ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界、自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
読書が大好きで年間100冊くらい読んでいます。
そんな僕がオススメの本を紹介します。
本記事は、貴志祐介さんの小説『新世界より』を、ネタバレなしであらすじと感想を書いています。
✔『新世界より』のあらすじと感想をネタバレなしで知りたい!
✔面白いSF小説を探している!
本書を読む前に見ていただければ、より一層楽しめるかと(^^♪
著者の貴志祐介さんは、映画化された『悪の教典』をはじめとしたホラー作品を多く生み出した方。
本作品は、貴志祐介さんにしては珍しいSFです。
しかし、しっかり貴志祐介ワールドが感じられました。グロテスクな生き物の描写、こちらまで心臓がバクバクするような心理描写。
上中下3冊ある長編小説ですがページをめくる手が止まらず、一気読みしちゃいました!
それでは、早速、『新世界より』を、ネタバレせずに、あらすじと見どころを紹介します!
(約5分で読めます)
『新世界より』のネタバレなしのあらすじ
1,000年後の日本が舞台。
人類は、呪力と呼ばれる超能力が使えるようになっており、生物界のトップに君臨していた。
他の生物も独自の進化を遂げて人間とコミュニケーションが取れ、人間のために労働する動物もいる。
そんな世界で、5人の少年少女の冒険が描かれる。
学校で、呪力をマスターするための授業を受けていたが、嫌な噂を耳にすることになる。
学校の夏季キャンプを行っていた5人は、あるキッカケでこれまでの人類の歴史を知らされる。それはとても信じがたい血塗られた残酷な歴史であった。大人はそのことを隠し、子どものすべての言動も大人が管理していることがわかる。一体何のために…
そして、自分たちの命も危ぶまれるある事件が起きる…
『新世界より』を読んだ感想と見どころ
貴志祐介さんの世界観
・リアリティある丁寧な描写
・グロテスクな表現
・先の読めない展開
貴志祐介さんの世界観に魅了される作品です。本作品を読む前にすでに『黒い家』『天使の囀り』を読みましたが、貴志祐介さんの作品は、本当に心臓バクバクするくらい展開が面白い!
かつ、本作品は人間の行いの風刺も効いていて読み応えアリ。
上・中・下と3巻ある長編小説ですが、あっという間に読み終わりました。
伏線の張り方
伏線の張り方が本当に上手い。
主人公の渡辺早季が、未来の人に対し、人類の歴史の真実と恐ろしい事件の顛末を伝え、教訓にしてもらうために残した手記を読みあげていくという始まり方。
そのことから渡辺早季は、ある事件以降も生き残っていることがわかるが、すべてを知っている早季の目線だからこそ「このときは恐ろしい結末になるのを知る由もなかった」とか「この恐怖は、まだほんの序の口だった」とか、先に何が起こるのか期待させドキドキさせる書き方が随所に散りばめられていて、読むのが止まらなかったですね!
すべて終わるラストはSFならではの壮大なスケール。
本当にオススメの作品です!
他の方の感想やレビュー
他の方の感想を引用します(^^♪
#読了 貴志祐介(著)『新世界より(下)』
— のんびぶ@ブックアウトプッター (@Non_Vibrato) August 15, 2021
なんだろう…うまく言葉にできないというのが率直な感想。終始世界観に圧倒され続けた。SF長編という殻をまといながらも核の部分には現代に通ずるメッセージ性があり、読書垢の皆様が絶賛されていたのにも頷ける作品だった。#読書好きな人と繋がりたい #読書 pic.twitter.com/D88YP99Byp
【感想】上巻以外はめちゃくちゃ面白いSF小説(貴志祐介『新世界より』)
— たかひでの本棚 (@tkhd_hondana) October 18, 2020
1000年後の日本
人間は呪力と呼ばれる超能力を持っていた
上中下の壮大なスケールで描かれる作品
中巻以降はページをめくる手が止まりません#読書好きな人と繋がりたい #読了https://t.co/KEIOi7e8VG
#新世界より
— PAPANDA@20年8月からリアルパパ (@kaoboonio) August 26, 2021
この小説はすごい。
世界観や設定は、
よくこんなの思いつくなと言う感じ。
それだけではなく、
話の展開やスケール、一級品である。
腑に落ちない箇所もあるけど、問題ではない。
長いが後悔はしない。
ぜひ一読を。#読書 #読了 #小説https://t.co/um8cBqucxr
貴志祐介さんの他の作品もチェック!
