ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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【誰にでもできる強みの見つけ方!】独断と偏見のオススメ本 vol.56『白いネコは何をくれた?』著:佐藤義典


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

 

 

『自分の強みってなんだろう?』

『自社が他社より勝っているところってどんなところだろう?』

 

 

誰でも一度はそのようなこと考えたことがあるんではないでしょうか。

 

 

 

 

そんな人たちのヒントになるような本を読んだのでご紹介します!

 

 

 

それはこちら!!

 

 

 

 

 

 

 マーケテイングの基礎が学べる『白いネコは何をくれた?』という本です!

個人の人生戦略にも使えるとても有用な本となっています。

ぜひ読んで!!

 

 

(この記事は約5分で読めます)

 

こんな人に読んで欲しい!

・自分の強みがわからない

・仕事で商談やプレゼンがうまくいかない

・自分の力が最大限に活かせる仕事がしたい

 

 

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

自分の独自資源、強みを理解し、誰と一緒にいたいか、誰のためにありたいかを考えることは自分らしく生きることにつながる。

自分の人生戦略を考えて輝かしい日々を生きよう!

この本で紹介される戦略BASiCSを理解すれば個人でも会社でも『自分らしさ』を発揮して成功するヒントになる!

 

 

戦略BASiCSとは?

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著者が言う戦略BASiCSとは次の通り。

 

B・・・Battlefield(戦場・競合)

A・・・Asset(独自資源)

S・・・Strength(強み)

C・・・Customer(顧客)

S・・・Selling message(メッセージ)

 

 

途中のiは「integration(統合)」という意味で、これらに「一貫性」を持たせるということです。

 

 

上記を言い換えると、次のようになります。

 

B・・・どこで戦い、誰がライバルか?

A・・・自分だけにしかない要素とは?

S・・・その要素はどう強みになるか?

C・・・誰と一緒にいたいか?誰の役に立ちたいか?

S・・・これらをどう伝えたいか?

 

 

自分がどこで戦い、誰がライバルになり、自分にしかない要素は何でそれをどう強みとして活かすか。そして誰の役に立ちたくて、誰に向けてどうやってを伝えたいのかということです。

 

 

これらが一貫性があると自分らしく生きる方法もわかるし、会社で働いている人は仕事にも活かせます。

 

 

この本すげーーー!!ってなりました。笑

何回も読み返したい本です。

 

 

この本は小説形式で書かれており、巻末にそれぞれの戦略の解説がついているといった感じです。

 

 

主人公は小さな広告会社に勤めるどこにでもいそうな会社員。

なんとなく華のありそうな広告業界に入社し、目標も無くなんとなく日々を過ごし、不完全燃焼を感じながら仕事をしている男です。笑

 

そこでたまたま家の前で捨てられていた白いネコを拾います。

 

このネコがなんとしゃべる不思議なネコで冴えない主人公に『戦略BASiCS』を教えて、仕事に生きがいを感じ、プレゼンも大成功させていくというサクセスストーリー!となっています。笑

 

小説形式で書かれているのと、どこにでもありそうなシチュエーションな為、感情移入出来てストンと腹に落ちる内容でした。

 

かなりわかりやすく、めちゃくちゃタメになります!

 

それではひとつずつ簡潔に解説していきます!

 

 

あなたはどこで戦っているのか?(Battlefield)

 

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戦場と訳されていますが、ずばり『あなたはどこで戦っているのか?』ということです。

 

会社で言えば、どんな業界に属しているかということ。

 

さらに細分化もできます。

 

例えば、本書ではトヨタ自動車の例が出されています。

 

トヨタ自動車という大企業であれば国内以外にも工場があります。

 

例えば自分がトヨタ自動車の海外の工場勤務だとしたら、国内の自動車業界とはまた違った場所で戦っていることになります。

 

 

国内市場と海外のその国の市場は異なります。

 

 

このように『自分はどこで戦っているか』ということを理解することが大切なのです。

 

どこで戦っているかを理解できれば、おのずと誰が競合になってくるかがわかります。

 

マクドナルドの例が非常にわかりやすかったので紹介します。

 

マクドナルドはコーヒーに力を入れ始めたころ、『休息の場所』『ビジネスパーソンの仕事場』という空間を提供しようとしていました。

本来のマクドナルドの戦場は『外食・ファーストフード』なので競合はモスバーガーやケンタッキーなハズです。

 

しかし、コーヒーに力を入れた時のライバルはカフェになります。

 

このように戦う場所が変わると、ライバルも変わってくるので戦い方も変わってくるのです。

 

 

自分の戦う場所を把握しましょう。

 

 

自分にしかないものってなんだろう?(Asset)

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Assetは『独自資源』。

 

 

自分にしかない資源って何なのか。

自分の会社にしかないものって何なのか。

 

 

 

 

これを探るには過去をさかのぼることがよいと書かれています。

 

 

これには僕も大賛成なので文字サイズ大きくしました。笑

 

 

僕も自分のやりたいことを探すときに、自分の過去をさかのぼりました。

 

何をしているときが楽しくて、そのときに自分がどういう感情になったのか?

自分がいきいきできることは何か?

自分のしかできないことって何だろう?

