ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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【完全網羅】ビジネスでも日常でも使える返報性の原理【その使い方と注意点まで解説!】


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

 

人は何か施しを受けるとお返ししたくなる心理現象を『返報性の原理』といいます。

 

 

取らんと欲するものはまず与えよ

 

これは老子の言葉です。

 

欲しいと思う人は、まず人に与えることをしなければいけない。

 

まさしく『返報性の原理』を表したもの。

 

 

この『返報性の原理』はビジネスでも日常でも人生のあらゆる場面で使え、しかも超重要なものです。

 

心理学を学んでいる僕がいろんなシチュエーションで使える『返報性の原理』を解説していきます!

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

返報性の原理とは

お礼

 

 

先ほど書きましたが、返報性の原理とは、

『施しを受けたら、お返ししたくなる心理現象』のことをいいます。

 

 

これはいいことにも悪いことにも使えます。

 

 

一般的に返報性の原理には、下記の4つがあると言われています。

 

 

✅好意の返報性・・・好意を与えたら、相手も好意を寄せてくれる

✅敵意の返報性・・・敵意を与えたら、相手も敵意を持ってしまう

✅譲歩の返報性・・・譲歩したら、相手も譲歩してくれる

✅自己開示の返報性・・・こちらが自己開示したら、相手も同じくらい自己開示してくれる

 

 

好意だけではなく、敵意も返ってきます。

 

こちらが遠慮して譲歩すれば、相手も「申し訳ないな」と思い、譲歩してくれます。

 

まず仲良くなりたかったら、こちらが自己開示すれば相手も心を開いてくれます。

 

 

どんなことも与えた分だけ与えられるのです。

 

 

これは人生の原理原則。

 

 

自分が「お金がほしい」と思ったらまず誰かにあげる(寄付する)。

自分が応援してほしければまず誰かを応援する。

助けが欲しければ日頃から誰かの助けになるように行動する。

 

 

見返りを求めるわけではありませんが、

日頃から『返報性の原理』を意識することはとても大切なのです。

 

 

 

なぜ返報性の原理が大切なのか

お返し,握手

 

返報性の原理が大切な理由は、先ほども書いたように、

好意だけではなく、敵意も返ってくるからです。

 

 

日頃、自分勝手で周りを困らせてる人は、いざ自分がピンチになったときに助けてくれる人がいなくなります。

 

 

僕も仕事をしているなかで、「この人もったないなー」と思う人がいました。

 

悪い人ではないんですが、ミスをすぐ他人のせいにするんです。笑

 

素直に謝ればいいのに「○○さんにそう言われたんで」「昔はそうやってました」といつも言い訳をします。

 

その場は自分が怒られないから、メリットあるかもしれませんが、そんなことばかり言っていると、周りはその人のために何かしようなんて気持ちが起きなくなります。

 

長い目で見ればデメリットだらけなんです。

 

 

 

 

 

人間関係を良好にするためにも『返報性の原理』はとても大切なのです。

 

 

 

シチュエーション別 返報性の原理活用方法!

様々な状況

 

 

どんな状況でも使える『返報性の原理』をシチュエーション別で具体例を挙げながら紹介します。

 

 

 

日常生活

 

日常生活での一番身近な『返報性の原理』はやはり「感謝」だと僕は思います。

 

誰かに「ありがとう」と言われたら、嬉しくなり、もっと施したくなりますよね。

 

 

周りから感謝され、たくさん支援を受けたければ、まずは自分から与えることです。

 

僕のモットーも『GIVE FIRST』です(^^♪

 

感謝は循環するので、感謝すると周りからも感謝されます。

 

 

 

普段に日常から『与える人』になりましょう!!

