ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

ライフコーチの僕が心が軽くなる心理学についての記事を書いています。また、読書と映画鑑賞が趣味なので、面白かった本や映画も紹介しています。

【書評 vol.102】世界史の学びを深める本!『大世界史』の感想と要点


Hatena

ども!

ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

僕は歴史が大好きなのですが、その中でもひとつの見方ではなく様々な方の視点から書かれた本を読むのが好きです。

 

以前は『世界史のミカタ』という本を読み、勉強になりました(^^♪

 

 

今回ご紹介するのは、ジャーナリスト池上彰氏と作家の佐藤優氏の対談形式の本です。

それはコチラ!

 

 

サブタイトルが、『現代を生き抜く最強の教科書』です。

 

歴史を学ぶことは過去のことを振り返るだけではなく、歴史の出来事を代理体験できて現代に活かすことができるとても意義のあることですね。

 

彼らふたりの世界史観がしっかり学べ、自分のレベルアップにもつながるオススメの本です!

 

 

(約4分で読めます)

 

こんな人に読んで欲しい!

・新たな歴史観を取り入れたい人

・自分の知識や基礎を強化したい人

・現代の世界の紛争や問題を考えたい人

 

とても知識のあるおふたりの対談なので、ある程度知識ありきでないと理解できないこともあると思うので「世界史がまったくわからない!」という人にはオススメできません。ある程度、流れを掴んでから読むことをオススメします。

 

※基礎を学びたい人には以下の本がオススメです(^^♪

 

 

中田敦彦のYouTube大学でも、オリラジの中田敦彦氏がオススメしていた「世界史の流れがわかる本」です。

僕も日本史には詳しかったのですが、世界史は無知で、勉強したのはこの本がベースです。

 

この本で世界の出来事のストーリーを掴んでから『大世界史』を読んでみましょう。

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

歴史には様々な視点から見ることが必要だ。

日本から見た世界の視点、世界各地から見た日本の視点、そして、歴史だけではなく宗教、哲学、政治、思想、文化などを包括してみることが「大世界史」ということである。 

人間が人生の中で体験できることは限られている。歴史を学ぶことは過去の出来事を代理体験できることでもあり、それが自分の幅を広げ、現代の変化や流れに対応して生き抜くことができる感覚を養うことに繋がる。

中東、中国、アメリカ、ロシア、ドイツ、イスラム、沖縄など世界各地の視点からの教養が学べる本です。

 

 

世界史の学びを深めることの意味

世界地図



一人の人間が、人生のなかで経験出来ることには限りがある。しかし、歴史を学ぶことによって、自分では実際に経験できないことを代理経験できる。(中略)

読書や歴史を学ぶことで得た代理経験は、馬鹿にできるものではありません。この代理経験は、いわば世の中の理不尽さを経験する事でもあります。しかしだからこそ、社会や他人を理解し、共に生きるための感覚を養ってくれるのです。(18pより引用)

 

佐藤優氏の言葉の引用です。

冒頭にも書きましたが、歴史を学ぶことは過去の出来事の代理体験が出来るということ。

 

「たしかに」とストンと落ちました。

歴史を学ぶ意味ってこの「代理体験」に尽きると思います。

 

特に、「理不尽さを経験する」って部分が僕はとても印象的でした。

 

理不尽なこと、嫌なこと、まちがってると思うことを知ることで自分の感覚を養うことが出来ると考えます。

自分の軸がさらにブレなくなります。

 

 

 

世界史を見るなら中東は外せない

中東の風景

とにかく日本人は、中東を理解するのが苦手で、中東世界が見えていない。そうして結局、世界全体の動きが見えなくなっている。

しかし、中東は世界の中心です。文明発祥の地ですが、人類史が始まって以来、中東こそ、常に「世界史大転換の震源地」でした。(26pより引用)

 

中東って僕も「よくわからない」という印象でした。笑

 

パレスチナ?イスラエル?イスラム国?シリア?ってどこらへんのことだ?

なんか紛争がよく起きてるなぁ

 

ほんとこんなレベルでした。笑

 

ただ、佐藤優氏は「中東こそ世界史大転換の震源地」と言います。

 

それは、三大宗教の聖地エルサレムがあるからです。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれが、「わが宗教の聖地はエルサレムだ!」と主張しているのです。

 

そこで争いが起きれば、世界中に信者がいる三大宗教なので、その争いは世界中に派生します。

 

だから、中東を震源地と呼ぶのです。

中東の歴史を知ることは、現在の紛争や国際問題を知る重要なものなんですね。

 

宗教が国を動かす

宗教

 

先程書いたように、宗教が紛争のトリガーとなることが多いです。

 

日本人だとあまりイメージが湧かないと思いますが、いつでも宗教が一国を動かす力を持っているのです。

 

本書にはトルコのエルドアン大統領の話がでてきます。

エルドアン大統領はイスラム化を推し進めているそうです。

 

トルコの前身は巨大帝国のオスマン帝国でした。オスマン帝国はイスラム教信者が多かったのです。

 

エルドアン大統領は、モスクという礼拝堂(キリスト教でいう教会)を大量に建設しました。

 

しかし、トルコ軍は「政治と宗教は切り離さなきゃアカン!」という政教分離の原則を守ろうとしているので、エルドアン大統領とは対立します。

 

あくまで池上彰氏の私見ですが、エルドアンは「自分がイスラム世界の盟主だ」と宣言しているかのような言動が多いそうです。

 

トルコはこの先どうなるのでしょうか。

この対立の根源にも「宗教」が絡んでいるのです。

 

 

中国はどこへ向かう?!

中国の街並み

 

習近平主席の元の中国は「明王朝」そのものだというのが、両氏の見解です。

 

歴史上、中国は様々な民族が国を率いてきました。習近平は、純粋な漢民族の王朝である明に戻そうとしているのではないかと言われています。

 

その証拠に、フィリピンやベトナムに挟まれている「南シナ海」を中国は「自分たちのモノだ!」と主張しているのです。

 

中国が根拠にしているのは、明の時代の鄭和の大航海です。鄭和(一三七一〜一四三四)がメッカにまで巡礼した際に開いた航路だから、という言い方で、「中国の赤い舌」の正当化を主張しています。まさに「明の栄光」の記憶です。(89pより引用)

 

こうした、今の中国の視座を勉強すると、これからどう動いていくかがある程度は予想できそうですね。

 

他の世界をも飲み込もうとする巨大国になるのでしょうか?

 

世界史は自分の世界に対する視座を養う

視点


 

 

世界各国の問題を両氏ならではの知識量と見解で進めていく対談であるこの本はとても面白かったです。

 

改めて「世界史を知る」ことの意義を学びました。

 

他にも、以下のことが書かれています。

アメリカvsロシアの行方とは?

沖縄の基地移転は望まれないこと?!

ギリシアは都合よく作られた国?!

国家にとって重要な表記法について

 

 

世界史を学び、様々な視点から物事を考えて自分の「世界に対する視座」を養いましょう!

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。