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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評・要約】新渡戸稲造『武士道』のあらすじをわかりやすく!『まんがで読破 武士道』


Hatena

ども!

読書好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。

そんな僕がオススメ本を紹介します。

 

「『武士道』をわかりやすくあらすじを知りたい!」

「古典を読んで勉強したい!」

 

そんな方にオススメできる本を紹介します!

それはコチラ!

 

 

 

 

旧5,000円札の顔でもあった新渡戸稲造のベストセラー著書です。

海外に日本の道徳観を伝えるために執筆しました。

 

礼儀や謙虚さ、日本人の特徴が詰まった本です。そんな『武士道』のあらすじがまんがで読めちゃいます!

 

それではどんな内容か、早速紹介していきます。

 

(約5分で読めます)

こんな人にオススメ!

本

・『武士道』のあらすじを読みたい人

・古典を読みたい人

・日本人の原点を知りたい人

 

まずはあらすじだけざっくり知りたい人や、活字が苦手な人に「まんがで読破シリーズ」はピッタリです!

 

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

まとめ

『武士道』は、明治時代に活躍した教育者、新渡戸稲造が海外へ「日本の道徳観」を伝えるために英語で執筆した著書でベストセラーになった。

無宗教の人が多い日本の人は何を大切にして生きているのか?をテーマに書かれ、それは「武士の心にある」と説く。

「義」を重んじる心や、日本人らしい思いやりの心である「仁」を兼ね備えているという、現代の日本人の心にも通ずる内容で、改めて日本人の特徴を知るために最適の名著。

「世界との架け橋になる!」と宣言し、世界に日本を広めた新渡戸稲造の功績を、まんがでわかりやすくあらすじだけ読める本!

 

 

  

 

なぜ『武士道』を書いたのか?

 

新渡戸稲造

新渡戸稲造

 

 

『武士道』はそもそも外国の人向けに書かれた日本人の特徴が記された本です。

なので、英語で書かれ、日本語訳で出版されたのは英語の本が出版された数年後。

 

新渡戸稲造は海外に興味を持ち、海外の人との接点も多かったのです。

奥さんもアメリカ人のメアリーさんという方。

 

そんな中、外国の方からある質問を受けます。

 

「日本人には宗教がないなんて、何を大切にして生きているんだ?道徳教育は何をしてるんだ?」

 

 

ベルギーの法学者の方からのこうした質問に答えられず、そして、妻のメアリーからも度々「日本人はなぜそんなことするの?」と問われ、それにも答えられなかったのです。

 

新渡戸稲造はショックでした。

 

「日本人の精神を世界に伝えないと!」

「日本の道徳観を後世に残さねば!」

 

そんな思いで書き始め、1899年に出版されます。

のちに、アメリカ大統領のルーズベルトやケネディ氏も愛読したとされるベストセラーに。

 

今でも日本と言えば「サムライ!サムライ!」と言われるのはこの『武士道』があったからかもしれませんね。

 

 

 

『武士道』のあらすじは?

武士

『武士道』は複数の章からなります。

新渡戸稲造がこの本を書いたのは明治時代。

明治には武士という役職は無くなりましたが、それでも武士の精神が日本人には根付いてると言います。

 

「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」など、武士の基本的な価値観、道徳観が書かれています。

 

武士の基本「義」「勇」

「義」は、武士の基本的な心構え。フェアプレイや良心にあたります。武士同士、争ったとしてもお互いを尊重しあう心を持っています。

 

「勇」は、またその「義」を貫き通すための勇気や実行力。いくら「義」を重んじて実行しようとしても精神力や体力がなければそれも叶いません。

なので、文武両道と言う言葉がある通り、武士は心も体も鍛えるのが基本でした。

 

日本人の思いやりの心

「仁」や「礼」は他者への思いやり、謙虚さです。今でも海外からは「日本はおもてなしの心がある」と言われていますね。

接客などは感動されます。今でも残る日本のいいところではないでしょうか。

 

西洋との大きな違い

「忠義」なんかも、日本独特のもの。

自分が信じる主君には命さえ捧げる忠義の心があります。

「仕える殿は生涯ただひとり」と決めて主君が亡くなったあとも誰にも仕えずに過ごす武士も多かったそうです。

 

個人を大切にする西洋とは大きく違う価値観ですね。

 

 

他にも、海外の人との違いでこんな例が挙げられています。

日本人はプレゼントやお土産を渡す時「つまらないものですが...」と謙遜しますね。

 

西洋の方からすると「なぜつまらないものを大切な人にあげるんた?!」と不思議がるそうです。

「大切な人には大切なものを」という意味で「これは最高のものです」と言って渡します。

 

日本人は「素晴らしいあなたにとっては大したことないかもしれませんが」という意味で「つまらないものですが」と使います。

 

どちらも相手を敬う姿勢がありますが、こうも表現は違うんですよね。

こんな違いも『武士道』のなかでは書かれています。

 

 

 

『武士道』を読んでどう活かす?

武士


 

「武士の心が日本人の心」と書き記した本書。

しかし、新渡戸稲造は、最後の方に「武士の心は失われつつある」とも書いています。

 

明治時代には武士は事実上、いなくなりました。

文明開化とともに西洋の文化が多く入ってきた時代でもあります。

 

そんななか、海外へ向けて書くだけではなく、日本人の精神、価値観や支柱にある『武士道』を改めて日本人のためにも残そうとして本書を書いたのだと思います。

 

現在も国際社会です。

今こそ日本人のベースとなる武士道を知り、それを知った上で何を大切にするか、自分自身考えてみるのはどうでしょうか。

 

僕の友人からこんな話を聞きました。

「海外の人と知り合うと『日本人は宗教もないのに何を頼りにして生きているんだ?!』とビックリされた」

 

明治時代も今も変わってませんね。

これから国際社会で、今まで以上に国境があるようでないようになります。

海外の人と触れる機会が多くなる今だからこそ、日本の精神を学ぶべきです。

 

 

 

名著『武士道』をまんがでわかりやすく!

勉強


 日本人に根付いていた精神、価値観がわかる名著『武士道』。

 

漫画で200ページ足らずなので1時間もあれば読めちゃいます。

古典を読むときにはまんがであらすじを把握してから原本にチャレンジすることをオススメします!

 

ぜひ、世界的ベストセラー『武士道』に触れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。