 

と一生懸命考えました。

 

 

会社も同じです。

 

この本の物語でも、社史を引っ張り出して会社の歴史を知るということをしています。

 

 

僕もサラリーマンですが確かに自分の会社の歴史ってあまり知らないかもしれないと思いました。

 

 

個人でも会社でもその歴史をたどっていくと『自分にしかないもの』が見えてくるかもしれません。

 

 

それが仮に弱みだな、と感じることでもいいと思います。

 

その事実をどう活かすかは自分次第です。

 

 

歴史をたどるために『経験の棚卸をしよう』と筆者は言います。

 

どのように考えたらいいか引用します!

 

 

(1)仕事内容:何をやったのか?

(2)感想:今考えると、あるいはそのときに、どんなことを考えていたのか?

(3)意味づけ:それは今の自分にどのような影響・変化を与えたのか?

特に、「意味づけ」が重要です。具体的には、

・その仕事から何を学んだのか?

・その経験を普遍化すると、どのように活かせるのか?

・自分に何が合う・合わないことがわかったのか?

・自分が最高の力を発揮できたのはどんなときか?(249pより引用)

 

 

これを指標に定期的に棚卸をすることを僕もオススメします!

 

これは会社にも個人にも使えるものだと思いました!

 

 

著者も何回もこの本で言っていましたが、過去の経験や事実そのものは強みか弱みかなんてありません。

 

それを強みとしてどう活かすか?ということが大切です。

 

 

そのことが次のStrength(強み)につながっていきます。

 

 

 

自分の強みとは何か?(Strength)

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自分にしかないものがわかったら、それが強みになりうるかを考えます。

 

 

この本に書かれていたとても印象に残った言葉があります。

 

 

『強みは弱み、弱みは強み』

 

 

 

何回も言いますが、経験や事実はそれそのものには意味がありません。

 

それに意味づけをしていくのです。

 

 

強みは弱みにもなり、弱みは強みにもなります。

 

 

例えば同じ業界で、売上・社員規模の小さな会社と大きな会社があります。

 

一見、大きな会社のほうが有利に見えますが一概にそうとは言えないですよね。

 

 

例えば、スーパーマーケット業界だとイオンは業界最大手ですよね。

 

製造する量も多いので、良い商品を他のスーパーより安く作ることができるでしょう。

それは強みです。

 

しかし、地方ではイオンよりもその地方にしかない小型スーパーが人気な場合もあります。

 

それは地元密着という強みがあるからです。

 

規模が小さいという事実を強みに活かすのです。

『安い商品を作る』という戦場で戦ってはイオンには勝てません。

『地元の人に密着する』という戦場で戦っているから勝てるのです。

商品の値段は他のスーパーよりも高いかもしれません。

しかし、地元の素材を使った商品が地元の人に愛され、人気が出る。といったこともあるのです。

 

 

自分の経験や事実をどのように強みに活かすのか?

一見弱みにみえるような要素も強みになりえるのです。

 

 

 

誰の役に立ちたいのか?(Customer)

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誰のために仕事をして、誰の役に立ちたいのか?

 

ターゲットの顧客を考えます。

 

 

年代によってニーズが違うでしょう。

 

ニーズをまず分けるのです。

 

マーケティング用語で『セグメンテーション』といいます。

 

自分が戦っている戦場(業界)にはどんなニーズがあるのか掘り起こす作業です。

 

 

そこから、ターゲットを決めます。

 

そのターゲットは、『自分らの強みが最大限に活かされ、それを求めている人』です。

 

価格より質を重視した居酒屋は大学生をターゲットにしても失敗するでしょう。

 

 

逆を言うと、このターゲットが決まると自分が戦うべき戦場が決まります。

 

自分の強みが活かせる顧客ターゲットが定まったら、その戦場を選びましょう。

 

 

どの業界でも世界一になれる企業なんてないし、どんな得意分野でも世界一になれる個人なんていません。

 

 

自分の強みを理解し、ありがたく感じてくれる人をターゲットにしましょう。

 

 

自分の独自資源や強みをどう顧客に伝えるか?(Selling message)

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今まで紹介した要素をターゲットに伝えないといけません。

 

 

伝わらなければ強みも活かされないし、よいものを提供できません。

 

 

そしてそのメッセージに一貫性がないと顧客は納得しません。

 

 

「御社の業界では、競合はA社でその競合と比較すると御社の強みは△△で、それはこの世代のニーズが求めているからこの商品を出すのか!」

 

と一貫性を持たせて取引先を納得させないといけないということです。

 

 

会社だけではなく個人でも同じことが言えると思います(^^♪

 

 

まとめ

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この本に書かれている戦略BASiCSはどの業界のどの仕事にも活かせる非常にわかりやすい指標だと思いました。

 

 

私は3カ月から半年に1回、自分の会社と自分の個人のBASiCSを見つめ直します。もう何十回とやってはいますが、それでも、「よし、今やるべきことはこれでいいんだ」という確信を得るために行っています。(274pより引用)

 

 

筆者も実施しているように定期的な見直しが大切だと思います!

 

 

僕も自分の会社について考えてみます(^^)

 

 

また会社だけではなく自分の人生においても棚卸をしてみようと思いました。

 

 

自分の人生戦略を考えて、自分の人生をより良いものにしていきます!!

 

 

この本を読んで間違った戦場や戦い方をしてしまうと成功できないなという教訓も学びました。

 

 

じっくり考えていきたいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

 

 

 

 

ひとりでも多くの人に読んでもらいたいと思いました(^^♪

 

 

ではまた。

ざす。