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商売・ビジネスの極意!近江商人から学べる教訓【三方良し】


Hatena

ども!

歴史好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

歴史は繰り返すと言われます。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

記念すべき(?)シリーズ100人目は、個人ではないですが「近江商人」です!

 

『三方よし』という考え方で、多くの経営者の商売の指針にもなっている教訓をいくつも掲げていた江戸時代に活躍していた商人です。

 

 

それでは、近江商人について簡単に触れていき、彼らから学べる教訓をまとめていきます。

本記事を読めば「ビジネスの極意」が学べます。

 

 

 

 

 

(約4分で読めます)

 

近江商人とは?

        近江商人

 

 

近江商人とは、古くは戦国時代から、主に江戸時代の頃に活躍していた商人集団です。

近江とは今の滋賀県。関東へも関西へも中間地点だったので、江戸、京都、大坂と商売の幅をひろげています。

 

頭に笠をかぶり、天秤棒を肩に担ぎ商品を売り歩いていたのが特徴。

江戸時代に入ると、活動領域を全国に広げる人もいたそうです。

 

大坂商人、伊勢商人と並び、日本三大商人と言われています。

伊勢商人に代表される人としては、三井財閥の創設者である三井高利がいます。

 

近江商人はどうでしょう。

後に後述する近江商人の哲学『三方よし』を最初に広めたのは伊藤忠商事の創業者である伊藤忠兵衛と言われています。

 

それ以外にも、近江商人の流れを汲む企業では以下の会社があります。

高島屋、セゾングループ、丸紅、トヨタ自動車、東レ、日清紡、住友財閥、西武グループ、ニチレイ等々・・・

 

 

日本を代表する会社ばかりですね!

では、大企業にまで発展していった近江商人の考え方はどんなものなのか見ていきましょう。

代表される『三方よし』という哲学以外に『商売十訓』というものが素晴らしいのでそちらにも触れていきます。

 

『三方よし』とは?

三つの気球

 

『三方よし』とは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という考え方で、この三者がみんな喜ぶことでないと商売はうまくいかないということです。

 

買い手の要望通りの商品を作り、売り手が買い手に対して売っても、それが実際に利用するお客様が喜んでくれることではないと長続きしません。

 

この「世間」には、お客様だけではなく社会も含まれています。

社会貢献して、必要されている企業でないと、存続できないですよね。

 

当たり前のように思えるこの『三方よし』は、目の前の仕事に追われてしまうと忘れてしまいがちなことかもしれません。

 

大企業の不祥事のニュースを見ることがあります。

利益を少なく計上して脱税したり、国産原料使用と謳っているのに海外産の原料を使っていたり。

 

このように、自分たちのことしか考えていないといつかしっぺ返しを食らいます。

 

僕は食品会社に勤めているため、「売り手」です。

「買い手」は取引先で、「世間」は実際に食品を買って下さるお客様です。

 

買い手から「こんな商品が欲しい!」と言われて商品を作れば、買い手は買ってくれます。

そのときは売上になるのでいいことですよね。

 

でも、それがマーケティングもろくにせずにお客様が求めているものとかけ離れていたら、そんな商品は売れません。

売上は減り、ゆくゆくはこの世からなくなっていくでしょう。

 

三方よしどころではなく、三方誰も喜ばなくなります。

 

『三方よし』を考え具現化した商品やサービスでないと、存続はできないのです。

ビジネス・商売の基本となる考え方なのですね。

 

 

近江商人の商売十訓

黒板

 

紹介した『三方よし』というのは、この商売十訓に含まれているものです。

そもそも『三方よし』という言葉自体は初めから存在したわけではなく、戦後にわかりやすいように単語としてまとめたそうです。

 

そんな『三方よし』が含まれている『近江商人の商売十訓』を見ていきましょう。

 

①商売は、世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

これは『三方よし』の考え方ですね。

世のため、人の為に貢献していれば利益はあとからついてくる。

GIVEの精神ですね。

 

