ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「食べ放題だから、払った金額の元を取らないともったいない!!」
「買った本があまり面白くないけど、せっかく買ったから最後まで読まないともったいない」
こんな気持ちになったことありませんでしょうか?この感覚には「サンクコスト」が関係しています。
「サンクコスト」とは、もともとビジネス用語で「回収できない投資コスト」という意味です。
要は、「ここまでコスト(お金や時間、労力)をかけたんだから最後までやらないともったいない」という気持ちです。
結論、この「サンクコスト」に囚われていると損をします。
そうは言っても「もったいない」という気持ちは誰にでもありますよね。
そこで本記事では、この「もったいない」というサンクコストについて、手放すコツを書いていきます。
(約3分で読めます)
サンクコストとは?
サンクコストとは、「回収できない投資コスト」というビジネス用語。
総じて、「過去払って回収できないコスト」のことを言います。
「これだけお金払っちゃったしな」とか「これだけ時間かけたのに今更辞めるなんて」とか「せっかくコストかけたのにもったいない」という気持ちのこと。
誰しも感じたことある感情でしょう。
このサンクコストは手放さないと逆に損をしてしまうことがあります。
サンクコストに囚われると目標を見失う
「もったいない」というサンクコストを捨てきれずに囚われてしまうとどうなるか。
それは、本来の目的を見失う可能性があるということ。
「食べ放題だから元を取らないともったいない」という気持ちで、お腹いっぱいなのにさらに食べてしまったとします。
そのため体重が増えてその体重を減らすためにお金払ってジムに行ったらまったく意味がないですよね。笑
他にも「自分は理系だ!」と思って進学して勉強してる途中で「文学の方が好きかも...?」と思っても「ここまで来ちゃったし、いまさら専攻変えるわけにはいかない」と思い、そのまま理系に行ったとしたら?
将来が変わってきちゃいますよね。
サンクコストが厄介なのは、目の前の損得を考えてしまい、将来の大きな目標を見失ってしまうことなのです。
人間は目の前の損得に意識が向きがちです。
ただ、目の前の利益にしがみついてしまうと、長い目で見た将来、損をしてしまう危険性があるのです。
「もったいない!」を手放すコツ
厄介なサンクコスト=「もったいない」という気持ちから抜け出すコツを紹介します。
それは、①行動の目的と②将来の目標を明確にすることです。
僕は、上記のふたつを心掛けています。
僕の場合、よくあるのが、例えばこのブログ。
平均3,000文字くらい書いているんですが、ほぼ全部書き終わった段階で「ちょっと違うな?」「言いたいことは書いたけど、読者が望んでることじゃないかも?」と思うことがあります。
ただ、3,000文字書くのに1.5時間はかけていますので、これをまっさらにするのは本当に辛く迷います。笑
でも、自分の目的と将来の目標を思い出すようにすると踏ん切りがつくのです。
①自分の目的・・・読者の役に立つ記事を生産する
②将来の目標・・・ブログで稼げるようになる
「違うな?」と思う記事を生産したところで①にも②にも当てはまりません。
「あ、このまま納得いかない記事を生み出した方が損するわ」と気づくことができて勇気を振り絞って全部修正することができるのです。
辛いしやる気落ちますけどね。笑
「あ、もったいない」という気持ちが出てきたら、①自分の目的と②将来の目標を思い出すクセをつけてみましょう!
長い目で見た利益を考えるべし
サンクコストは、目の前の利益を手に入れて将来の損失を招く危険分子です。
本当に手に入れたいものは何か?
将来の目標は何か?
を考えるようにしましょう。
目の前の利益にすがらずに、長い目で見た利益を考えるべし!
サンクコストについてもっと深く意識したい人は、下記のような本もあります!
『サンクコスト時間術』著:斎藤広達
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【中古】 サンクコスト時間術 限られた時間で最高の成果を上げるための / 斎藤 広達 / PHP研究所 [新書]【メール便送料無料】【あす楽対応】
タイトルもずばり「サンクコスト時間術」。
本書では、サンクコストを「振り返っても何も得るものがないもの」と定義してます。
もったいないとそのまま過ごしてしまう時間こそ、もったいない!
サンクコストの呪縛から逃れるためにも良い本だと思います。
参考までに。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。