ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

【書評vol.74】実践的な人を動かすスキルが学べる!『ヒトラーの大衆扇動術』著:許成準


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

「人を動かす」

「リーダーに必要な素質」

 

ビジネスマンだったら、是が非でも欲しい能力ですよね。

 

そんな能力を過去の人から学びましょう!

 

 

今回ご紹介する人は、かつてナチスドイツを引っ張り、国民からの異常な支持率を叩き出した悪名高いリーダー『アドルフ・ヒトラー』です!

 

彼がいかにして大衆を味方につけたのか?

ヒトラーの言動を紐解くと、「人を動かす能力」「リーダーに必要な素質」が学べます!

 

 

今回はそんなヒトラーの能力を詳しく書き記した本をご紹介します!

 

 

それはコチラ!!

 

 

 

 

どんな大衆扇動術があるのでしょうか?!

この本を読んで、実践すれば確実にスキルアップできます!!

 

 

(約6分で読めます)

人を動かすヒトラーのスキル

演説,スピーチ

 

ヒトラーは独裁主義者で、悪人とされています。

 

もちろん、ユダヤ人にした行為は許されるものではありません。

 

しかし、そんな独裁者でも当時のドイツ国民には熱狂的なファンが多く、支持率も非常に高かったのです。

 

 

ヒトラーの大衆扇動術をご紹介します!

 

 

ビジョンやメッセージはシンプルにする

ビジョン,眼鏡,見る


 

リーダーは周りに伝えるビジョンやメッセージをシンプルにしないといけません。

 

 

ヒトラーも

「ドイツがいつかヨーロッパと世界の支配者になる!」

「ユダヤ人は敵で悪だ!」

という非常に明確なビジョンをアピールしていました。

 

それが良い悪いではなく、当時戦争で敗北主義に陥っていたドイツ国民からしたら、希望の光だったのです。

 

メッセージはシンプルにすること。

特色のないようなメッセージやビジョンでは響きません。

 

ヒトラーが以下のようなビジョンを掲げてたらどうでしょう。

 

「他のヨーロッパの国とまず交友関係を築き、ドイツのヨーロッパでの立ち位置を確立させる。そこから米国と対決し、〜〜」

 

こんなんだったら、中途半端でまどろっこしくてたぶん民衆は付いていかないでしょう。

 

 

「ドイツが世界を支配する!」という少し過激ですが、極端でシンプルなビジョンだったから人は熱狂したのです。

 

 

リーダーになる人は一言で言えるくらいシンプルなビジョンを掲げなければいけないのです。

 

 

 

 

肯定的な嘘をつく

嘘


 

 

先ほどの「ビジョンはシンプルに」のところと少しかぶりますが、「希望を与える嘘」は必要だということです。

 

「ドイツが世界を支配する!」というビジョンは、現実になったかというと、戦争で負けて実現しなかったですよね。

 

 

結論、嘘なんです。

 

 

でも、人を騙すような嘘ではなく人に希望を持たせるような嘘・ハッタリだったので支持されたのです。

 

 

ヒトラーの虚勢を張る性格は、英雄の出現を望むドイツ国民の希望に添うものだった。

(中略)

ヒトラーは「大衆は小さな嘘より大きな嘘に騙される」と言っている。(137pより引用)

 

 

ヒトラーは「嘘をつく」ことを意識しながら演説していたのです。

 

 

虚勢を張ると、「本当にできるのかよ?」と思う人もいるでしょうが、希望的な嘘であれば熱狂的なファンもつく。

 

ファンがつくとリーダー自らもその嘘を実現できるんじゃないかと確信を得てくる。そしてそのために奔走する。

 

そして、さらにファンが増える。

 

この繰り返し。

 

 

これを見ていると、アメリカ大統領のトランプ氏も同じような形で支持されているのがわかりますね。

 

彼も言動はめちゃくちゃに見えますが一貫して「アメリカファースト」を貫き、現状を打破したい国民は彼を英雄とあがめ、支持率を伸ばしていきました。

 

 

極端でシンプルなメッセージ、そして、周りの人に希望を持たせるような嘘をつき、それがあたかも現実になるかのように振る舞い、支持者を得る。

 

これが周りを熱狂させるリーダーに必要な素質ということがわかります。

 

 

 

 

理性ではなく感情に訴える

感情,心


 

 

人は感情で動きます。

 

メッセージも理性ではなく感情に訴えかけるべき。

 