 

 

 

 

 

ビジネスシーン

 

ビジネスシーンでも『返報性の原理』はガッツリ使えます。

 

僕は営業マンなのですが、めちゃくちゃこれを実感しています。

 

営業活動していると、取引先の人でどうしても上から目線の人がいます。

 

向こうからしたら僕らは「仕入先」なので、上下関係を作ってくる人がいるのです。

 

本来、商売は対等なものですが、少なからず仕入業者をぞんざいに扱う人がいます。

 

やはりそういう人には「もっと御社の力になりたい!」という気持ちはわきません。

 

仕入れ先でも、対等に、丁寧に接してくれる人には力と時間を注ぎたいと思います。

 

 

 

似たような心理現象で、『ザイアンスの法則』というものがあります。

 

『単純接触効果』ともいわれるこの心理現象は、

「人は接する回数が多いと好意を抱くようになる」というものです。

 

何回も何回も会ったりすると「この人は自分のために時間をさいてくれている」と感じ、好意を抱いていくようになるのです。

 

 

 

✅ザイアンスの法則はコチラの記事で詳しく書いています!

 

www.kkenichi.com

 

 

 

 

ビジネスは取引先やお客様など『相手ありき』のものなので、相手のために行動することが、信頼関係構築に繋がり、それが自分の売上や利益となるのです。

 

 

具体例を挙げると、僕は直接的には自分の利益にならないことでも、取引先が助かるようなことは率先してやっています。

 

僕はメーカーの営業マンなのですが、自分の会社の商品に関係ないことでもその取引先にはメリットになるような情報があったとすれば、資料を作成し渡しています。

 

それを見たことで、自分の商品が買ってもらえるわけではないですが、こういうことを蓄積していくと「いつもうちのために働いてくれているし」と何かあったときに商品を買ってもらえることがあるのです。

 

 

これを何度も僕は経験しており、まさしく『返報性の原理』が働いた瞬間でした。

 

 

 

夢実現

 

自分の夢実現についても『返報性の原理』は大活躍します。

 

 

相手の夢を全力で応援する人は、周りから応援される。

 

僕はこういうシチュエーションも何度も見てきました。

 

 

誰かの応援できる人は本当に支持者が多くなります。

 

 

夢実現の近道はまず誰かの応援をすることです。

 

 

誰かの夢のために、手助けできる人は、自分が夢のために奔走しているときに手を差し伸べてくれる人が必ず現れます。

 

僕には、起業しようとした友達がいました。

 

その人のために、何か相談を受けたら、自分なりに協力していました。

その友達が好きだったので真剣に考えました。

 

そうしていると、今度は、僕の夢を伝えた時に「この人と会ってみたらどう?」と人を紹介してくれたりしました。

 

 

このように「その人のために」という気持ちで起こした行動は、必ず自分に返ってくるのです。

 

 

 

 

返報性の原理の注意点

注意

 

どんなシチュエーションでも使える『返報性の原理』にも注意点があります。

 

 

何かを施すといっても、あからさまに「見返り」を求めているとうまくいきません。

 

 

見返りを求めてしまうと、もし「お返し」がなかったとき不満を感じてしまうからです。

 

 

その不満は負のエネルギーとなり、お返しをしてくれなかった人に対して不快感を抱きます。

 

「あれだけ助けたのに、俺が困った時は何もナシかよーー」

と感じてしまうのです。

 

 

当たり前ですが、不満を感じ始めると人間関係もうまくいかなくなりますよね。

 

また、下心が見えてしまうと、相手からも避けられてしまう可能性が高くなりますので、「見返り」を求めるような行動は絶対やめましょう。

 

 

自然と誰かの助けになろうとGIVEを繰り返していくようにする。

 

そうすると、自分にもお返しとしてメリットが訪れます。

 

 

 

返報性の原理の効果

人と人の繋がり

 

 

人は人と繋がりながら生きています。

 

日常でもビジネスでも一緒です。

 

何かくれたらお返ししたくなりますし、何か意地悪されたらその人にも意地悪をしたくなります。

 

 

それは人間の心理なので仕方ないこと。

 

 

自分が周りから支えられ、豊かな人生を過ごしていくためにも、『返報性の原理』を意識して過ごしていきましょう。

 

 

『取らんと欲するものはまず与えよ』です。

 

 

 

応援しています。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

ではまた。

ざす。