ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
今回は「寂しさはどこからくるのか?」ということについて書いていきます。
寂しいと辛いし苦しいしなるべく味わいたくないですよね。
本記事を読んでいただければ「寂しい」という気持ちがどういった感情で、どうすればその想いをせずに済むのかということについてわかります。
僕はライフコーチ として活動しているため、心理学や心の保ち方は、かなり勉強しています。
そんな知識や実体験を交えつつ書いていきますね。
(約4分で読めます)
寂しさはどこからくるのか
寂しいという言葉の意味についてまず考えてみます。
寂しいというのは、本来あるべきものがなく物足りない、物悲しいという気持ちです。
今まであったものがなくなる物足りなさを表しています。
これは人にも言えることで、今まで当たり前のように隣にいた人がいなくなる。いるべき人がいなくなることで寂しくなる。
寂しさと言うのは「本来あるものがなくなる」というところから発生する感情なのです。
では、なぜ、本来あるものがなくなると寂しいのか。
それは簡単で、「なくなってほしくない」という気持ちがあるからですよね。
となると、寂しいという気持ちを感じないようにするためには「なくなってもいい」と言う気持ちになれれば寂しさは訪れないですね。
でも、大切な人に対して「いなくなってもいい」なんていう風には思えないと思います。
両親、配偶者、恋人、友人、など誰にだって大切な人はいるはず。
どうすればいいのかということについては、「誰かに期待したり、執着したりするのをやめること」だと僕は思います。
期待するから苦しくなる
「恋人から連絡が来なくて寂しい」
これって「恋人から返事が欲しい」と言う期待から来ていますよね。
「親と揉めて絶縁してしまい寂しい」
これも「親とは近くにある存在だ」と言う想いから来ていますよね。
自分の中の常識や当たり前だと思っていることがそうでなくなったとき、人は寂しさを覚えます。
僕は2年前に母を癌で亡くしました。
まだ、50歳前半だったのでとても早くにいなくなってしまいました。
もちろん悲しくて泣きまくりました。
今でも生きてくれたらいいのにと思っています。
でも、親がいつまでもそばにいてくれるなんて思っていたらダメだと思いました。
人はいつ死ぬかもわからない。いついなくなるかもわからない。
そう考えると1日1日が本当に大切で、僕は母の死がキッカケで年に2回くらいしか帰省してなかったのが、年に5,6回は帰省するようになりました。
自分だっていつ死ぬかわからないので、なるべく家族に会うためです。
「もっと生きて欲しい」
「もっと一緒にいて欲しい」
この気持ちは確かに僕にもありますが、そこに執着するのはやめました。
誰かに期待を寄せても誰かをコントロールできるわけじゃありません。
自分でコントロールできるのは自分だけ。
だったら期待や執着をせずに自分がどうしたいか考えるべきなのです。
僕は「なるべく実家に帰る」という選択を取りました。これは家族がいついなくなっても、僕自身がいついなくなっても後悔しないように自分から行動したのです。
他人への期待、執着は手放してみましょう。
あなたが誰かに対して何か欲しいと思ってもその人をコントロールは出来ません。
流れに身を任せて自分ができる範囲のことをやるしかないのです。
感情は味わうべし
それでもどうしても寂しさを拭えない人は、その気持ちを避けようとせずにじっくり味わってみましょう。
これ、僕も以前、他人にイライラしてしまい、どうしても仲良くなれない人にモヤモヤしていた時に友人からアドバイスいただいたことです。
「その感情を飴玉舐めるようにじっくり味わってみたら?」
「こんな嫌な気持ちじっくり味わうなんて嫌だよ〜」と思ってましたがあら不思議。笑
なぜその気持ちになってるかと言うことを考えたり紙に書き出したりしていると気持ちが楽になったのです。
吐き出すってことが大事だなと。
「こういうことが寂しかった」「もっとこうして欲しかったなぁ」「あの人なんでこんなことしたんだろうなぁ」と色々と思いを巡らしていると、気持ちは落ち着いてきます。
逆に「寂しさを忘れよう!」としてしまうとそのことばかり頭に残り逆効果。
「あー私、寂しかったんだねーよしよし」と自分を客観視するくらいがいいのです。
期待や執着を持っていた自分に気が付けただけでもオーケーだと思います。
徐々にその期待を手放す練習をしましょう。
僕はだいぶ期待や執着を手放すことは身につけてきました。
「来るもの拒まず 去るもの追わず」の精神で過ごしているので、最近寂しいと感じたことはほとんどありません。
まだ「寂しい」と感じてしまうときには、その気持ちをじっくり味わうことをオススメします。
感情は自分で選択できる
「寂しい」という感情以外にもどんな感情も自分で選択できます。
相手への執着や期待を手放すこと。
これが、「寂しさ」への対処法だと思います。
どうしても感じてしまうときはじっくり味わって溶けてなくなるまで感じてみること。
自分の気持ちと向き合う時間を作りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
ざす。