 

②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何

 店が大きいか小さいかではなく、その場所が大事だということ。

そしてその場所よりも商品が大事だということです。

マーケティングの基本ですね。

 

「黙っていても売れる商品を生み出すこと」がマーケティングだと聞いたこともあります。

まさに商品力が一番根幹にあるということ。

 

 

③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる

アフターフォローの大切さです。

売上が欲しいからといい事ばかり言って買ってもらう。

買ってもらったら、そこで終了。

 

こんな対応をしていたら既存顧客は離れていきます。

新規顧客よりも既存の顧客を大事にしようという考えですね。

SNSでフォロワーばっかり増やそうとしている人は耳が痛いんではないでしょうか・・・

 

④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし

お金がないことよりも信用がないことの方を恐れるべきだということです。

まさに、信用があればお金は稼げます。

 

最近よく見るようになったクラウドファンディングなんかもそうですね。

「この人なら助けてあげたい!」と思われる信用を得られているかどうか。

 

これが本当に大切です。 

 

 

⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ

 

これも『三方よし』に近い気がします。

お客のニーズというのは顕在化しているものがすべてではありません。

「あーーそれあると嬉しいな」と潜在的なニーズを発掘することが大事。

 

言うのは簡単ですが、なかなかできませんね。

顧客が顕在的に求めている者ではなく、顧客のためになるものを作るように考えたいですね。

 

 

⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

良い商品を売るだけではなく、しっかり広告して売ることがもっと大切だということです。

 

人の目にあたらないと売れるものも売れません。

僕は音楽が好きなのですが、昔は、好きなバンドがテレビに出ていると「商業主義に走ったな。お金目的か」とひねくれて嫌いになったりしていました(笑)

 

でも、そのバンドだって食っていかなきゃいけない。

いくらいい曲を書いたところで、届かないと意味がない。

今思うと、知ってもらう入り口としてテレビに出ることは大切なことなんだなと思えるようになりました。

 

⑥の言葉を聞いてふと思い出しました(笑)

 

⑦ 紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

僕はこの言葉を聞いて、顧客が期待する事のちょっと上をいくことだと思いました。

 

Amazonが良い例です。

欲しい商品をネットで頼んで、届くのは当たり前。顧客からしたら期待通りです。

でも、Amazonの頼んだ当日に届くサービスは、顧客の期待値よりも上を行きます。

「そこまでしてくれるの?!」と思わせたら勝ちです。

 

⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ

「値下げ」って顧客からしたら嬉しいかもしれませんが、値段が下がっている商品見ると価値が下がっているとも感じられるので、あまり良い印象はありません。

 

逆に、高くても「あなただけのために作りました」と言われる商品やサービスのほうが嬉しいハズ。

売り手にとっても、安く売っても利益は残りません。

 

いかに価値を付けて商品を販売できるかが大事ですね。

 

⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ

明日良ければいいや、来週良ければ、来月良ければいいやという考え方だと小さな積み重ねが取り返しのつかないことになりかねません。

 

商売は1日1日が勝負だということ。気が引き締まります。。

 

⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

いくら世間が不況だろうが、儲けなければ、会社の人たちは生活できません。

どんな状況でも利益を出せるようにならないといけないのです。

 

ある服飾メーカーが、コロナ禍で業績が厳しくなった際、すぐさまアパレルのスキルを活かして、おしゃれなマスクを販売し、これが人気になって業績をカバーしたというニュースを見かけました。

 

まさにこの⑩を具現化しているなと感じました。

不況や、突発的な事故は起きてしまったらもう仕方がありません。

そこからどうするか?

これを考える力が必要ですね。

 

 

ビジネスの極意は近江商人から学べ!

勉強

数々の経営者が、近江商人の商売十訓を取り入れてる理由がよくわかりますね。

これから先も変わらない本質のような気がしました。

 

ぜひ、自分の活動に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

近江商人のことをもっと詳しく知りたい方は以下の本もあります!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。