ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【今すぐ使える心理学で悩みを解決しよう!】独断と偏見のオススメ本 vol.57『すべては心理学で解決できる』著 フォルカー・キッツ、マヌエル・トゥッシュ


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

 

心理学者アドラーは「世の中の問題、課題はすべて人間関係が要因になっている」と言います。

 

本当にすべてなの?と思うところもあるけれど、仕事でも、家庭でも、お金の問題でも、確かに考えてみると人間(他者)が関わってくることが多いかな、とも思います。

 

 

すべてが人間関係に起因するのなら、人との付き合い方、考え方を学べば解決できそうですよね!

 

 

 

それにぴったりなのが、心理学

 

 

 

今日はそんな心理学で問題解決しよう!という本をご紹介します。

 

 

それはコチラ!!

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで活躍されている学者の方の本で、心理学以外にもコーチング、ジャーナリストなどでも活動されているお二方の共著『すべては心理学で解決できる』です。

 

心理学ベースにした講演などもしていて、この本を読めばわかりますが、かなりユーモアある方々で、この本も読みやすい!

 

 

 

この本はあらゆるケースに対応できるよう51個の事例をピックアップし、それには心理学のどんな学びを活かせばいいか書かれているかなり実用的な本です。

 

 

ではさっそく書評していきます!(^^♪

 

 

(約7分で読めます)

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

人の悩みはすべて人間関係から生じるものだ。

それを解決するには人間の心の動きを理解しないといけないので心理学がぴったりである。

心理学を理解して学べば、どんな悩みも解決できる!

 

 

 

こんな人に読んで欲しい!

・悩みの解決方法がわからない人全般

・心理学を気楽に勉強したい人

 

様々なケースがあるので、きっと自分の悩んでいる内容と類似したものがみつかるハズ!

また、くだけた表現やユーモア交えて書かれているので、これから心理学を勉強したいという方も肩の力を抜いて勉強できる本かと思います!(^^)/

 

 

 

51個もケースがあるので、その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

「悩みを解決するのに役に立つ心理学」(マイナスプラスにするエッセンス)

「人生をより良くするのに役に立つ心理学」(プラスをよりプラスにするエッセンス)

の2つにカテゴリー分けして書いていきます。

 

 

 

 

悩みの解決に役立つ今すぐ使える心理学(マイナスプラスにするエッセンス)

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自分を悩ますのは出来事ではなくそれに対する自分の感情

 

これはこの本を読む前から僕も考えていたことで、一番伝えたいことでもあります。

 

 

コップに半分の水が入っている。

それを「半分しかない」と思うか、「まだ半分もある」と思うか。

 

よく聞くたとえ話ですが、このように「コップに半分の水が入っている」という出来事自体に良いも悪いもないんですよね。

 

自分の今の感情やその人に根付く性格次第で捉え方が変わってくるのです。

 

 

哲学者エピクテトスの言葉をご紹介しましょう。エピクテトスは紀元後五十年頃にすでにこう述べています。「私たちを悩ますのは出来事ではなく、その出来事に対して自分自身が抱く考えなのだ」(19pより引用)

 

なので自分が悩んでいたり、うまくいかずに文句を言ったりしている場合は、出来事そのものに目を向けるのではなく、自分の感情を整理するように心がけましょう。

 

 

 

自分の決断は無意識のうちに過去の記憶に影響されている

 

これは『想起ヒューリスティック』という心理学用語で本書で紹介されています。

 

 

想起ヒューリスティックとは下記のようなことです。

 

簡単に言えば、ある出来事が起こる確率を「その記憶が自分の中でどれくらい思い出しやすいか」で判断してしまおう、というもの。(107pより引用)

 

 

本書では分かりやすい事例として、飛行機事故の確率とタバコによる肺がんの死亡率が挙げられています。

 

飛行機事故での死亡する確率と、

タバコによる肺がんで死亡する確率はどちらが高いでしょうか。

 

