ども!
読書好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。
そんな僕がオススメ本を紹介します。
「シャーロックホームズシリーズを読み始めたい!」
「読む前にネタバレなしでざっくりあらすじと予備知識が欲しい!」
そんな方に向けた記事です。
今回ご紹介する本はコチラ!
大人気マンガ「名探偵コナン」の影響もあり、シャーロックホームズ、コナンドイルの名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
僕も中学生の頃、名探偵コナンの影響で、シャーロックホームズシリーズを読み始めました。
今回は、改めてホームズ初登場の『緋色の研究』を読みましたので、紹介していきます。
(約5分で読めます)
『緋色の研究』のネタバレなしのあらすじ
作家コナン・ドイルが生み出した名探偵シャーロックホームズのシリーズ一作目。
舞台は19世紀のロンドン。
アフガニスタンの戦争から帰ってきた医者のワトスン博士は、ロンドンで安く住める家を探していた。
そんなときに、「家を見つけたが家賃が高くて折半してもらえる同居人を探してる人がいる」ということを聞きつけた。
その人こそがシャーロックホームズだった。
彼は、初めてワトスン博士と会ったときに彼を見て、握手をしただけで「アフガニスタン帰り」だということを言い当てた。
彼は洞察力がするどく、探偵として活動していたのだ。
そんなところに、一件の事件が舞い込んできた。
空き家にアメリカ人の男の死体があるが、現場には不思議なことが多く、外傷はなく死因が不明。外傷はないのに壁に血が付いていたり、血で文字が書かれていたり、そばに何者かの指輪が落ちていたりした。
謎が多い現場に警察は頭を悩ませていると、ホームズはいとも簡単に犯人像を言い当てた。
果たして、ホームズの推理とは?そして犯人の目的とは?
ホームズの洞察力と推理がひときわ輝く不朽の名作!
『緋色の研究』の見どころ
とにかくホームズがカッコいい!!
いやーーもう、こりゃ人気になるわ!と思いましたね。笑
警察が悩んでるところにホームズが「犯人はこんな男で背丈はこれくらいで、こういう特徴がある」とズバズバ犯人像を推理。
「そんなことまでわかるわけない!」
とワトスン博士すら疑うも、ドンピシャで言い当ててることが後に判明。
初対面のワトスン博士を握手してアフガニスタン帰りを言い当てる有名なシーンでは、後でその根拠を淡々と示しますが、本当にクールでカッコいい!
シャーロキアンというホームズのファンがいますが、惚れるのもわかる!笑
ホームズの特徴として、興味のあるものはとことん詳しく、興味のない(というか探偵業に役に立たない)ものは一切知識がないという風変わりな人。
地動説すら「なにそれ?」って感じで、関係のないことは「脳にはキャパがあるから不要なものは忘れるようにしないと( ´_ゝ`)」と忘れる努力をするくらい。
僕は彼の以下の言葉が大好きです。
「人間の頭脳というものは、もともと小さな空っぽの屋根裏部屋のようなもので、そこに自分の勝手にえらんだ家具を入れとくべきなんだ。」
ホームズみたいな生き方は憧れちゃいます!
僕もこの『緋色の研究』を読んだだけでホームズのファンになりました!
伏線が回収される第2部
第1部と第2部の2部構成ですが、第1部は事件発生からホームズが犯人を言い当てるまで、そして第2部はガラッと変わって犯人の物語になります。
犯人が犯行に至るまでの経緯やその動機が事細かに書かれていて、第1部では謎だった部分の伏線の回収がされますので、
「あー!あのとき現場にあったものってそういうことだったんだ!」
とすげーワクワクします!!
ただ、第2部は、キリスト教が絡んでいたり、歴史や宗教が苦手な人はちょっと飽きちゃうかも。。
でも、伏線回収されるのでなんとか読み切ってほしい!笑
『緋色の研究』を読んだ人の感想
『緋色の研究』を読んだ他の方の感想も載せておきます!
ネタバレなしで選んでいます(^^♪
『緋色の研究』感想。
— 三畳紀亀 (@sanjo_noriki) July 23, 2020
再読して感じたのが、現在と過去の2部構成をとるエンタメとしての面白さ。犯人の過去を掘り下げることで、哀愁のある結末がより心に残ります。
一方、犯人がこの薬殺方法を用いていたことはすっかり忘れていました。今では有名なこの殺し方も、本作が初登場なのでしょうか。 pic.twitter.com/H9DdTa9cM6
第1部が現在、第2部が犯人の犯行の動機に関わってくる過去のお話。
犯人に同情しちゃうくらい、哀愁のある結末なんです。。。
ホームズとワトスンの絆が好きな方は、やっぱり最低限『緋色の研究』『四つの署名』『最後の事件』『空き家の冒険』を読んで欲しいです。
— ホームズ豆知識bot (@asis2012) September 19, 2020
『緋色の研究』は、ホームズとワトスン博士の初対面の作品なので、ぜひ。
ワトスンも最初はホームズを疑っていましたがその確かな推理力に尊敬していく変化も友情が垣間見れとても良い作品です。
コナン・ドイル著「緋色の研究」をやっと読破。ミステリー性よりも意外と切ないストーリーとホームズの凄さをまざまざと見せ付けられる紹介本。というのが僕の感想。次は何を読むかな~
— せいじ (@sayjyu) February 9, 2013
ただの恨みつらみではなく、とても切ない理由での犯行なのです。
ホームズのあっという間に犯人の目星をつけてしまう推理力はとてもワクワクしましたね!
ミステリー好き、推理物好きには『緋色の研究』とてもオススメです!
世界中の人を魅了したホームズ初登場の作品は読んでおきましょう(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。