『新世界より』を読んで貴志祐介さんの世界観が気に入った方は他の作品も読んでみましょう!
『黒い家』
貴志祐介さんの代表作のベストセラー小説です。
第4回日本ホラー小説大賞受賞作品。
ある保険会社員に訪れる恐怖を描きます。
保険金を得るためにわざと怪我をしたり、最悪の場合殺人を犯したりする事件が実際にもあります。
本作品中も、ある夫婦の息子が死んでしまった場面に主人公の若槻が立ち会うのですが、悲しんでいる様子が見受けられず怪しみます。
そして保険金を渡す前にこの夫婦を独自に調査し始めるのですが、これが地獄への始まり。
若槻はとんでもない体験をします。。。
貴志祐介さんは、保険会社で勤めていたこともあるそうで、これまた豊富な知識と経験から「実際にありそう」と思わせる恐怖があります。
本書も読了済みなので、以下の記事で同じようにネタバレなしのあらすじと感想を紹介していますので、もし未読であればぜひ(^^♪
【小説】サイコホラーの傑作!『黒い家』のネタバレなしあらすじ紹介 - まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ (kkenichi.com)
『悪の教典 上・下』
伊藤英明さん主演で映画化もされたサイコホラー。
生徒にもPTAでも評判の高い、男性教師が実は凶悪な殺人鬼だったという話。
共感性欠如という相手の気持ちを理解できない人間だったのです。
僕は映画しか見ていないですが、狂気の沙汰です・・・
殺人をなんとも思わず、鼻歌口ずさみながら人を殺しているシーンはトラウマ級です。
これを機に文字でも読んでみようと思います。
『天使の囀り』
本作品もめちゃくちゃ怖かった。。。
心霊ものではなく、人間が何かに憑りつかれたようにおかしくなっていく話。
以下、あらすじです。
主人公の北島早苗は、ホスピスで終末期を迎える患者さんの医療に携わる精神科医。
恋人で作家である高梨は、ある日、新聞社主催のアマゾン調査に行くが、帰国後、高梨の性格が変わったように様子がおかしくなっていた。
内気な性格なのに、急に表情豊かになり愛情表現をあわらしたり、異様なまでの食欲を見せたり、そして、ついには自殺してしまう。
しかしこれは高梨だけではなく、アマゾン調査に行った5名の参加者たちも不可解な行動をして次々に自殺をしていく。
果たして、アマゾンでは何が起きたのか、そして、高梨が死ぬ間際に呟いた「天使の囀りが聞こえる・・・」とはどういう意味なのか。
奇怪な行動の真実がわかったときにはゾッとします。。。
本作品もネタバレなしであらすじを書いている記事があります!
【小説】グロすぎ注意!『天使の囀り』のネタバレなしのあらすじと感想の紹介 - まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ (kkenichi.com)
以上、小説『新世界より』のネタバレなしのあらすじと感想の紹介でした(^^)
2021年8月現在、kindle Unlimitedでは、3巻ともに無料で読めます!
この機会にダウンロードしてみてはどうでしょうか(^^♪
ちなみに、Kindle Unlimitedは、読書をたくさんする人はオススメです。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題! まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。
最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!
①ライフコーチング
「今の自分を変えたい!」「成長したい!」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい!」
そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。
コーチングってどんなことするのかということや無料体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪
料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。
②読書代行×コーチング
「本を読んで勉強したいけど、時間がない!」「読書を最大限活かしたい!」
そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。
そしてあなたのビジョンに沿った本を選び(もしくは読みたい本を教えてください)、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。
僕は年間100冊くらいは本を読んでまして、このブログで要約記事も書いていて、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!
それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。