冷静に考えれば(というか統計データを取ったとしても)、タバコによる病気での死亡率の方が高いですよね。

 

 

しかし、飛行機事故というのは稀であるにもかかわらず、テレビなどで事故映像が取り上げられたり何かと目にする機会が多いので、人はタバコを吸う事よりも飛行機に乗ることを恐れる傾向にあるようです。

 

こうした想起ヒューリスティックというものは時に、自分の決断を間違わせる危険性もあります。

 

 

たとえば脱サラしようとしている人。

 

『会社勤めが普通だし、会社を辞めて独立なんて成功できるのだろうか』『そんな人は一握りなのではないか』などと悩む人は多いと思います。

 

しかし、実は日本でオフィスワークしている人って全体のたった10%だそうです(!)

ソースはこちら↓

r25.jp

 

 

周りのひとたちが会社で働いている人が多いから、あたかもほとんどの人がそうではないかと勘違いしてしまう。

 

本当の統計データは違うのに。

 

このように自分の体験や過去の記憶が自分の判断に影響してしまうのが想起ヒューリスティック。

 

何かを判断する際は、注意しましょう。

 

 

 

 

ひとつの特徴や失敗がすべてに影響するハロー効果に気を付けよう

 

ハロー効果とは下記のように説明されています。

 

ある一つの特徴が光り輝くことで、それ以外の特徴までもがまばゆく照らされ、その人の全体的な印象を歪めてしまうことをいいます。(118-119pより引用)

 

 

これは良いことにも悪いことにも言えます。

 

たとえば、営業マンで、バチッと決めたスーツで知的に話をする人は『仕事もできるんだろうなぁ』という印象を与え、ヨレヨレのスーツを着てる人は『仕事もだらしなさそうだなぁ』という印象を与えます。

 

 

たったひとつの特徴や印象が他の特徴にも影響してきてしまうんです。

 

ハローとは後光という意味。

 

マイナスな後光を出さないように気をつけましょう。

 

 

 

人生のコントロール感が幸福感を左右する

 

人が不幸せになる理由はさまざまです。ただし、そこにはある一つの共通点が。不幸な人は、自分の人生のどこかを自力でコントロールできていないのです。

あなたにもありませんか?無力感におそわれ、自分にはどうしようもないと途方にくれるあの感じ。まるであやつり人形のように、他人に動かされている感覚。(133pより引用)

 

 

他人の目を気にしてばかりいて、他人がどう思うかを気にしすぎて生きづらくなっている人はいないでしょうか。

 

 

自分なら出来るという自己肯定感がとても大切です。

 

自分はどう思うのか?

を常に問うていきましょう!

 

自分の人生を生きている!という感覚が幸福感に直結します。

 

そうは言っても、長い年月で培われた性格や習慣はそう簡単には変えられません。

 

 

潜在意識は変化を嫌う根強い存在です。

 

潜在意識は表面に出ている顕在意識と波長を合わせようとします。

 

なので、顕在意識から変えていきましょう。

 

「私は○○ができる!」と宣言するんです。

否定的な言葉ではなくなるべく肯定的な表現を使うといいとこの本でも書かれています。

 

またこうした宣言はアファメーションとも呼ばれます。

アファメーションについても記事を書いてますので、もし宜しければご覧ください(^^)

www.kkenichi.com

 

 

顕在意識から肯定的な自分を創り出せば、潜在意識も徐々に顕在意識に合わせようとするので肯定的なものへ変化していきます。

 

これは僕も実践済みで、仕事に対してネガティブだった僕が今はポジティブに取り組めるようになりました。

 

 

 

 

人生をより良くするのに役に立つ心理学(プラスをよりプラスにするエッセンス)

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人生は自分の思った通りになる(予言の自己成就)

 

自己啓発書のベストセラーでもあるナポレオンヒルの『思考は現実化する』にもあるように、人生というのは自分の考えた通りにしかならないんです。

 

