ども!
読書好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「休むことが大事っていうけど、休み方がわからない!」
「仕事と休みの両立がなかなか難しい」
そんな人にオススメの本を紹介します。
フィンランドの大学院で修士号を取得し、フィンランドの企業でも働いたことのある堀内さんの著書。
「幸福度世界1位」のフィンランド。
午後4時には仕事を終えて、しっかり休暇を取ることをとても大切にしているそうです。
「そんな早くに仕事終われないよ!」
と日本人なら言いそうですよね。笑
フィンランドの人は「休み」は「仕事」と同じくらい大事に考えていることがこの本を読んでわかります。というより、休むからこそ仕事が捗ると考えているんです。
✔コーヒー休憩は法律で決められている。
✔接待は夜ではなく昼が普通。
✔立って仕事をする人が多い。
などなど、興味わきませんか?笑
この本を読んで「しっかり休み、よく働く」フィンランドの方の働き方や休み方を知り、休み方がわからない人はヒントにしましょう!
- こんな人にオススメ!
- この本の要点と僕が伝えたいこと
- フィンランド人にとっての休みとは?
- 休み方上手なフィンランド人の考え方
- フィンランド人は何をして休んでいるのか?
- 休み方がわからない人は、何をするべきか
こんな人にオススメ!
・仕事が忙しくて休めていない人
・働き方、休み方を改革したい人
・他国の文化に興味のある人
休むことに対しての意識がガラッと変わる本です。
僕は今まで休むということは、大切なことであるとわかりつつも、仕事のほうが大事という感覚でいました。
しかし、フィンランド人は違います。
休むことは仕事と同じくらい大事なものだと捉えているのです。
休み上手なフィンランド人から学びましょう!!
この本の要点と僕が伝えたいこと
フィンランド人は、休むことは仕事と同じくらい大切で、「ゆとり」を持つことが幸せだと考えている。ただ、休むといっても仕事をないがしろにしているわけではもちろんなく、自分がいなくても仕事が回る仕組みを作ったり、組織の皆が「休むことは大切なことだ」という共通認識があるから成り立っている。
フィンランドの人が仕事で一番大切にしている考え方が「ウェルビーイング」。
身体的にも、精神的にも、社会的にも良好である状態のこと。
「ウェルビーイング」が良好でないと仕事で成果を発揮できないという考えが定着しているからこそ、午後4時には仕事を終え、休む時間を大切にしているのだ。
休むことでもたらされる効果をフィンランド人から学び、自分の生活に取り入れられる部分は取り入れよう!
フィンランド人にとっての休みとは?
フィンランド人はいくら忙しくても午後4時には仕事を終え、帰宅するそうです。
日本人の感覚だと「仕事をないがしろにしてなんて帰れない!」と思いますよね。
でも、フィンランド人にとっての「休み」とは「仕事」と同じくらい大切なことなんです。
フィンランド人は「ゆとり」に幸せを感じると言います。
フィンランドでは、平日仕事が忙しくともほぼ定時で家に帰ることができ、そこから湖畔や森を散歩する時間もとれる。夏になれば、1か月ある夏休みを自然の中にあるサマーコテージでのんびり過ごすこともできる。(21pより引用)
特に自然が豊かなフィンランド。
デジタル、人工的な世界から離れ、自然の中で休むことも大切にしているそうです。
「自然なんか近くにないよ!」という都会に住んでいる人は、少し足をのばしてでも自然に行くといいですよ。僕もしょっちゅうアウトドアスポーツをしているのですが、自然の中にいるとリフレッシュできるので休息にはピッタリです。
フィンランド人は休みをとても大切なものと捉えているので、休むのにも全力なんですね!
休み方上手なフィンランド人の考え方
一部の人がまだ仕事をしているのに15時や16時に会社を出るのは後ろめたくはないだろうか。フィンランド人は「人は人、自分は自分。既定の時間数を働いたら帰るのは当然」と考えていて、誰かの顔色をうかがう様子は見られない。(50pより引用)
フィンランド人は、普段から残業を極力避け、オンとオフの切り替えをはっきりしているが、その文化は有給や夏休みの取得にも見られる。「休むことは生産性のためにも必要」という認識お皆が持ち、有休を使い切ることは社員の権利だと断言する。(136pより引用)
他にも、1年は11カ月と割り切って、1か月は夏休みなんだと考えているそうです。
仕事で成果を出すには、休むことが大切だという認識が浸透しているから、このような休みの取り方、仕事の仕方が実現しているんですね。
フィンランド人が大切にしている「ウェルビーイング」という考え方があります。
身体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態でいること。
休むことはこのウェルビーイングを実現するためのものだと考えていて、それが実現できると仕事の成果も上がると考えているんです。
最近だと日本の企業でも、週休3日にしたり、法律で有給取得が義務化してきていますが、チーム皆の認識が変わらないと難しいと思います。
自分がチームのリーダーだったら、こうした認識を浸透させていきたいですね。
フィンランド人は何をして休んでいるのか?
フィンランド人は1カ月もある夏休みに何をしているのか気になりますよね(笑)
以下のようなことが書かれています。
・湖畔やコテージでのんびり過ごす
・最低1週間はデジタル機器から離れる
・普段の環境から離れ、環境を変える
先ほども、書きましたが、自然の中に行くことが多いんですね。
僕も改めて意識しようと思いました(^^♪
オンとオフをハッキリさせているので、仕事も頑張れるのかなと感じました。
休み方がわからない人は、何をするべきか
フィンランド人の休みに対する捉え方も日本との認識の違いもこの本を読めばわかります。
しかし、全部が全部取り入れられるわけではないですよね(*_*;
根付いた文化は違うので、いきなり4時に帰ることはできないと思います(笑)
それでも学ぶことは多いと思います。
休み方がわからない人は、取り入れれるところからやってみるのがいいと思います。
できることを見つけるヒントになる本ですよ。
僕が試したいことは以下のこと。
・休みの日には自然に触れる。
・月に1度、デジタル機器に触れない日を作る。
・休みの日は会社の携帯を気にしない。(土日の間に電話に出れなくたって、大事になることはない!)
・誰に何を言われようと積極的に有給を取る!(笑)
早速実践していきます!!
他にも、休み期間中に仕事を忘れられる仕組みづくりや、サウナ文化のことについても書かれていて、フィンランド人がいかに生産性について考えているかがわかります。
休み方がわからない人は、休み上手なフィンランドの方から学ぶために、この本を読んでみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。