ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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鴨長明ってどんな人?彼から学べる教訓【逆境が人を強くする】


Hatena

ども!

歴史好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

歴史は繰り返すと言われます。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

シリーズ94人目は、平安末期から鎌倉時代初期に活躍した歌人で『方丈記』の作者でもある「鴨長明」です!

 

『方丈記』は、清少納言の『枕草子』、兼好法師の『徒然草』と並んで日本の三大随筆と呼ばれています。

 

随筆とはエッセイのことで、自分が見聞きしたものや感じたものをありのままに書いていく作風のもの。

 

そんなふうに言われていると彼も華やかな作家なのかと思いきや、家族に見放され、努力して夢を掴むもまた見放され、俗世に嫌気がさして出家するという、苦労に苦労を重ねた人生でした。

 

鴨長明の生涯と、彼の行動から学べる教訓をまとめていきます。

本記事を読めば「逆境が人を強くする」ということが学べます。

 

 

 

 

 

(約4分で読めます)

 

鴨長明ってどんな人?

鴨長明

鴨長明(https://blog.goo.ne.jp/takemusu_001/e/ab7be808d9385b23fde60ad5fb011e9bより)




超エリート家系

鴨長明は、平安末期の1155年に賀茂御祖神社という歴史ある神社の息子として生まれました。

 

京都の鴨川の近くにあることから「下鴨神社」と言われ親しまれており、現在、世界遺産にもなっています。

 

 

下鴨神社

下鴨神社

 

 

建立は3世紀ごろではないかと言われていて、京都の中では一番古い神社の部類に入ります。

 

天皇も参拝するような由緒ある神社だったことから鴨長明は将来安泰でした。

しかし、18歳のとき悲劇が起きます。

 

 

相続争いに敗れ音楽と和歌に没頭

 

18歳の頃に父親が亡くなってしまいます。

すると、「我こそは」とこの神社の跡取りになろうと手のひらを返すように息子を差し置いて親族が迫ってきたのです。

 

まだ18歳という若さから、長明は阻害されて相続争いに敗れてしまいます。

 

その後、人の権力への執着と醜さに嫌気がさし、琵琶という弦楽器と、和歌を詠むことに没頭します。

この経験がのちの『方丈記』に書かれている無常観に繋がります。

 

こうして芸術に傾倒し、名人から学び腕を磨き上げていくのです。

 

 

もう一度チャンスを掴むが・・・

 

時は流れ、40代の頃、ついにチャンスが巡ってきます。

その時すでに和歌で名前が有名になっていたこともあり、後鳥羽院が「古今和歌集」を編纂するときに鴨長明も抜擢されたのです。

 

そして、後鳥羽院が鴨長明をとても気に入り、

「可哀想だから跡取りにしてあげよう」と計らいますが、鴨長明の親族は猛烈拒否。

 

またもや、出世するチャンスを逃します。

 

「こんな欲望にまみれた俗世間なんか捨ててやる!!」

 

と出家することにします。

 

 

無常を説いた『方丈記』

 

出家した鴨長明は、方丈庵という部屋に住んでいました。

部屋の一辺が約3メートル(一丈)だったことから「方丈庵」と呼んでいました。

 

方丈庵のレプリカ

方丈庵のレプリカ(http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000938.htmlより)

 

3メートル四方の小さな部屋で質素に暮らし、そこで書いた書物が『方丈記』です。

鴨長明58歳のときです。

 

スーパーエリート家系に生まれながら、後を継ぐことができず、隠居生活。

今で言うと、親が資産家だったのに、親戚に裏で手を回され、遺産相続出来なく貧しい生活をさせられるようなものでしょうか。

 

そんなことされたら復讐心に燃えそうですが、鴨長明は、質素な生活をすることを選択します。

 

そして「方丈庵」で書き上げたのがエッセイの『方丈記』。

本書の有名な出だし、

 

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

 

どんなものも移り変わるという仏教でいう「諸行無常」を謳っています。

 

また、当時の大地震や飢饉の様子も描かれていて描写も細かいので歴史の貴重な資料ともなっているようです。

 

権力闘争から離れ、不遇に合う鴨長明ですが、音楽と和歌という自分の好きなことに没頭し、そして、自分が体験したありのままを描く『方丈記』がベストセラーに。

 

大逆転劇の人生だったのです。

 

 

 

逆境が人を強くする

逆流を泳ぐ人

鴨長明からは「逆境が人を強くする」ということを教えてもらいました。

 

家は由緒ある家系だったのに、追い出され、

自分の好きな琵琶と和歌を極めて一躍名を馳せてもう一度跡を継ぐチャンスを掴むも、それも叶わず。

 

「人生どん底、、」と思ってしまうような経験ですが、そこから自分の信念を曲げず欲にまみれず、突き進んで行ったことが成功への鍵だったのかもしれません。

 

逆境でへこたれるか、逆境を前向きに捉え努力するかでその先の人生は変わります。

 

自分は何をしたいのか?

考えるきっかけになりました。

 

 

鴨長明から学べる教訓 

勉強

鴨長明から学べる教訓は「逆境が人を強くする」ということです。

 

彼のように不遇な扱いを受けたら、あなたならどんな行動を起こしますか?

 

鴨長明と直接会話したわけではないので、「なにくそ!」という気持ちだったのか、「諦め」が強かったのかは今ではわかりません。

 

でも、いずれにせよ、琵琶という楽器や和歌に秀でたことにより、有名になり、そして本も三代随筆に選ばれるほどになりました。

 

逆境に立たされたときに卑屈にならず、自分の好きなことに没頭して、群を抜くくらい極めてしまえば、成功を手にすることは出来るんですね。

 

 

 

鴨長明の『方丈記』が気になった方はぜひ読んでみてください。

以下の光文社さんの古典シリーズは平易な文章で、かつ、注釈も随時記載されていてとても読みやすいです(^^♪

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。