あなたの心が情熱的であるなら、周りの人々もその心に感銘を受けるようになる。あなたが声を高めて拳で机を叩けば、周りの人々もその怒りに同調する。あなたがすすり泣けば、周りの人々もその悲しみに同情する。このように、あなたが何か激しい感情を見せれば必ず周辺の人々がそれに影響されるようになる。ヒトラーの成功の秘訣は、まさしく彼の豊かな感情、すなわち、激しく感情込めた演説スタイルにあったのだ。(85pより引用)

 

 

 

ヒトラーが熱狂的なファンを作れたのは、彼自身が熱狂的に演説をしたからなのです。

 

 

そして、大衆の感情に訴えるように大衆の不満を代弁して、熱弁したから支持者が増えていきました。

 

「ヒトラーなら、私たちの不満を一掃してくれるリーダーになる!」

と思わせることが出来たのです。

 

 

演説が終わり、壇上から降りてくるといつもヒトラーは汗がびっしょりだったそうです。

 

 

 

 

話す内容よりも演出を大切にする

 

演出,劇

 

ヒトラーは話の内容より雰囲気が大切だと言っていました。

 

 

人を洗脳するのには時間と場所が大事。

 

 

ヒトラーは必ず夕方に演説をしていたそう。

 

それは、夕方にもなると1日の終わりに近づいているので人は思考力が下がり、判断力が鈍ってくるからだそう。

 

そして、夕焼けをバックに演説できるように場所にもこだわりました。

 

熱狂的な演説を、夕焼けを背景に見ている群衆はヒトラーが神々しく見えたのです。

 

ヒトラーは雨が降ると演説は中止したそうで、それほど時間と場所を徹底していました。

 

また、焦らしてなかなか登場しなかったともいわれています。

ヒトラーが登壇する前には打楽器での演奏があり、人々の気分を最高潮に高めてから登場するという演出をしていました。

 

ヒトラーの演説は、その内容よりもこうした演出にこだわっていて、それがリーダーにふさわしいと思わせることに繋がっていたのです。

 

人々の感情に訴えたんですね。

 

 

現代でも、人に交渉したりする時は、夕方がいいとも言われています。

 

プレゼンなんかも演出にこだわっていると目を引いたりするものがありますよね。

 

 

ぜひ、取り入れたいところです。

 

 

 

 

ヒトラーも失敗したリーダーでやってはいけないこと

リーダー

 

こんなヒトラーでも失敗をしたことがあったようです。

 

それは圧倒的なリーダーではありましたが、部下にはかなり高圧的だったとのこと。

 

 

戦争での作戦が失敗したときに、部下にかなりの剣幕で怒鳴りつけていました。

 

それにより、ヒトラーにビビっちゃった部下たちはタイムリーに報告をしなくなってしまったそうです。

 

 

戦争は、情報戦で時間との勝負なので、報告がスムーズに行かなくなると、ちょっとしたことが命取りになります。

 

 

こうして、統率がうまく取れなくなってしまい、ヒトラーの体制は崩れていってしまいました。

 

ヒトラーはドイツの敗戦が決定的になった1945年に自殺してしまいます。

 

 

 

リーダーになる人は、部下からは相談されやすい環境を作らないといけませんね。

 

 

実際に僕の会社にもすぐ感情的に怒る人がいて、周りの部下が避けていてタイムリーに報告できなかったり、何かと不都合が生じているのを目の当たりにしたことがあります。

 

 

 

人を動かすスキルは実践してこそ価値がある

実践の繰り返し

 

今回紹介したスキルは下記の通りです。

 

①ビジョンやメッセージはシンプルにする

②肯定的な嘘をつく

③理性ではなく感情に訴える

④話す内容よりも演出を大切にする

 

これは、現代でも活用できる方法だなと思いました。

 

でも、何事にも言えることですが、スキルは実践しないと意味がありません。

 

ヒトラーも毎日のように鏡の前で演説の練習をしていたようです。

 

大事なプレゼンなどにこれらのスキルを活用するときは入念な準備をして実践していきましょう!

 

僕もどんどん取り入れて、自分のスキルアップをしていきたいと思います!

 

 

 

この本には、他にもこんなことが書かれています!

 

・効果的なボディランゲージ

・1番人を動かせる「怒り」へのアプローチ

・冷静でシニカルな人を動かす方法

・プレゼンに活用できるレトリック

 

 

いろんなスキルが50近くも載っていて、

大衆を操っていたヒトラーからは多くのことを学べます!!

 

 

ぜひ、ご一読を(^^♪

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

ではまた。

ざす。