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日本史から学べる教訓 vol.26 世阿弥【初心忘るべからずの本当の意味】


Hatena

ども!

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

歴史は繰り返すと言われます。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓シリーズ。

今回は室町時代に『能』という芸術を完成させた「世阿弥」です!

 

「初心忘るべからず」という有名な言葉も残し、「能」に美しさや幽玄さを取り入れて大成させました。

「初心忘るべからず」とは、「いつまでたっても最初の頃の気持ちや志を忘れるな」という意味だと思われがちですが、そうではありません。

 

世阿弥のこの格言の本意には「どの年代でも大切な心得」が学べます。

世阿弥はどんな人だったのか?! 歴史を楽しく学べて現代に活かせることを、わかりやすく簡単な表現で書きました(^^♪

 

 

 

(約5分で読めます) 

 

世阿弥ってどんな人?

 

世阿弥

世阿弥は室町時代の人で、芸術である「能」を完成させた人物です。

 

能は今で言うと演劇。

 

それまで、能は「猿楽」といってモノマネ中心の割と滑稽な演劇だったのですが、それを幽玄な美しい芸術に完成させたのが世阿弥です。

 

冒頭紹介した有名な「初心忘れるべからず」という言葉もこの世阿弥の言葉なのです。

 

世阿弥は生まれの年代が不詳ですが、1363年という説があります。

 

世阿弥というと、「観阿弥・世阿弥」とセットで勉強した記憶がありますよね。

観阿弥は世阿弥のお父さんです。

 

世阿弥がまだ12歳の頃、お父さんの観阿弥と一緒に猿楽能をしていたところ、当時の室町幕府将軍の足利義満の目に留まりました。

 

そして、ふたりは幕府からも重宝され、能を発展させていったのです。

 

父の観阿弥が亡くなった後、世阿弥はその猿楽能を発展させて幽玄で美しいものにしていきました。

 

世阿弥はよく「花」に例えて話をします。

 

 

1400年には「風姿花伝」という日本最古の演劇論を執筆しました。

有名な言葉で「秘すれば花」という言葉があります。 

 

自分の能力や芸術は、秘密にしているからこそ効果を発揮するという意味。

 

「能ある鷹は爪を隠す」と似てますね。

 

例えば誰かを感動させようとして、考えていたことを種明かししてしまったら感動は薄れますよね。

 

「明日、君の誕生日だからプレゼントを用意してるよ!」

と言うよりも

「今日誕生日だからプレゼント用意したよ!」

と当日に言った方が感動は増しますよね。

 

 

 

秘技や能力も秘密にしているからこそ、人を感動させることができる。

感動を花に例えて「秘すれば花」という言葉を生み出したのです。

 

 

このように、世阿弥は能を大成させたのですが、足利義満の死後は不遇な扱いを受け、島流しにもあってしまいます。

 

 

 

初心忘るべからずの本当の意味 

能

 

「初心忘るべからず」という言葉はどんな意味かご存知でしょうか?

 

「最初の気持ちや志を忘れてはいけない」という意味で広く知れ渡っていますが、本当はそうではありません。

 

いくつになっても初心者でいる気持ちを忘れるな

 

という意味なんです。

 

初心とは、一番最初の志という意味ではなく、常に自分の未熟さを忘れるなよ、という意味なんですね。

 

哲学者ソクラテスの「無知の知」に似ています。

 

3つの年代に分けて、下記のように世阿弥は言葉を残しています。

 

 

是非の初心忘るべからず

是非とは物事の良し悪しのこと。

若い頃に失敗したり苦労したりして身につけた芸は、常に忘れてはいけないという意味です。

 

若い頃の経験を良し悪しすべて自分の糧としていこうと言われてるみたいですね。

 

 

時々の初心忘るべからず

この言葉は、その時々に学んだことをその場限りではなく、歳を取ってもしっかりと身につけていくべきだということ。

 

歳を重ねるごとに味が出てくるといったイメージですね!

 

どのときでも「初心者だ」という心を忘れるなと世阿弥は言います。

 

 

老後の初心忘るべからず

最後の三つ目は「老後」の初心です。

 

歳を取ったら、老後から新たに学ぼうとする人はあまり多くありません。

世阿弥からしたらそんな考えは「ノー!」なんですね。笑

 

「もう老人だから・・・」などと諦めていてはいけません。

 

能に関しても老後だからこそ、味のある演技ができると世阿弥は考えているのです。

 

歳を取れば取るほど初心者でいる心を忘れてはいけません!

 

 

 

世阿弥から学べる教訓

 

勉強,教訓

 

世阿弥から学べる教訓は「どんな年代のときでも自分の未熟さを知り、初心者の心で学び続けるべきだ」ということです。

 

 

「初心忘るべからず」って「始めたての頃の気持ちを忘れるな」という意味だと僕も勘違いしてましたが、もっと深い意味があったんですね!

 

世阿弥の心得を忘れずに僕も常に学ぶ姿勢でいたいと思います(^^♪

 

 

世阿弥をもっと詳しく知りたい方は、下記がオススメです。

 

 世阿弥の風姿花伝をの解説本です!

 

 

日本史を総合的に学びたい人には下記の本がオススメです(^^♪

 

 

この本は歴史が嫌いな人ほど読んで欲しい、とても面白い本です!

歴史をひとつのストーリーで教えてくれるのでスラスラ頭に入ってきます(^^♪

 

 

 

 

 

 以上、お役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。