ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「傷つくのが嫌で行動できない」
「誰かに否定されるとすぐ傷つく」
こんなお悩みを持った人向けの記事です。
僕も昔は他人の目をとても気にする人間で、「嫌われないように」「否定されないように」ということだけ考えて行動してました。
でも、アドラー心理学やコーチングを学び、自分自身の感情と向き合う練習をしたら、相手の言うことはあまり気にならなくなりました(やっぱり多少は気になりますが笑)。
僕が身につけた感情との向き合い方をご紹介します。これを理解できると、傷つくのを恐れたり、否定されて傷つくことも少なくなるハズです。
(約4分で読めます)
自分を傷つけられるのは自分だけ
まず、結論から言うと「自分を傷つけられるのは自分だけ」なのです。
「は?どういうこと?」という方もいるかと思います。僕も最初本を読んでこの言葉を聞いた時は同じ反応でした。
「いやいや、他人が汚い言葉で悪口言ってきたら他人に傷つけられてるってことじゃん!」と。
でも、今では納得できています。
例えば、
「お前本当に役に立たないな。こんな仕事もできないのか!」と嫌味な上司に叱責を受けたとします。
「あー自分って本当にダメだなぁ...」と落ち込み傷つきますよね。
でもこれって、上司の「お前は役に立たない」という言葉を通じて最終的に「自分ってダメだな」と自分で自分のことを評価して自分で傷つけているのです。
もう少し詳しく説明します。
他人からは傷つけられないワケ
人は他人からは本当は傷つけられたりしないのです。わかりやすい例で2ちゃんねるのひろゆきさんがいます。
非常に頭が切れる方だと思いますが、自分の意見に反論されると彼はこう言います。
「それって、あなたの感想ですよね?」
「決めつけないでください」
「それってあなたの感想ですよね?」って最強ワードじゃないですか?笑
何言われてもこれ言っちゃえば向こうは何も言えません。
でも、これはひろゆきさん自身が自分のことを大切にしていて自分に自信があるから言えるのでしょう。
僕はこの状態を目指すべきだと思っています。
自分のことが好きで、自分のことを大切にしていると、相手から何を言われても気にならなくなるのです。
相手から傷つけられているようで、実際は相手の言うことに納得し、自分を責めてるから、傷つくんですよね。
自分を大切にする方法
具体的に僕が自分を大切にできるようになった方法を書きます。
僕は記事を書いている現在32歳ですが、小学生くらいからほんの2、3年前までは他人からどう思われるかばかり気にしており、他人からの評価を大切にしているので否定されるとめちゃ傷ついていました。
しかし、アドラー心理学の「自分では自分のコントロールしかできない。他人が自分のことをどう思うかは相手次第なのでどうしようもない」という考え方を知り、徐々に他人からの意見とか批判とか気にならなくなりました。
まずは、自分がやっていることは自分で認めてあげましょう。
自分がやっていることを批判されても、「自分が好きでやっているからいいのだ」
自分の仕事ぶりを上司に否定されても、「ダメダメな自分でも少しずつ成長すればいいのだ」
テストの点数が低くて親に怒られても、「得意な分野を伸ばすからいいのだ」
こんな風に自分のできないところに目を向けるのではなく、できている部分に目を向けましょう。
「自分にできることなんてなんにもない」と思う人も朝起きて、ご飯を食べて、夜になったら寝るというように『生きている』だけで素晴らしいのです。
世の中に生きたくても生きられない人もいます。
究極は、生きているだけで自分を一度褒めてみましょう。
「今日も体が動いてくれてありがとう」「今日も生きているだけで素晴らしいんだ」と。
最初は慣れないかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
僕も誰かに褒められたりすることがあると「いやいや僕なんて・・・!!」と速攻否定するような人間でした。自分には何もできないと思っていたんですよね。
でも、今では自分が好きだし、自分にしかできないこと、自分のいいところもわかっているつもりです。
そのためにも、まずは小さいことからでいいので自分のできていることを褒めて認めてあげましょう。
そして、自分を否定してくる人がいたら言ってあげましょう。
「それってあなたの感想ですよね」
傷つくのが嫌だと思うなら自分に目を向けよう
これだけ読んでも「そんな簡単にできないよ」と思う方が多いと思います。
実際に簡単ではありません。。
一度根付いた性格は変えるのには時間がかかります。
それでも時間を書ければ変えられるのです。
心理学者アドラーは「性格」のことを「ライフスタイル」と呼んでいます。
「性格」っていうと『もう変えられないもの』という印象がありますが、自分のライフスタイルのように変えていけるのです。
傷つくのが嫌だと思ったら、まずは自分を認めてあげることから始めましょう。
悪口や否定してくる相手を見るのではなく自分を見るのです。
この記事が少しでもお力になれたら幸いです。
ちなみに、「自分を傷つけられるのは自分だけ」という言葉を教えてくれたのが心理カウンセラーの心屋仁之助さんです。彼の本はとてもオススメです。
心が軽くなります(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。