冒頭の「自分を悩ますのは出来事ではなくそれに対する自分の感情だ」という項目でも書きましたが、自分の感情・状態が鏡のように現実に現れるんです。

 

 

自分が誰かを嫌っていれば、周りの人もなんだか嫌な人に見えてきたり、

嫌なことは続くなぁ、というのも自分の状態が良くないから物事の嫌な側面しか見えなくなっているんです。

 

 

逆を言えば、自分の状態をよくすると人生もよくなります。

 

予言の自己成就というのがあります。

 

毎朝、一日を始める前に心の中でこんなふうに宣言しましょう。

「今日会う人は、みんな気持ちのいい人ばかり!」「今日はすべてがうまくいく」「私は心から幸せだ」(56pより引用)

 

 

早速僕も実践していきます!!

 

自分の心の状態をよくしていきましょう。

 

 

プライミング効果を使って印象アップ!

 

プライミング効果とは、先に与えられた情報や印象が後に処理する情報の判断に影響するという効果です。

 

 

例えば、こんな遊び小さいころにやりましたよね!

「ピザって10回言って!」

「ピザ、ピザ、ピザ、、、、」

「じゃこれは?(ひじを指して)」

「ひざ!!」

 

みたいな。笑

 

これもピザという情報が与えられて後に判断する事柄に影響してしまうプライミング効果の例です。

 

 

これをうまく活用すれば自分の印象アップも出来ます!

 

この本では下記のような例が挙げられていました。

 

 

会社で昇進に関わる大事な面談があったとします。

面談の前に上司と会話して、誰かを褒めたりするんです。

そうすると、「人を褒める素晴らしい人間」という情報が後の面談に影響し、評価に好影響を与えるといった感じです。

 

なんだか前述のハロー効果に似ていますよね!

 

これは活用していきたいものです。

 

 

新しいことを始めるたびに心はハッピーになる

 

人には慣れというものがあります。

 

何か欲しい物を手に入れたとき、最初は嬉しくてもだんだんとその嬉しさは減っていきますよね。

 

新鮮さはなくなっていくんです。

 

人間は慣れていく生き物なので、新しいことを定期的に取り入れると常に楽しい気持ちが持てるようになります。

 

 

この本には休暇をまとめて取らない方が良いというお話が書かれていました。

 

例えば6連休と3連休2回。

 

6連休は連休の始まりは1回。

3連休2回は連休の始まりが2回。

 

新しい始まりが2回あるので、休みは分散して取った方が嬉しさは倍増するって考え方です。

 

僕はこれには非常に共感しました。

 

わりと分散して休暇を取っています。笑

 

 

苦手な人と仲良くなる方法

 

こちらには『返報性の原理』が有効です。

 

人は与えられるとお返ししたくなるという心理です。

 

この返報性の原理はかなり強く力を発揮します。

 

私たちは相手がこちらを好きだとわかると、どんな法則もかなぐり捨てて行為の「お返し」をしようとするのです。(178pより引用)

 

本書でも『返報性の原理』の影響力の強さが書かれています。

 

 

苦手な人こそ、近づいていけ!ということですね。

 

でも、本当に関わりたくない人とは距離を置くべきです。

 

そんな人に自分の貴重な時間を割く必要はありません。

 

でも、何かがキッカケで不仲になり、関係を修復したい場合は好意をもってアプローチしてみましょう。

 

好意を受けたら、お返ししたくなるのが人の心理です。

 

 

 

 

悩みはすべて心理学で解決できる!

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人生に役立つエッセンスがたくさんあったのでいっぱいシェアしちゃいました!汗

 

 

51個あるので他にもまだまだ役に立つことが書かれています!

 

 

心理学は人の心の動きを感じることができる学問です。

 

 

勉強すると人生が豊かになります。

 

 

本のタイトル通り、僕も「すべては心理学で解決できる」と思っています。

 

 

 

 

 

気になる方はぜひ!!

 

 

最後までお読みいただき有難う御座いました!

 

 

 

ではまた。

ざす。