ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ118人目は、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した武将「本多政重」です!
あまり知られてないかもしれません。
徳川家康の懐刀である本多家にいながら6回も主君を変えて、ときには家康と自分の父とも対立。
それでも数多の大名から引き合いがあり、主君に仕えることになりました。
彼の生涯を知ると、「人を惹きつけるために大切なこと」が学べます。
(約5分で読めます)
本多政重とはどんな人?
親元を離れる
本多政重は、1580年に徳川家康の家臣・本多正信の次男として生まれます。
天下の徳川家の家臣です。
そのままいけば安泰、、、
と思いきや、彼の行動は違いました。
家康の息子の秀忠を育てた乳母の息子を斬り殺してしまう事件を起こします。しかし、これは親友のためだったと言います。
そして徳川家から出て行った彼は、越前の大谷吉継という武将に仕えます。
しかし、その後すぐに宇喜多秀家を主君とします。この頃から転々としていたのです。
宇喜多秀家は、豊臣秀吉の直属の部下「五大老」のひとり。
徳川家康も五大老のひとりでしたので、ライバルのところに仕えて行ったということですね。父親の正信は徳川家に仕えているわけなので複雑な関係です。
関ヶ原の戦いで敗れる
1600年に起きた「関ヶ原の戦い」。
徳川家康の東軍に対して、宇喜多秀家は西軍だったので、本多政重も西軍につきます。
結果はご存知の通り西軍の大敗。わずか半日で関ヶ原の戦いは終わってしまいました。
本多政重は処罰されてもおかしくないですが、本多家は徳川家の臣下であったことや正信の息子ということもあり、処罰は免れました。
その後も転々としていく
関ヶ原の戦いで敗れ、在野に降りた後、たくさん誘いがあったようで福島正則という武将に仕え、その後すぐに前田利長に君主を変えていきました。
前田利長の父は、前田利家。利家も徳川家康、宇喜多秀家と並び、豊臣政権下の「五大老」のひとりで有力な大名でした。
このように本多政重は、猛将からの引き合いも強かったのです。政重自身も知能というよりは武勇に長けていたようでこうした武将に重宝されたのでしょう。
しかし、旧主の宇喜多秀家が徳川家康に引き渡され、宇喜多家と前田家は遠い親戚関係だったので、前田家も徳川と繋がるとわかると、本多政重は前田家を去りました。
そして次は上杉家に仕えます。上杉景勝という人物も豊臣政権下の五大老のひとり。そんな上杉景勝の部下の直江兼続に婿養子として迎えられます。
本多政重は、このように五大老のうち3人の配下になっているのです。それだけ彼にも魅力があったということでしょう。
お給料も破格の待遇だったようです。直江兼続は、本多政重に幕府と上杉家の取り持ちを期待していたようです。
直江兼続からは重宝されていましたが、兼続の弟からは疎ましく思われており、ここでもトラブルあり、本多政重は上杉家を去るのです。
そして古巣の前田家に戻ります。
前田家を守る大活躍
前の主君だった前田利長の弟、利常に仕えます。
前田家の治める加賀藩(石川県あたり)でよく働き、江戸幕府から「越中国(富山県あたり)を返しなさーい」と加賀藩が言われた時も、本多政重が間に入り説得してコレを防ぐ。
加賀藩が謀反の疑いをかけられた時も、本多政重が奔走し、なんとか疑いを晴らしました。これは実の父や兄が幕府側についていたからこそ成し遂げられたこと。
これらの出来事では、政重はたっぷり褒美をもらいました。それだけ前田家を救ったということなのです。
その後、徳川家と豊臣家の戦いである「大坂の陣」に参戦しますが、豊臣側の真田幸村に敗れてしまいます。
命は助かり、その後は前田家にしばらく仕え、病気を患うと隠居生活に入りました。68歳の生涯でした。
人を惹きつけるには?
僕が本多政重の生涯を調べて学んだことは「活躍するには、人を惹きつけることが大切だ」ということ。
本多政重は、6回も主君を変えていきましたが決して裏切ったわけではありませんでした。
主君がいなくなり、ある意味フリーになったときに声をかけてもらえたからこそ、活躍できたのです。
それだけ武勇にも優れていたことと、幕府側に親がいたので幕府との関係を取り持つのに活躍してくれるという期待もあり、周りも声をかけていたのでしょう。
現在でも、組織に属さなくてもひっぱりだこのビジネスマンはいます。やはり、なにかひとつ秀でていたり、魅力があったりするのでしょう。
求められる魅力ある存在になるためには、とにかく自分の「得意」と「好き」を磨きましょう!
そんな大切さを本多政重の生涯から感じました。
本多政重から学べる教訓
本多政重から学べる教訓は「人を惹きつけるためには、自分を磨く」ということ。
人それぞれ得意なこと、好きなことは異なります。
「あなたといったら〇〇」と言われるような魅力を活かしていきたいですね。
「こんなこと、世の中には求められていないかも…」と思うようなことでも諦めてはいけません。
世の中に求められているか、お金になるのかどうかは二の次。
まずはその「好き」を極めてからです。
今は「個人の時代」ですからどんなことでも求められてきます。ぜひ、本多政重が6回も声をかけてもらえたように魅力のある人になりましょう!!
本多政重を大変重宝した「直江兼続」についても以下の記事でまとめていますので、もし気になる方はぜひ。彼は、米沢藩の礎を築いた立役者です。
直江兼続とはどんな人?彼から学べる教訓【生きていれば挽回できる】 - まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ (kkenichi.com)
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。