ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
家族、友達、職場、人はいろいろなコミュニティに所属しています。
まったくひとりで生きている人などあり得ません。
その中で「自分の居場所がないな・・・」と疎外感を感じることもあるかもしれません。
疎外感を感じてしまう理由とその時の対処法をご紹介していきます。
(約4分で読めます)
疎外感を感じてしまう理由
人が疎外感を感じてしまう理由はいくつかあります。
①自分の期待通りに相手が動いてくれない
人は人間関係でトラブルになるとき、たいてい『お互いの期待通りにしてくれないからもめる』ということが多くあります。
『職場でもっと評価してほしいと思ったのに、周りの人はちっとも声をかけてくれない。』
『学校の先生が自分にだけあまり気にかけてくれていないように感じる』
『両親はいつも兄弟で弟ばかり世話をする。自分なんてどうでもいいんだ』
このように、自分は「もっとこうしてほしい!!」と思っていてもその通りに相手は動いてくれないとき、疎外感を感じることがあります。
②他人の目ばかり気にしている
他人の目ばかり気にして生きている人も疎外感を感じやすくなります。
他人は別に自分のことを仲間外れにしているつもりがないのに、気にしすぎで「最近、あまり自分と話してくれていない。嫌われたんだろうか」などと考えてしまいます。
他人がどう思うかばかり気にして頑張りすぎちゃうと、見返りがないときに疎外感、孤独感に襲われます。
③単なる思い込み
疎外感を感じていても単なる思い込みのときがあります。
『自分があの友達のグループに入ったって、趣味も合わないし、相手にされないだろうな』
『自分の言うことなんて誰も興味ないだろうから、職場で発言しても意味ないし居場所がないな』
「自分なんて・・・」が口癖でネガティブな人に多い傾向です。
④価値観が合わない
価値観が合わないコミュニティにいるのも居づらいですよね。。。
趣味、考え方、行動など自分がしたくないと思うことであれば、グループにいても自分が苦しくなるだけ。
サークル活動などであれば自分で選べますが、職場の中でのコミュニティであれば、自分で自由に選びようがないので価値観が合わないのは大変辛い状況になりますよね。
ただ、価値観は違って当然なので、そこで落ち込む必要はありません。
⑤仲間外れにされている
単純に嫌われていて、あからさまに仲間外れにされるということもあります。
これは自分にはどうしようもないです。
自分が悪いのかもしれませんし、相手の性格が悪いのかもしれません。
疎外感を感じたときに抜け出す方法
疎外感から抜け出す方法をご紹介します。
さきほど『疎外感を感じてしまう理由』を5つ書きました。
それぞれ『自分』のことと『相手』のことと2つに分けられます。
①、②、③が『自分』のこと。
①自分の期待通りに相手が動いてくれない
②他人の目ばかり気にしている
③単なる思い込み
④、⑤が『相手』のことです。
④価値観が合わない
⑤仲間外れにされている
ここで、自分の力で状況を変えられるのは、『自分』のことだけです。
まず疎外感を感じた時にその理由は『自分』のことなのか、『相手』のことなのか考えましょう。
アドラー心理学では『課題の分離』という考え方があります。
『相手のことは変えられない。相手が自分のことをどう思うか、どういう行動をするかは相手の課題なので、自分ではどうしようもできない。自分の課題とは切り離して考えること』
という考え方です。
①~③のように疎外感を感じている理由が『自分軸』なのであれば、考え方次第で変われます。
自分の期待通りに動いてくれないと思っているのであれば、『他人はあくまで別なんだ』と理解すること。
過度な期待は抱かないことです。
もしくは、自分がどんな期待を持っているか相手に伝えてみるのもいいです。
「自分はこうしてほしかったんだ」というのを正直に伝える。
それで途切れてしまうような人間関係であれば最初から必要ありません。
他人の目ばかり気にしている人も、本当に自分がしたいことにフォーカスしましょう。
昔の学生の頃の僕がこれでした。
他人の目ばかり気にしていたので、相手に気を遣いすぎてしまい、どんなグループにいてもいつも一歩引いていました。
なので、心から「仲間だ」と思える人は少なかったです。
でも、他人は自分が思っているほど自分のことを気にかけていません。
マジでそうです。
思い切って自分の言いたいことを言うようになって、そのことを理解できてからは、自分の好き勝手やっています。笑
それで仲悪くなっちゃうような人とは、そこでバイバイしてもいいかなと思っているので何も懸念していません。
このように疎外感を感じている理由が『自分』のことなのであれば、自分の行動をどう変えたら相手に変化が伝わるか?を考えてみましょう。
理由が『相手』のことなのであれば、相手のことを変えることはできないので諦めましょう。
相手と価値観が合わなかったり、相手に無視されたり仲間外れにされたりする場合は、自分ではどうしようもできません。
相手と話してお互いを理解しあうことはできるかもしれませんが、自分が苦しかったらそこに労力をかけるだけ無駄です。
キッパリ諦めましょう。
そのときに、いかに『無条件で助けてくれる人がいるか』どうかが心の支えになります。
無条件に助けてくれる人がいるかどうか
疎外感を感じる理由が『相手』に原因があるとするなら、諦めましょうと言いましたが、もしそこにしか居場所がなかったら逃げようがないですよね。
そのときのために、他にも『自分には無条件に助けてくれる人がいるのか』考えてみましょう。
家族が一番の支えだという考え方が多いですが、家族とうまくっていない人だっていくらでもいます。
必ずしも血のつながっている人や配偶者が一番の支えになるとは限りません。
自分と価値観が合い、心が許せて、何か問題があったときに見返りなんて求めずに助けてくれる人がいるかどうかが大事です。
逆に自分には無条件で助けたい人がいるか?
僕はいます。
片手で数えられるくらいですが、本気ですべて投げ捨ててでもそいつが困っていたら助けたいと思える人がいます。
ひとりでもいいのでそういう人を作りましょう。
今はネット社会で簡単に人とつながれます。
いくらでも自分と価値観の合う人は見つけられます。
ネットのつながりなんて薄っぺらいという人も多いですが、キッカケがネットだってかまいません。
そこから一生の友達になることだってあります。
自分の居場所が家族しかなかったら家族とうまくいかなっかとき逃げ場がありません。
職場も同じです。
自分の心の拠り所として無条件に助け合える人間関係を作っておくことが大事です。
今疎外感を感じていなかったとしても、自分にはそういう人がいるのか考えてみてはどうでしょうか。
コミュニティは複数持っていると、どこかでうまくいかなかったときはキッパリ切り捨てられます。
疎外感を感じた時に抜け出すためにも無条件で助けてくれる人がいるようにしましょう。
すると、人生は豊かになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。