾
— れおにー (@2wanobuncho) October 9, 2021
ようやく図書館のリクエストが届いて読みました。最近の作品の中では好きです。
被害者と加害者（とその家族）。
真理を隠して誰かを救ったつもりでもまた違う誰かが犠牲となり、そこにも罪が発生する…。
例えどんな種類であっても罪は罰せられるのだな。 pic.twitter.com/CnozHrv1A5
白鳥とコウモリ読み終わった〜面白かった……
— 深山 (@fukka_mountain) October 4, 2021
初東野さん。想像以上に読みやすかった。あと推理力がまだ私の中にあったんだなってしみじみ
このまま読書習慣を取り戻したくなるね
東野圭吾さんの他の作品もチェック！
『白鳥とコウモリ』を読んだら、東野圭吾さんのほかの作品もチェックしてみましょう！
もはや「全部読み切ってるよ！」と言う方も多いと思うので、東野圭吾さんの作品を読み始めたばかりの方に。
東野圭吾さんは作品数がめちゃくちゃ多いのでAmazonの売れ筋ランキング上位3作品を紹介しておきますね！
『容疑者Xの献身』
累計290万部突破し、直木賞も受賞した大ベストセラー。
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神。
一人娘の美里と暮らす隣人の靖子に密かな想いを寄せていた。
靖子の前夫は暴力的な男で、靖子の居場所を突き止める。しかし、彼女たちは前夫を殺害してしまう。その事実を知った数学者の石神は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉なことに、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。
もうあらすじだけで面白そうですよね。笑
人間関係も複雑に入り混じる東野圭吾さんの真骨頂です。
『白夜行』
こちらも200万部を超えるベストセラーになった本で、東野圭吾ファンの人のなかでは一番人気ではないでしょうか。
幾重にも張り巡らされた伏線を回収してある真実にたどり着く様はミステリーの王道です。
1973年に大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りになる。当時はまだ小学生だった被害者の息子の桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。
その後、全く別の道を歩んでいく二人だったが周囲では不可解な事件が続けて起こる。
そして19年……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリーと壮大なスケールで描かれた本作品。主人公の２人以外の登場人物の視点から描かれているのが特徴的。
伏線回収の王道ミステリーをご堪能ください。2006年にテレビドラマにもなっていて、僕は高校生のときリアルタイムで見ていて驚愕したのを今でも覚えています。
『探偵ガリレオ』
ガリレオシリーズの第一弾。
『容疑者Xの献身』がこのガリレオシリーズの作品なので本作『探偵ガリレオ』を先に読むことをオススメします。
若者が突然発火して死亡する事件が起きる。現場にはポリタンクがありガソリンの匂いもしたので何かしらの事件のように思えたが、目撃者によると若者の後頭部が突然発火したという。
このような不可解な事件に遭遇した際、捜査一課の草薙俊平は、物理学者の湯川学を尋ね知見を伺うようにしていた。
今や1,300万部を突破した、物理学者の湯川学が主人公となるガリレオシリーズの第一弾。
以上、小説『白鳥とコウモリ』のネタバレなしのあらすじと感想の紹介でした(^^）
東野圭吾さんは電子書籍反対派でしたが、最近になって数冊解禁しました！
『容疑者Xの献身』と『白夜行』はKindleで読めます！この機会にダウンロードしてみてはどうでしょうか(^^♪
ちなみに、Kindle Unlimitedは、読書をたくさんする人はオススメです。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題！ まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。
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最後までお読みいただきありがとうございました！
ではまた。
ざす。
