ども!
読書好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。
そんな僕がオススメ本を紹介します。
「コミュニケーションがうまくいかない」
「苦手なあの人とどう付き合えばいいのか」
そんなお悩みの方にオススメできる本を紹介します!
それはコチラ!
日本でコーチングを広めた第一人者『コーチ・エィ』監修のコミュニケーションについての本。
最近はよく見られるようになった「人の性格の4つのタイプ分け」について図解でわかりやすく取り扱っている本です。
苦手な人がいるという人はまず自分のタイプと相手のタイプを知ることから始めましょう。
ざっくりとタイプ分けをしておくと相手の行動・思考がなんとなくわかりますし、それに対する対処方法もわかるので知っておいたほうが良いと思いますよ!
それではどんな内容か、早速紹介していきます。
(約5分で読めます)
こんな人にオススメ!
・苦手な人との付き合いで悩んでいる人
・自分の得意・不得意を把握したい人
・組織のリーダー
・新米コーチ
苦手な人との付き合いで悩んでいる人はその相手のタイプを知っておくといいと思います。
また、自分の得意不得意を把握して自己分析したい人にもいいし、組織のリーダーにもピッタリの本。
組織運営で大事なのはメンバー選定ですよね。自分と同じタイプばかり集めてしまってはうまくいきません。リーダーである自分の不得意なところを補うためにもタイプ分けは知っておきましょう。
コーチングを勉強し始めた新米コーチにもオススメです。
もちろん全員が必ず4つにタイプ分けできるかというとそうではないですが、ある程度クライアントのタイプを知っておくためにも知っておくといいと思います。
コーチングはテーラーメイド(個別対応)が大事ですからね(^^♪
この本の要点と僕が伝えたいこと
人のタイプは大きく4つに分けられる。
①コントローラー ②プロモーター ③サポーター ④アナライザー
それぞれの特徴を知り、自分がどれにあてはまるか、いつも接している人はどれにあてはまるかを把握しておくとコミュニケーションが楽になる。
コミュニケーションでも、営業の仕事でも、基本は相手に合わせることが大事。
自分のやり方を押し通しても失敗するだけ。相手のタイプを知って相手に合わせることを心がけよう。
苦手な人とどうしても付き合わなきゃいけないときも、相手のタイプを知って相手が喜ぶことをすると、関係がうまくいく。
全員が4つのうちのどれか1つに必ず当てはまるわけではないので、あくまで参考にする程度だが、頭に入れておくとコミュニケーションはうまくいく。
タイプ分けの内容、タイプ別の人との接し方、タイプ別の得意・不得意などが、図解でわかりやすく説明されていてページ数も少なく読みやすい入門書にピッタリの本。
4つのタイプ分けとは?
まず、タイプ分けというのは、なんなのかについて紹介します。
コミュニケーションについての様々な研究がなされていますが、
「自己主張」「感情表出」の2つを軸に考えられることが多いです。
自己主張するかしないか、感情を表に出すか出さないか。
ずばり、4つのタイプとは以下の通り。
上の表は本書を監修しているコーチ・エィのHPから参考にさせていただきました。
僕も会社の営業研修で教えてもらったことがあります。
自己主張するけど、感情を表に出さない人は「コントローラー」
自己主張するし、感情も表に出す人は「プロモーター」
自己主張しないけど、 感情を表に出す人は「サポーター」
自己主張しないし、感情も表に出さない人は「アナライザー」
このように4つに分けられます。
4つに分ける目的は「人それぞれ個性が違う」から。
全員が4つに完全に分けられるわけではなく、コントローラー強めのプロモータータイプ、とか、アナライザー色強めのサポーターという人ももちろんいます。
必ずしも当てはまるわけではないですが、それぞれのタイプを知っておくと人それぞれ違う個性を活かすことができるのです。
自分や他人の良さを最大限に活かすこともできるし、他人とのコミュニケーションも円滑にいく手助けになります。
それでは4つのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう!
