ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界、自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は読書が大好きで年間だいたい100冊くらいの本を読んでいます。
そんな僕が、オススメの本を紹介していきます。
今回ご紹介するのはコチラ!
古代から現代までの哲学者の考え方や言葉が載っていて、かつ、全ページカラーで図解もあってわかりやすかったです!
哲学これから学びたい方にオススメ!
内容としては1人の哲学者に平均2ページしか使っておらず、内容はそこまで深堀されていないなという感じなので、この本で興味を持った哲学者がいたらその人についての本を読んでもいいかも。
✔教養を身につけたい人。
✔人生や人の悩みについて考えている人。
それでは早速書評していきます!!
(約4分で読めます)
この本の要点と僕が伝えたいこと
哲学は難しいものと思われがちだが、誰でも一度は考えたこと(=哲学したこと)があるはず。
「人生の目的って何だろう」「生きる意味とは」「人間の世界はどうなっているんだ」「幸せって何だ」など、一度は考えそうなこと、これこそが哲学。
2000年以上も前からある哲学を知ることは、自分の生きる意味や人生をよりよくするためにどうしたいか考えるキッカケになる。哲学の考え方を知り、自分の人生に取り入れていこう!
本書は、古代からの現代までの代表的な哲学者をひととおり紹介し、図解でわかりやすく紹介してくれている。
このような形で図解もわかりやすくなっています。
全ページカラーだし、これで定価780円は安い・・・
哲学ってそもそも何?
哲学ってそもそも何?という方もいるかと思いますが、僕は「考えることそのものが哲学だ」と考えてます。
僕は哲学者でもなんでもないですが(笑)、哲学が大好きです。
もともと哲学(フィロソフィア)とは、知(ソフィア)を愛する(フィロス)という意味でした。(14pより引用)
知を愛するって素敵じゃないですか??笑
知らないことについて考え、ときには誰かと論じて、考えることそのものが哲学なのです。
人間に一番大切なこととは?
哲学では、ある哲学者の考えを弟子がさらに深化させたり、逆に、別の哲学者が批判し論破して別の哲学が生まれるというような歴史をたどってきました。
しかし、別の哲学者同士でも、共通している考え方などもあります。
人間にとって一番大切なのは「愛」や「思いやり」なんだなと思ったのが孔子とイエスキリストの考え方です。(この2人は哲学者とは言われていないですが本書には思想家含めて紹介されています)
孔子
孔子は紀元前500年前後を生きていた中国の思想家で、政治にも大きく影響を与えました。
そもそも今でも孔子の本が読まれていたりするのはとてつもない影響力ですよね。
孔子は徳治政治というものを唱えました。
法律や刑罰で人をまとめる法治主義を「そんなんやっても法律の目をかいくぐって悪さするヤツが現れ続ける」と批判。
人を思いやることを大切にしました。
孔子は、人間の根本的な徳目を、仁だと考えていました。仁とは、人と人の間に自然と生まれる親愛の情のことです。
すべての人々が、互いに同じ人間であることを認め、他者を愛し、思いやる心をもつことができれば、徳によって国が治まると考えたのです。(67pより引用)
イエスキリスト
「心から神を信仰し、神が人間に注ぐ愛を受けて、それと同じように隣人を愛することこそが大事だ」と説いたのです。(75pより引用)
隣人愛とも呼ばれるこの思想は民族の壁を超えて広く浸透して支持されました。
孔子もキリストも身近な人への「愛」が大切だと説いています。
心が楽になる!ストア派哲学
富や名誉といった、人間の欲望や感情に起因するものに縛られるのは、神々のロゴスに背く態度であり、自然の摂理に合致していないということになります。自然に従って生きることにより、人々は心の平安が保たれるのであって、それが人間の幸福なのだと説くのです。(53pより引用)
ロゴスというのは自然の摂理みたいなものです。
要は「自然の流れに従って生きれば幸せになれますよ」という考え方です。
僕はストア派哲学の考え方が好きです。
自然のままに逆らわずに流れるように生きる。
すべてを受け入れるという生き方に憧れています。
哲学は難しくない!
どうでしょう。
他にもたくさん哲学者について書かれていますが、ご紹介したような現代にも活かせる考え方もたくさんあるのです。
哲学って難しいものではなく、現代でも充分取り入れられるものなんですよね。
たしかに難しすぎて何を言っているのかわからない哲学者もいます。笑
たくさんいる哲学者の中から自分が好きな考え方の哲学者を見つけるのも楽しいですよ。
入門編にオススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。