ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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心が軽くなる心理学やオススメの本や映画を紹介しています。

【書評・要約】人類史を学ぶのにピッタリ!『銃・病原菌・鉄』著:ジャレド・ダイヤモンド


Hatena

ども!

ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。

そんな僕がオススメ本を紹介します。

 

今回ご紹介するのはコチラ!

 

 

人類の発展の歴史が学べる本です。

同じ人類なのになぜ民族によって格差があるのか?

どこからその格差は生まれたのか?

 

人類が誕生し、どのように発展していったかを生物学者のジャレド・ダイヤモンド博士が事細かに教えてくれる良書です。

 

現代の課題を解決するために、歴史から学べることは大いにあります。

 

本書は上下巻あるのですが、本記事ではまず上巻のみ取り扱います。

それでは早速、内容をご紹介します!

 

 

(約5分で読めます)

こんな人にオススメ!

本

・人類の発展について知りたい人

・歴史好きな人

 

 

歴史好きな人は文句なしに楽しめる一冊です!

食料生産の始まりや、武器の有無、感染症などあらゆる理由により、同じ人類の中でいかにして格差が生まれたのかコレ一冊で分かります。

 

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

まとめ

世界のさまざまな民族が、それぞれ異なる歴史を辿って発展したのはなぜか?

同じ人類なのに民族や国によって格差があるのはなぜか?

これらの謎を解明するために歴史を辿っていく内容の本書。

要約すると、民族によっての差異は、人びとの生物学的な差異や優位性があったわけではなく、人びとの置かれた環境によるものであった。

食料生産ができる環境かどうか、人口密度、感染症に免疫があるか、家畜に適した動物がいるかどうか、など、単なる環境の違いによるものだった。

こうした歴史を細かく紐解き、人類の歩んできた歴史を学べる貴重な一冊!

 

 

  

人類の発展は環境によるもの

命



 

本書では「人類の歴史では地域間、民族間で格差があったのかどうか?」をテーマとして人類誕生から紐解いています。

それを解明していくことで、人類はいかにして発展してきたのかがわかります。


地域による差は確かにあったと言うのが結論ですが、それは複雑な理由が絡み合っています。


食料生産の開始時期、人口密度、家畜の有無、など地域や風土によるものに影響されていたのです。

 


どこかの民族だけ知能が優れていたとか、身体能力が優れていたから争いに勝って拡大していったとかそういうのではないのです。

 


この本を読んで思いましたが「たまたま」なんだなと。

たまたま食料生産を早く始めたり、たまたま住んでる地域の環境が家畜を育てるのに向いていたり。

 


そんな人類の発展を紐解いている本なので歴史好きにはたまらない一冊でした。

 

また本記事を書いてる2021年現在はコロナ禍ではありますが、感染症の歴史やどういうときにそれが広まるかなども書かれているので勉強になります。


次に少し詳しく見ていきます。

 

 

人類の発展の鍵となるもの

りんごと本

人口密度

総人口も少なく、人口密度も低いところでは、経済面での変化はあまり起こっていない。そうした社会の人びとは、家族単位で時給自足の生活をおくっており、社会的な分業化はほとんど見られない(113-114pより引用)

 

人口密度が低いと、家族としか一緒に暮らさないので、格差は生まれにくい。

本書でも紹介されてますがハワイ諸島は人口密度が高かったので家族以外とも群れを作り、首長をトップとする縦社会が出来上がったそう。

 

そうすると、自然と支配する者される者がでてきて格差が生まれていきました。

人口密度も大きく関わっていたんですね。

 

 

 

銃・病原菌・鉄

 

本書のタイトルにもなっている通り、銃・病原菌・鉄が人類の進歩の分かれ目になっていました。

 

とてもわかりやすい例が紹介されてました。

 

16世紀頃にピサロというスペインの軍人がいて、インカ帝国(現在のペルーらへんにあった帝国)を滅ぼしたのです。

 

しかし、ピサロの軍は200人足らず。アタワルパという首長率いるインカ帝国は8万人。

 

数字では圧倒的不利なのにピサロが勝利することができた理由は次の通り。

 

ピサロを最高に導いた直接の要因は、銃器、鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字を持っていたことである。(147pより引用)

 

これに加え、当時インカ人はほとんど文字の読み書きができず、情報収集の手段もありませんでした。

それに対しピサロは、事前にインカ帝国が感染症で分裂していることも把握していたのです。

文字の読み書きが出来なかったこともインカ帝国の敗因でした。

 

ただ、著者いわく、なぜ銃器、鉄製の武器を先にヨーロッパが手に入れたかは不明なのだそう。

 

ヨーロッパは他国と触れる機会も多く、さまざまな文明を取り入れる機会が多かったからなんじゃないかなとぼくは思いました。

 

 

食料生産と家畜

 

人は昔、狩猟民族でした。

その日食べるものを狩る。そんな生活をしていましたが、小麦など、食料を生産することを覚えてから、人類の発展は一変します。

 

食料生産を他の地域に先んじてはじめた人々は、他の地域の人たちより一歩先に銃器や鉄鋼製造の技術を発達させ、各種疫病に対する免疫を発達させる過程へと歩みだしたのであり、この一歩の差が、持てるものと持たざるものを誕生させ、その後の歴史における両者間の絶えざる衝突につながっているのである。(184pより引用)

 

食料生産を先に始めた民族が、農耕するために便利な鉄製の器具を使い始めたり、家畜を飼い始めたりします。

 

そして、狩猟だけをしていた民族よりも文明が先に進み、家畜は生み出される感染症への免疫も先に体得できた。

 

これが、ヨーロッパが世界でも優位に立った理由なのです。

 

 

 

人類史から何を学ぶべきか

 旅

どのように人類の間で格差が生まれ、栄えた民族、滅んだ民族が現れたのかを見てきました。

 

さらっとしか触れてませんが、より細かく分析しているので興味あればぜひ本書を読んだください。

 

ここからは僕の考えになります。

こうした人類の歴史から学んだことを今後にどう活かすか?

 

僕は歴史が好きなので単純に「知らないことを知れる」だけで満足でしたが、せっかくならこの知識を活かしたいですね。

 

僕は歴史は繰り返すという言葉が好きです。

まったく同じことが起こることはないけれど、大抵似たようなことが現代にも起きているし、これからも起こるでしょう。

 

先の読めない未来を予測するためにも、歴史を学ぶことは必要だと思っています。

 

2021年現在、まだ苦しめられているコロナウイルス。

 

例えば、感染症が家畜などの動物から発生すること、そして人に感染したら人の中でしかウイルスは生きることができないことも書かれています。

 

だから人から人へ移り続ける限り生き続けるのがウイルスなのです。

そうすると、やはり密になることは避けないといけませんね。

 

あくまで一例ですが、このように過去の出来事から現在や未来の悲劇に対しても対策が打てるのです。

 

僕はこれからも歴史を学び続けて、世の中うまく生きていきたいと思います。

 

 

 

 

下巻も読んだらご紹介します!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。