ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
言いたいことが言えずに、相手に合わせて苦しんでしまう・・・
そんなお悩みを解決する記事です。
以前の僕もまさにそんな感じでした。
仕事はもちろんプライベートですら、自分の意見は言わずに、友達と遊ぶときにも「何したい?」という質問に友達がしたいことに合わせていつも「なんでもいいよ」と答えていました。本当はやりたいことがあるのに(笑)
昔付き合っていた人とは「あなたは何も言わないから本当に私といて楽しいのかわかんない」と言われフラれたこともありました(笑)
それでも、僕は今では言いたいことはしっかり言えるようになったんです。
それは、以下のことを意識したから。
・言いたいことを言うとどんなメリットがあるか?
・言いたいことが言えないのは自分のどんな気持ちからなのか?
・言いたいことを言わなかったらどんなデメリットがあるか?
言いたいことが言えない人の気持ちとそれに対する克服法を書いていきます!
(約6分で読めます)
言いたいことが言えない人の気持ち
僕の実体験も踏まえて言いたいことが言えない人の気持ち、心理状態を紹介します。
相手に嫌われたくない
僕の場合の一番の理由はコレでした。
「自分が言った言葉で不快に思われたくないな」
「こいつ何言ってんだよと思われたくない」
僕は、相手にどう思われるかを最優先にして嫌われたくない一心で、自分の言いたいことはふさぎ込んでいました。
嫌われたり、仲間が少なくなるのが怖かったんですね。
自分を卑下している
自分を卑下している人も言いたいことが言えなくなりがちです。
「自分の言うことなんて誰も興味がないだろう」
「自分が言ったところで何も変わらない」
「自分なんて・・・」という思考が定着してしまっている人は、自分が言った言葉などなんの役にも立たないと考えてしまいます。
「言う意味がない」と考えてしまっていると言いたいことも言えなくなってしまいますよね。
プライドが高い
僕は少しこの気質がありました(笑)
良く思われたい。すごいと思われたい。と感じている人の傾向です。
「自分はすごいと思われたいから変なことは言えない」
「間違っていたらどうしよう」
こんな風に、言った言葉で自分の評価が下がることを恐れている人も言いたいことが言えなくなりがちです。
僕は今はプライドもへったくれもないですが(笑)、でもどうせなら誰だって「すごい!」と褒められたいですよね。
その気持ちも充分にわかりますが、「自分の評価を下げたくない」とずっと恐れてしまうと、自分の気持ちをふさぎ込むことになります。
相手を最優先にする
相手のことを最優先に考える人も自分のことを抑えて遠慮がちになりますね。
相手がやりたいことを尊重して、自分はそれに合わせる。
でも、それが辛かったり我慢しているようになってしまうと、自己犠牲となり、自分がつぶれてしまいます。
相手に優しくするのもほどほどに・・・
言いたいことが言えない人の克服法
言いたいことが言えないときの克服法を紹介します。
僕もこれを意識して克服しました!
自分の気持ちを知る
一番最初にやるべきは『自分を知ること』です。
自分のどんな気持ちから言いたいことを言わないようにしているのか?
『言いたいことが言えない』ではなく『言いたいことを言わないほうが自分にとって都合の良いこと』だと捉えているから言わないんです。
・言わないほうがこの場の雰囲気を保てる
・言わないほうが自分の評価を維持できる
・言わないほうが相手の感情が安定する
人それぞれの理由があると思いますが、自分のどんな心理状態から「言いたいことを言わない」を選択をしているのか知りましょう。
そして、それは本当に自分にとって価値のあることなのかを考えましょう。
僕は『自分の言いたいことを言わないと、相手に嫌われなくて済む』という理由からでした。
ただ、そうなると嫌われないと同時に好かれないんではないか?と思い始め、黙っている方がデメリットがあると感じるようになりました。
ずっと自分の言いたいことを黙っているほうが、嘘の自分を相手に知ってもらうことになってしまうので、長い目でみた先に何もいいことがないと思うようになれたのです。
相手はコントロールできないと割り切る
医者であり心理学者でもあるアドラーは、「課題の分離」という言葉を提唱しています。
ベストセラー『嫌われる勇気』でも出てきますが、「自分のことは自分でしか変えられない。他人のこともその人自身でしか変えられない」という考え方です。
相手が自分のことをどう思うかなんて、自分にはコントロールできる範疇じゃないのです。
確かに、自分の主張を言わなければ、相手は何も感じないので、嫌われることもないでしょう。でも、それでは何も変わりません。
相手をコントロールできないと割り切り、アドラーの言う“嫌われる勇気”を持ちましょう。
言いたいことを言わないデメリットを考える
「言いたいことを言った時にどうなってしまうか?」ばかり考えずに「言いたいことを言わなかった時にどうなってしまうのか?」をよく考えましょう。
ポイントは長期的な目線で考えること。
短期的には、嫌われずに済んだり、自分のプライドが維持されたりするのでメリットがあるように思えるかもしれません。
しかし、長期的に考えると、ずっと自分に嘘をつくことになるので、自分のやりたいことが何なのか分からなくなります。
人間は心と体が一致してないと非常に苦しくなります。心の中では「これがしたい!」という願望があるのに行動では心に反したことをしている。
これを繰り返していくと、とても苦しく辛くなり最悪の場合、精神的に病を抱えてしまうことにもなり得ます。
言いたいことを黙り続けた時のデメリットをよく考えて書き出してみましょう。
小さいことから言ってみる
いきなり自分が思ってることを全部口に出すのはとても難しいと思います。
僕も未だに全部が全部思ったことを言えるようになったわけではありません。ただ、ほんのささいなことから勇気を少し出して自分の心の中で感じていることを言うようにしたら、心が楽になったのです。
友「ご飯どうする?」
僕「んー焼肉食いたい!」
こんなちっぽけなことからでいいんです。笑
僕にとってはこれは大きな進歩でした。
昔だと「友達は焼肉でいいよと言ってくれたけど、本当は違う方が良いと思ってるんじゃないかな...」とか考えてました。
自分の思ったことを口にするって気持ち良いですよ。それに、自分が思ってるより相手は自分のことなんて気にしてません。笑
言いたいことが言えるとどう変われるか
言いたいことを言えない自分の気持ちをまず知りましょう。もしかしたら、過去の経験の中で言いたいことを言ったことによってショックを受けた出来事があったからかもしれません。
自分の過去を振り返るのも有効です。
自分の気持ちを知ったら、相手はコントロールできないものだと捉え、少しずつ小さいことからでもいいので自分の気持ちを口に出してみましょう。
「意外とできる」って感覚が掴めたらどんどん言えるようになります。
僕の好きな心理カウンセラーの心屋仁之助さんはこう言っていました。
言えると癒える
言いたいことを言うと癒されるんです。
僕は言いたいことを言うようになった今では本当に心が楽になったというか好きなように生きてる感覚があり、とても充実しています。
人が幸せを感じるのって、自分で自分をコントロールしているときだと思うんです。
自分を抑えつけて我慢して相手に合わせるのではなく、自分の言うことや、やることは自分で決めましょう。
言いたいことが言えるようになると人生はきっと豊かになります。
大丈夫、誰にでもできます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
ざす。