ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界、自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は読書が大好きで年間だいたい100冊くらいの本を読んでいます。
そんな僕が、オススメの本を紹介していきます。
今回ご紹介するのはコチラ!
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Kindle専用の電子書籍です。
著者は元々大企業に勤めていましたが、自分に合わないと思い3年で退職、その後青年海外協力隊などの経験を通して「人の成長を応援する」ライフコーチとして独立している方。
そして僕の高校時代からの友人でもあります。笑
起業は「自分らしく生きていくこと」。
そんなメッセージにハッとしました。
現在は個人の時代と言われ、フリーランスや独立したいと考える人が昔と比べると多くなってきました。しかし、起業というとどこか難しくてハードルが高そう。お金にも困りそうだし、ぜんぶ自分でやらないといけないのでものすごく大変そう。。。
でも、著者はそんな考えを「ギラギラ起業」と定義して、その反対にある「ゆるゆる起業」を勧めています。
起業をしようとしている人は本書を読んで「起業って自分らしく生きていくことなんだな」と心が軽くなることでしょう。
✔起業に不安を抱えている人
✔自分らしく生きるということについて考えたい人
それでは早速紹介していきます!
(約5分で読めます)
この本の要点と僕が伝えたいこと
起業は難しくない!起業とは自分らしく生きていくということだけなんだ。
そんなメッセージが伝わり、著者が言う「ゆるゆる起業」という言葉から肩の力がすっと抜ける感覚がする本書。
起業というと、自分の会社を軌道に乗せるまで朝から晩まで寝ないで働いて、資金集めに苦慮して、ガツガツ営業して、というようなイメージを持たれていることが多いがそのイメージを良い意味で払しょくしてくれる。
そして自分のサービスや商品を作ったときに「売り込んではいけない」「お客さんは探すものではない」「お客さんは商品をストーリーで買う」ということなど、ビジネス的観点でも非常に勉強になる一冊。
起業は難しい?!
「起業は大変だ」
「寝ずに働かないといけない」
「ギラギラした熱量が必要だ」
起業というとそんなイメージを持っている人も多いはず。
間違いではないと思うし、起業は楽なものではないのは確かなハズ。ギラギラした熱量をもった起業のほうがワクワクする人もいるでしょう。
でも、「起業ってそれだけじゃないよ」と教えてくれるのが本書。
1人社長あるいは個人事業主として自分がやりたいことを表現していく。そんな「起業」もあるのです。いわゆるベンチャーで成功を目指す起業を「ギラギラ起業」とすると、自分らしく生きて幸せを目指す起業は「ゆるゆる起業」です。(本書より引用)
そしてこれから主軸になるのもこの「ゆるゆる起業」だと言います。僕もこれには同感。
AI化とか自動化が進んでいく中で、「このままだと自分の仕事がなくなってしまうんじゃないか」と思っている人も少なくないでしょう。
そうすると「個人で何かしたい」「自分だからこそできる仕事がしたい」と思うのは必然。そしてそれが求められて来るのも必然と言えます。
自分らしく生きるということを改めて考えるため本書を手に取ってみるのもいいと思いました。
ゆるい起業では頑張り過ぎないこと
本書は、17個の「してはいけないこと」をリスト化して、それぞれ項目分けされています。それは以下の通り(目次から引用)。
1.成功を目指さ「ない」
2.準備しすぎ「ない」
3.お金の不安に騙され「ない」
4.失敗を怖がら「ない」
5.自信を無理に持とうとし「ない」
6.計画に縛られ「ない」
7.お客さんは探さ「ない」
etc
一部を紹介しましたが、「え、それでいいの?」ということが多いですよね。
自信がないとできないし、準備も万端にしないといけないし、、と思いそうですがそうではなくても起業はできるのです。現に著者がそのような起業をされています。
やりがちなNGな行動
起業家がやってしまいがちな行動パターンで、「それはダメだ!」というのがいくつか紹介されています。僕も特に納得・共感したところを引用させてもらいます。
商品は売り込まない
商品は売り込んではいけません。
と言うと、じゃあどうやってお客さんと出会うんだよ!と思いそうですが、著者の意見は以下の通り。
「絶対に秘密だよ!」と言われた内緒話はつい喋りたくなり、「内緒にしないでしゃべっていいよ」と言われると全然喋りたくなくなるように、僕らは「買って」と言われると買いたくなくなるけど、「買わなくていいよ」と言われると買いたくなる生き物なのです。(本文中より引用)
これは本当に真理だと思います。
僕もコーチングを商品として販売していますが、営業はしません。
とりあえず、コーチであることとコーチングってどれだけ素晴らしいかを発信しているだけ。たまに「現在、クライアント募集中です~」という感じで宣伝もしますが、「どうですか?買いませんか?」とは自分から営業したりしません。
そうするのは、著者の考えの通り、「買って」と言われると避けたくなるというのがわかっているからです。
ゴリ押しの営業は嫌われますからね。
商品を売りにしない
あなたが起業するとして、あなたの商品を買うお客様のメリットはなんですか?
この質問に対してあなたの商品の良さを語ろうとしたら要注意。
商品をウリにするのではなくあなた自身をウリにするべきだからです。
あなたが自分のストーリーを語って、あなたをウリにすると、あなたにお客さんはお金を払います。(本文中より引用)
何を買いたいかではなく、誰から買いたいか。
これってとても大事だと僕も思います。
僕も食品会社で営業をしていて悔しい想いをしたことがあります。
それはある商品が取引先で不採用が決まったとき、後日、他社のほぼまったく同じような商品が採用されているのを知りました。
それは、取引先が僕から買いたいと思わなかったということ。
僕の力不足であり、その商品を作った僕たちのストーリーを語るのが不足していたのです。
このように、本書では、起業だけに限らず営業マンとして、お客様と接する立場のビジネスマンとして心得ておきたい言葉が凝縮されています。
起業は仲間づくりである
本書は、起業のイメージをガラッと変えてくれます。
自分にもできそうと思えて、心のハードルを下げてくれるでしょう。それと同時に履き違えがちな売り込みなどの活動も記載されているので、独立しようとしている人には本当に読んでおいて損はない本でした。
自分がどんな人間で、どんな世界を作りたいかというストーリーに共感してくれる人が仲間になってくれます。それは一緒に働く人だけではなく、お客様も「仲間」になりたい!と思ったらあなたにお金を払ってくれるのです。
本書は他にも、お金に対するメンタルブロックをなくす方法や、失敗に対する不安との向き合い方なども書かれていますので気になった方はぜひ。
最後にとても大事な言葉を引用して終わります。
おすすめなのは、お客さんは「神様」ではなく「仲間」だと思うこと。(本文中より引用)
✔これからの個人で生きる時代では「ゆるい起業」が大切。
✔商品やサービスそのものではなくあなた自身のストーリーと魅力を語るべし。
ぜひ、ご一読ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。