4つのタイプのそれぞれの特徴
コントローラー
コントローラーは、自己主張するけど、感情を表に出さない人です。
その名の通り、なんでも自分の思い通りにさせたいという人。
職場にいませんか(笑)
リーダーや起業家に向いています。
✔得意なこと
・決断力がある、行動力がある、リーダーシップがある、スピード感が早い、正義感が強い etc.
✔苦手なこと
・人からの指示、人の気持ちを察する、人を信頼すること、優しい感情を表す etc.
プロモーター
プロモーターは自己主張するし、感情も表に出す人です。
自分の言いたいことも言うし、喜怒哀楽の感情も表現します。
周りに影響を与えたいというムードメーカーで、アイデアマンにも多いです。
✔得意なこと
・アイデアを出す、エネルギッシュに活動する、変化に対応する、新しいことがする、人を承認する、場を仕切る etc.
✔苦手なこと
・計画を立てること、同じことを続けること、人の話を聞くこと、慣習は守ること、 etc.
サポーター
サポーターは、自己主張はしないが、感情は表現する人です。
周囲の気持ちに敏感で、和を大切にする人。争いが嫌いで、協調性があります。
リスクを冒すのは苦手なので、組織だと引っ張っていくよりは、メンバーをまとめる役が向いています。
✔得意なこと
・協調性がある、人を助ける、穏やかに接する、他者の気持ちを察する、親密な人間関係を築く、気配りをする etc.
✔苦手なこと
・決断する、リスクを冒す、対立する、ノーと言うこと、関心を持たれないこと、計画や目標を意識すること etc.
アナライザー
アナライザーは、自己主張せず、感情も表に出さない人です。
その名の通り、分析家。
データ分析は得意で、感情や見切り発車で何かをすることはありません。
組織では問題解決や計画立案が向いているタイプです。
✔得意なこと
・分析する、計画する、規則通りに実行する、粘り強い、堅実で確実な仕事をこなす、論理的に会話する etc.
✔苦手なこと
・思い切った行動、大人数でいること、変化すること、自分のことを話す、感情表現、人からフィードバックを貰うこと、 etc.
4つのタイプの使い方
それでは、このタイプ分けを具体的にどう使っていくかということについて、僕の事例を紹介します。
僕は普段、営業職をしているのですが、取引先のバイヤーが今思うとまさにコントローラータイプでした。
表情ひとつ変えずにこちらの提案などにはあまり見向きもしてくれませんでした。
当時、僕は「もっとちゃんとメリット伝えなきゃ」「会話を続けなきゃ」とどんどん話すようにしましたが逆効果。笑
コントローラータイプは、誰かに指示されるのが嫌い。こちらから話しまくるのは論外です。
当時、このタイプ分けを知らなかった若かりし営業マンの僕は(笑)、まったく営業としてなっていなかったのです。
今では「相手に合わせる」「相手の話を聞く」ことを徹底していますので、昔よりスムーズに商品やサービスの提案ができるようになりました。
ビジネスシーンだけじゃなくても、コミュニケーション取る人には「この人どのタイプだろ〜?」と考えてみるのもいいと思います。
また、自分のタイプも把握しておくと苦手な接し方とか苦手な仕事とかがわかります。
ただ、何度も言いますが、タイプ分けしたところで決めつけないことです。
「自分はアナライザータイプだから相手を理解することなんてできないんだ」と決めつけて諦めてしまっては自分の成長はありません。
これは僕個人の見解ですが、このタイプも意識的に変えることができると思っています。
心理学者アドラーも「性格はライフスタイル。時間はかかるが変えられる」と言っています。
このタイプも一緒です。
自分が何になりたくて、どうしたいかを大切にしましょう。
苦手な人との付き合い方の参考に
本書には簡単なセルフチェックシートも付録で付いていますので、自分がどのタイプに当たるか調べられますよ^ ^
ビジネスシーンでも、取引先に対してや、上司や部下との接し方にも役に立ちますし、プライベートでも苦手なタイプの人との接し方の参考になります。
タイプ分けの基本は抑えておきましょう。
あとは、特徴や性格は十人十色なのでそれぞれに合わせていきましょう。
コミュニケーションの基本は相手に合わせることです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。